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感想が感想を呼び、山手線は続くよどこまでも。いただいた感想文&作品を紹介

 おはようございます。フリーランスのライターとして活動している、みくまゆたんと申します。

 先日、東京へ二泊三日の観光旅行をしてきました。

 宿泊したホテルは、銀座の中心地。エレベーターで遭遇する方は、ほぼ海外の富裕層ばかり。

 エレベーターでは、終始「ソーリー」「センキュー」と、簡単な英語のやり取りをしつつも、他のお客さんがエレベーターを去った後に「コミュニケーションの仕方、あれで合ってるのだろうか?」と、心配になりました。

 とりあえず、海外のみなさん、我が娘を見るなり「オー!かっわいー!」「ベリーキュート」と言ってくれたのが救い。別に喋らなくてもいいんだけど、話しかけられるとせめて最低限のコミュニケーションは取りたいなというか。英語、もっと勉強しておけば良かったと後悔しています。

銀座の街を歩いても、海外の方が多い印象を受けました。

 家族全員が、エルメスの100万円以上するようなカバンをかけてたりしてて。(顧客しか紹介されないミニケリーとか色々)

 東京都庁の「ゴジラ プロジェクトマッピング」を見た時も、周りはほぼ海外の方ばかりでした。

娘と私

 強いものには巻かれろ。間違ってないかもしれないけれど。確かに、今の日本だと、豊かな国のインバウンドに頼ることは悪くないかもしれない。

 ただ、私は日本人として、ちょっとだけ虚しさを覚えました。国民一人一人が、豊かに暮らせる国になるといいなぁ。

 さて、また前置き長くなりました。今回は、作品の感想をいただいたとーとさん、蒼龍葵さんへの感謝と、作品を紹介します。

①心が疲れたら、とーとさんの短編に癒されて栄養補給したい/とーとさん「はざまの街で(短編集)」

noterのとーとさんからは、お仕事小説部門に応募中の「それは、パクリではありません!」の感想をいただきました。

 嬉しかった感想(感想とコメントも含む)もいくつかいただいたので、恒例行事として紹介させてください。

 小説を読んでいるというより、漫画を読んでいる感覚。

 映像が見えるのではなく、コマ割りの中の絵が見える。なんだか不思議な感覚。

 そして、裁判になったら勝てるように頑張るぞー!ってところで終わる。

 続き、書いてくれますよね?(笑)読みたいなー、続き(笑)この2人の行方も気になる。恋に発展しますよね?(笑)

感想文より

ボクはnoteにショートショートもアップしているので、そのアイデアをもとに、より面白い作品を書かれる可能性もあるなーとか思っちゃいました。
ちょっと今後のことを考えちゃいますね。
逆に今まで考えていなかったのが迂闊なくらい。

この作品はそういう問題提議として重要だと思います

こちらは感想のコメントで、嬉しかったお言葉です

 嬉しいお言葉の数々、ありがとうございます。続編希望の声をたくさんいただいておりますが、そのためにはより一層のリサーチ、勉強、取材あたりが必要になりそうです(切実)

 大事な問題だからこそ、しっかり向き合いたいし、問題提議し続けていきたい。時間をかけてリサーチして、続編をいつかみなさんにお届けできるよう。精進します。

 実はちょうどこの紹介記事の前に、とーとさんが花丸恵さんの作品の感想を書かれていて。それを読んだ後だったので、目ん玉飛び出そうになるほどびっくりしましたよ!

 花丸恵さんは今回の創作大賞応募作品で、はじめてエッセイ「おんなは股関節」を拝見させていただきました。見た途端、全身に電気がビリビリと走りましたよ。

 ↑私が度肝抜いた作品

 短いながらも、言葉選びのセンスがずば抜けているというか。この方は、いつか絶対売れるであろう。(私は審査員か)

 あの作品を見てから、彼女は私の中で「憧れの存在」となりました。

 そんな花丸恵さんの作品の感想の「次」なので、緊張しましたよ。

 紅白歌合戦で例えるなら、宇多田ヒカルやadoが歌った後に「はい、みくさん!歌ってください!」という感じですね。緊張するけど、武者震いもしました。憧れの方の次に紹介されて、嬉しかったです。

