臨月初のエコー終了。退院&普通分娩となるか?
本日、臨月初のエコー。
先週は医師から「逆子、羊水も26とまだまだ多いから入院継続ね」と言われていた。胎児の体重も2300gちょい。ああ、ドキドキする。逆子治ってるといいなぁ。
今日のエコーでは、医師から「頭位に戻ってるね」と言われ、ほっと一息。
ただ、ここまでコロコロ赤ちゃんの位置が変わる場合、普通分娩だと急に逆子に変わってしまうこともあるため、結局帝王切開になる可能性が高いとか。そして、赤ちゃんの向きが変わりやすいのも、羊水が多いのが原因だそう。
「羊水もね、今は23。正常に戻ってきたね。
ただ、まだ頭の方に羊水が溜まってて、これが減らない限りは赤ちゃんの位置が落ち着かないかもしれない。
頭がしっかり下の部分にカポッとおさまって、赤ちゃんの位置が落ち着けば普通分娩も可能かな。
もしこのまま頭位が落ち着けば、その時はやっと退院できるね」医師はそういって、私のお腹を優しく撫でてくれた。思わず、視界がパァァと明るくなる。
今のところ帝王切開予定ではあるものの、もしかしたら普通分娩が出来るかもしれない。
そしたら、夫念願の立ち合いも叶うかも?
「わぁ、やったー!」と、まだまだ決定事項でもないのに声を上げてしまうゲンキンな私。
↑動画では、口に指を入れてペロペロする姿が確認できました。このような仕草がエコーで見れるのは、かなり珍しいみたいです。
すでに現在、入院29日目。
明日、明後日でちょうど1か月入院することとなる。
ご飯も決して美味しくないし、おまけに毎日毎日血糖値測定のために1日7回指にぷすっと針を刺される。指には、無数の針穴がいっぱい。
↑こんな感じの病院食が、延々と続くんですよ。
毎週月曜日は、朝の5〜6時に採血。なかには、オシッコをしたら透明のタンクにただひたすら入れ続けるという貯尿検査なんてのもあった。
さらに、尿、便の数は全て正の字でメモして看護婦さんにチェックしてもらわなければならない。
便が出ないと「下剤出しますね」と言われ、飲んだら飲んだで薬が効きすぎて下痢と吐き気に襲われるなんてこともあった。
貧血の薬が原因で黒すぎる便がでると、看護婦さんが2人がかりで「写真撮っていいですか?」と言って携帯でパシャリ。
マジマジと私の便写真を見て無言の看護婦さん達を見るなり、恥ずかしさで穴を掘って埋もれたいとどんなに思ったことであろうか。
そんな日々が続くようになると、やがて私は色んなことを諦めるようになった。入院の身である限り、スタッフに常時管理させる日々が続く。
目の前の出来事を素直に受け入れ、ただひたすらお産の時を待ち続ける。今の私にできるのは、ただそれだけ。
そもそも最初は「羊水過多と妊娠糖尿病で、このまま家で破水してしまうと母子共に危険」と言われていたのだ。
2人の命が助かるのであれば、なんとか耐えられる……はず!胎動がどんどんしっかりするたびに思う。
この子は、とにかく外に出たがっている。だから、なんとしてでも外の世界に出来る限り健康な状態で出してあげなければ。
そのためにも。我慢、我慢よ。私!あと少し。あと少しだから。
もうすぐ娘に会えるし、好きなご飯も食べられるようになる。だから、もう少しの辛抱だ。頑張ろう。
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