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詩集

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頭で読むというより"こころでよむ"。かんたんで、ありのままで、ほんわかと。そんな詩たち。
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詩「重なり、波打ち、かすむ鼓動」

詩「重なり、波打ち、かすむ鼓動」

鼓動を置く。
その上にさらに鼓動が重なる。
共鳴しあって
新しい音を知る。

鼓動を置く。
その上でこんどは鼓動が跳ねる。
ぴょんっと飛び
新しい場所を知る。

鼓動は進む。
その先でどんどん鼓動が波打つ。
早まるスピードの中
新しい夢を見る。

鼓動はめげる。
その先もけっして鼓動は止まらない。
息を切らして
新しい絶望を知る。

鼓動は思い出す。
その先でゆらゆらと鼓動は揺れる。
ぬるいまどろ

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詩 2021/2/19

詩 2021/2/19

なんとなく、好き。
なんとなく、嫌い。
そんな、なんとなく。
わたしをどこまでも
つれていく
"なんとなく"。
あそこに行こうかな
あのひとに連絡しようかな
なんとなく。
あ、この曲すきだな
あ。このひといやだな
なんとなく。
"なんとなく"にどこまでも
ついていく
日常に。夢に。あなたに。わたしに。
なる。
運命に。必然に。偶然に。
つながる。
確信に。予感に。願いに。
変わる。
悲しみに。喜び

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詩  2021/2/20

詩 2021/2/20

あのひとも生きている。

関わることのなくなった
あのひとやあのひとやあのひと

sns上ですらつながっていない
あのひともあのひともあのひとも

いま。どこかで。生きている。

わたしのなかではもう消えたひと
もう現れない登場人物。

けれど。どこかで。生きている。

悲しくて泣いているかも
可笑しすぎて笑い転げているかも
ぼーっと佇んでいるかも

あなたにとってわたしもそう。

もう関わらない

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