 とーとさんのお声がけで、「とーとさんの記事を見て読みました」といってくださった方もいて。

 とーとさんのお陰で、エスせんさんも読みにきてくれました!本当に嬉しかったー!ありがとうございます。

 さてこちらでは、とーとさんの創作大賞応募作品「はざまの街で」を紹介します。(連作短編となります。)

 ストーリーは、疲れた魂が生まれ変わるために存在する「はざまの街」が舞台。第一話では、複雑な境遇を抱える男の子のストーリーがメイン。

 物語の登場人物である志郎、龍ニの会話のテンポもよく、会話の中でいろんなエピソードが盛られているのも面白いです。

 人生は楽しいことばかりじゃないし、魂や心が疲れることもある。

 インターネットでは、複雑な境遇で生まれ、乗り越えてきた方が「環境に負けるな」と訴えたりもする。もちろん、それは悪いことじゃない。ただ、勇気ももらえる反面、心が弱ってる時、パワーがない時は「どうせ自分なんて……」と、卑屈になってしまうこともある。

 そんな時は、ほっと安心できるような、寄り添ってくれるような物語があると、誰かの救いになるのかもしれない。あったかくて、優しい物語が好きな方にぜひおすすめです。

②全ての地獄を感じてる人に、見て欲しい。そして、熱量の高さと、どこまでも媚びないスタンスがかっこいい/蒼龍葵さんの「地獄から這い上がった先に見たもの」

 蒼龍葵さんには、小説とエッセイの2作品の感想をいただきました。

 感想のタイトルは「みくまゆたんと創作大賞2024」となっており、並ぶ言葉が強すぎて、「わっ、私でいいんですか……?」と怖気付いてしまったのですが。嬉しいですね。なんか、葵さんと共に創作大賞を歩んできた感じがします。

感想というより、ほぼラブレターというか。猛烈に嬉しいです!人からラブレターもらったことないので、めちゃくちゃ嬉しい。本当にありがとうございます。

今回も、嬉しい感想を紹介していいですか?

あなたは、最高のライターです。自信があろうとなかろうと、私という一般市民Aを救ってくれた文章をたくさん世に出してくれたこと。誇りに思ってください。

エッセイの「息するように書く〜」の感想

もはやこの作品は完結後のその後まで二次創作が出来るんじゃないか?ってくらい映像ばっちこいですね。

それはパクリではありませんの感想

毎度毎度ただの1ファンの一人ですが、みくまゆたんの作品は元気を与えてくれるものが多くて大好きです(声を上げて言う) 

 私は自他共に認める感情の起伏が激しいタイプなので、沈んだ時にみくまゆさんの作品を読むと気分がアゲアゲになる(なんで突然ギャル?)

 ご本人様は全く意識していないのかもしれませんし、あちこちに気配りの出来るかただからこそ出来る芸当なのかもしれませんが、私はみく姉さんの活動により救われております。

みくまゆたんへの感想というか、ラブレターと受け止めてます!ありがとう!

 実は私、人生生きててそんなに褒められたことがなくて。

 そもそも創作大賞に応募したのも、仕事で自信喪失していたからこそ。ぶっちゃけ、もうライター続けられないかも。そこまで落ちてました。

 私の人生は褒められたものではなく、むしろ人から弄られて生きてきた人生です。

 あとは、この人は何を言っても怒られないと思われると言いますか。優しい人っていわれる一方で、雑に扱われることもしばしば。怒らないけど、そういう気持ちって人に伝わるんですよね。

 弄られるのも愛されキャラだからとか言いますけど、時には行き過ぎたものもあり……。弄られるのは嫌いじゃないけど、時には人として認められたい。褒められたいと思うことは、なきにしもあらず。

 そんな時に、蒼龍さんはばちくそ褒めてくれるので、自信をめちゃくちゃ取り戻せました。本当に、ありがとうございます!

