Juno

note、はじめてみました。 気ままに書いてみます。 私のnoteが、いつか誰かに届き…

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note、はじめてみました。 気ままに書いてみます。 私のnoteが、いつか誰かに届きますように。

記事一覧

【明日から花屋で働かせてもらう Day.2】今週のお花🌼

残暑の厳しさに参ってるうちに、気がついたら秋めいていた。 夏が終わってしまうのは寂しいけれど、底抜けに晴れた秋の空も好きだ。いつもよりも空気が澄んでいて、青い空…

Juno
10日前
7

【明日から花屋で働かせてもらう Day.1】無賃お手伝い初日

はじまり 休日、朝9:30にお店に向かう。 緊張しながら、入り口を開けて「おはようございます!」というと、優しい顔でオーナー、店長、かよさんが待っていた。 エプロンに…

Juno
2週間前
10

明日から花屋で働かせてもらう Day.0

なんのために生きているかわからないと思った。 社会人になるために、働き始めた会社では3年目になっていた。人にはとてつもなく恵まれたけど、仕事には情熱を注ぎきれな…

Juno
3週間前
22

純粋すぎたあのひとは -オノ・ヨーコ『どんぐり』

オノ・ヨーコの詩集『どんぐり』に出会ったのは、図書館の棚だった。 彼女の詩集では、ジョン・レノンのイマジンにインスピレーションを与えた『グレープフルーツ・ジュー…

Juno
2か月前
4

私が本を読む理由

本というか、活字を読むことが苦手だという人と付き合っていたことがある。幼い頃から、文章を読む習慣がなかったらしい。その代わり、自分自身の経験から物事を深掘ること…

Juno
3か月前
25

好きな文章はありますか。

私はあります。結構たくさん。小学生の頃からなんとな〜く好きでしたが、社会人になってから意識してまとめ始めたノート(p.240)は3冊目に突入しました。 本も映画もなん…

Juno
3か月前
4

明日も頑張りたいあなたに、漫画『サプリ』を

全・働く女子にオススメです。もちろん、働く男子にも。 この漫画に出会ったのは、社会人一年目の冬でしたが、うつくしい作画と力強いストーリー展開に一気に引き込まれた…

Juno
3か月前
3

まるで甘ったるいリキュールのような

 ただ、肌に触れたいと欲情することから始まる恋もある。  むしろそっちの方が人間として自然ではないかとさえ思う。  それなのに、私たちは頭で考えすぎることが多い。…

Juno
3か月前
4
【明日から花屋で働かせてもらう Day.2】今週のお花🌼

【明日から花屋で働かせてもらう Day.2】今週のお花🌼

残暑の厳しさに参ってるうちに、気がついたら秋めいていた。

夏が終わってしまうのは寂しいけれど、底抜けに晴れた秋の空も好きだ。いつもよりも空気が澄んでいて、青い空は遠くて、遠足にでも出かけたい気持ちになる。

そんなこんなで、お花屋さんのお花記録🌼💫
もし、良ければいいねください🥰

コニカルブラックナス科トウガラシ属
原産地は中南米。黒くてモダンなお花。ドライにはならないけれど、花束でもよ

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【明日から花屋で働かせてもらう Day.1】無賃お手伝い初日

【明日から花屋で働かせてもらう Day.1】無賃お手伝い初日

はじまり
休日、朝9:30にお店に向かう。
緊張しながら、入り口を開けて「おはようございます!」というと、優しい顔でオーナー、店長、かよさんが待っていた。

エプロンに着替えて、いよいよ働く!というとき、ガチガチでいた私に、「緊張してる?」と笑顔のオーナー。元気よく「はい!」と返事してしまった。でも、そのおかげで、緊張がほぐれた。

「初日は流れで教えるからね、花のことだけやなくて、花屋で働くこと

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明日から花屋で働かせてもらう Day.0

明日から花屋で働かせてもらう Day.0

なんのために生きているかわからないと思った。
社会人になるために、働き始めた会社では3年目になっていた。人にはとてつもなく恵まれたけど、仕事には情熱を注ぎきれなかった。配属先の関西は自由な空気が好きだけど、家族や友達と会えない寂しさが募った。そんな時、好きだった恋人にも振られた。

ふと、単純に、なんのために生きているかわからないと感じた。
死にたい、ではなく、なんで生きているんだろうと、心から疑

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純粋すぎたあのひとは -オノ・ヨーコ『どんぐり』

純粋すぎたあのひとは -オノ・ヨーコ『どんぐり』

オノ・ヨーコの詩集『どんぐり』に出会ったのは、図書館の棚だった。
彼女の詩集では、ジョン・レノンのイマジンにインスピレーションを与えた『グレープフルーツ・ジュース』のほうが有名かもしれない。でも、私が最初に出会ったのは『どんぐり』だった。

『どんぐり』はオノ・ヨーコが82歳のときの詩集で、『グレープフルーツ・ジュース』がまさにセンセーショナル、簡潔で洗練された作品集であるのに対し、『どんぐり』の

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私が本を読む理由

私が本を読む理由

本というか、活字を読むことが苦手だという人と付き合っていたことがある。幼い頃から、文章を読む習慣がなかったらしい。その代わり、自分自身の経験から物事を深掘ることに長けた人だった。彼は、どんなことでもなぜかと問いかけ、本質的なところまで追及する癖があり、いつでも自分の言葉で話すことができた。彼の言葉は、物事にはっきりとした輪郭を与え、その度に私は自分の曖昧さを思いしらされた。

私は、幼い頃から本が

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好きな文章はありますか。

好きな文章はありますか。

私はあります。結構たくさん。小学生の頃からなんとな〜く好きでしたが、社会人になってから意識してまとめ始めたノート(p.240)は3冊目に突入しました。

本も映画もなんとな〜く好きですが、鑑賞後に振り返ったときに、「心に残った言葉」や「作品のキーになっている言葉」を探すことが特に好きです。(読み返すことも好きです。)共感してくださる方も多いのではないでしょうか?

好奇心旺盛だけれども飽き性な私で

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明日も頑張りたいあなたに、漫画『サプリ』を

明日も頑張りたいあなたに、漫画『サプリ』を

全・働く女子にオススメです。もちろん、働く男子にも。

この漫画に出会ったのは、社会人一年目の冬でしたが、うつくしい作画と力強いストーリー展開に一気に引き込まれた記憶があります。

なんだか疲れたなってときに、やっぱり仕事がんばりたいなという気持ちにしてくれる、おかざき真里さんの漫画『サプリ』を今日は紹介します!

あらすじ
 広告代理店の制作局で働く27歳のOL、藤井ミナミ。仕事に奔走する日々の

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まるで甘ったるいリキュールのような

まるで甘ったるいリキュールのような

 ただ、肌に触れたいと欲情することから始まる恋もある。
 むしろそっちの方が人間として自然ではないかとさえ思う。
 それなのに、私たちは頭で考えすぎることが多い。

 生まれも育ちも、趣味も嗜好も違うのに、好きになると予感するのに2秒もかからなかった。全く好みの顔ではないのに、私に向けられた笑顔を見たときには恋に落ちたことを確信した。その肌の温度を知ったときにはすでに、次に触れる瞬間を待ちきれない

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