詩 2021/2/20
あのひとも生きている。
関わることのなくなった
あのひとやあのひとやあのひと
sns上ですらつながっていない
あのひともあのひともあのひとも
いま。どこかで。生きている。
わたしのなかではもう消えたひと
もう現れない登場人物。
けれど。どこかで。生きている。
悲しくて泣いているかも
可笑しすぎて笑い転げているかも
ぼーっと佇んでいるかも
あなたにとってわたしもそう。
もう関わらない登場人物。
けれどわたしも。いま。生きている。
遠くからだんだんと近づいてくる
バイクの音
今日見た映画の余韻
なんとなく悲しいような
でも、すこし優しい、
そんないまを。生きている。
あなたの中からは消えたわたし
もう現れない登場人物
けれどわたしも。生きていく。
***
なんかふと思い出しました。
SNS上でもつながっていない、連絡先も知らない学生時代のころのクラスメイトとか、バイト先でちょこっと関わっただけの先輩とか。
結構その時は濃く絡んでいたひとも。
挨拶すらしたのかあやふやなひとも。
この世界のどこかで生きているんですよね。
別にまた会いたいとか
生存確認をしたいとか
そういうわけではありません。
ただどこかできっと
がんばっているんだろうなあと思うと
ちょこっと和むというか。
うーんなんでだろう。
でもみんなそうなんですよね。
みんな。生きている。悩んだり楽しんだりしながら。
直接関わることがなくなっても
いまこうしてわたしがふっと"あの頃の登場人物"として思い出すように
もう会うことがなかったとしても
そして仮に、もし、万が一、生きていなかったとしても
こうしてわたしの中で
生きている、んですよね。
そしてだれかのなかでも
わたしが
"あの頃の登場人物"として
生きている。。かもしれない。
(死んでいる場合もあるかもしれませんw それはつまり思い出さないってことですけど)
なんだかそう思うと
ふわふわした気分になるというか、
視野が広がる感じがあるというか。
うーんうまく説明できません。
もっと勉強します。
おやすみ💤
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