今回、蒼龍さんの作品で紹介するのは、こちらです。

 人生、いいことばかりじゃない。天国もあるけど、時には地獄を見ることもある。

 天国に滞在している方は「辛いことを乗り越えれば、いつかきっといいことがある」と、簡単に言う。でも、その方と地獄に滞在している方が抱えているものの大きさ、背景には違いがあったりする。

 昔、友達から「家族に感謝しなきゃ」と何度も言われたことがある。

 もちろん、家族に感謝はしている。ただ、すぐ即答できなかった。そんな私を見て、だから結婚できないだのと言われたことは数しれず。悔しいけれど、何不自由なく暮らしてきた人ほど、自分を幸せにしてくれる人を選ぶのが上手い。

 そして人生を拗らせてきた私は、同じような人を引き寄せる、または大切にしてくれそうにない人の背中ばかり追いかけ続け、恋が進まなかった。

 今のパートナーは、自分と180度違うタイプだ。これまでの好みとも異なるので、結婚相手を友人に紹介すると驚かれた。

 彼の周りの家族、職場の人もみんな温かい。人が抱えがちな卑屈さが、1ミリもない。あたたかい人に囲まれ、すくすくと育った人。

 そんな人、この世に本当に実在するんだって思った。

 夫は、これまで育ってきた環境への感謝が自信と愛に繋がっていて、根本的にポジティブな人だ。彼は魅力的だと思うし、人からも好かれる性格だ。

 ただ、時折ネガティブな話をしても簡単に跳ね返されてしまう。それが彼の良さでもあり、私の寂しさでもあるのだけれども。

 自分とは違う生き方をしている方で、時には眩しさすら感じる。自分が不幸と感じた時、人は眩しいものに目を向けようとはしない。

 それは、自分が辛くなるからだ。

 でも、ずっと幸せを避けていては幸せがどんどん逃げていく。だからこそ、私はマインドを変えた。私は、幸せになるんだ。そう覚悟したから、少しずつ運命が動き出したと思う。

 ただ、自分がそこそこ苦労人であることで、良かった点もある。それは、人にはそれぞれ葛藤や、乗り越えてきた背景があるのだと理解できたこと。

 私は、蒼龍さんのエッセイとは少し違う人生を送っているが「いろいろあったかもしれないけれど、生きててくれてありがとう」と、声をかけられる。

 そんな言葉を誰かに伝えつつも、もしかすると自分が救われるために、誰かにかけている言葉かもしれない。私も、誰かに「生きててくれて、ありがとう」と声をかけられたいのかも。そんなことを、ふと思いました。

 上手く説明できないけれど、素晴らしいエッセイをありがとうと。ここに、蒼龍さんを讃えたいと思いました。

 蒼龍さんは、プロフィールにもみくまゆたん愛を書いてくださりました。

 私はインフルエンサーとかではないので、人のプロフィールに参加するの初です(笑)

 これからも、自分らしく。誰かの心にそっと寄り添うような文章を書けたらいいなと思います。本当に、ありがとうございます!

【追伸】あとがき集の募集


 今、noteで「創作大賞に応募した作品の、あとがきを一記事にまとめませんか?」と声をかけた所、いつくか応募していただきました〜!

参加方法は #創作大賞2024あとがき集  とタグつけて、あとがきを紹介するだけ。

きっかけは本田すのうさんの記事ですが、私が他の方の想いや、あとがきを読みたいだけで考案しちゃいました。セコいので、アマギフのプレゼントとかはなくてすいません。(汗)

参加方法

↑詳しくはこちら

 ある程度まとまったら、ちゃんと紹介したいな……。みなさん、熱量が凄くて。創作大賞云々というより、人生を振り返る力の高さに圧倒されています。

【7/16時点で、頂いたあとがき集】

 みんな、色々抱えて頑張ってきたんだなぁ……。自分だけじゃないんだなぁって思えて、嬉しかったです。

 自分のことって、案外冷静に振り返るのって難しい。みなさん、客観的に人生を見つめていて、素敵だなぁと思いました。本当に、ありがとうございます。

締め切りまで、あと少し。ラストスパートまで、頑張りましょう!

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