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創作大賞2024投稿作品あとがき

 今回は推しのライターみくまゆたん姉からの企画に便乗させていただきます。

 私の小説観点が殆どですので、お時間の許す限り興味のある部分だけどうぞ(ってそもそもくる人が少ないから無いかw)

 企画発案のみく姉です!まずはここを読んでね♡


創作スタンス


言いたいことを腹に溜めない


 私はあちこちに何度も書いているが、一切忖度はしないので好きなものは好きだし嫌いなものは見ない。読んでてもつまらないと感じたらそこで読むのもやめる人間だ。

 例え相手がプロの人間であっても矛盾を見つけたらそこに何か言う。
 例えぼへ〜っと呟いた内容であろうとその先にいる誰かが傷つくような言葉だったり、その人自身の評価が下がるような言葉を吐いていたら遠慮なく指摘する。
 ただしどうでもいい人に対しては何も言わない。そんな時間は勿体無い!

 当たり前だが人間の活動時間はどう足掻いても1日24時間は変わらない。
 その中でリアル時間を削り、睡眠を減らし家事をさくさくこなし、子供を寝かしつける。ママさんライターさん達には頭が上がらない。本当、この整理された日常をどうやってるのか一度お邪魔したいよ。
 私なんて10時間職場と通勤に拘束されているだけで何泣き言言ってるんだ?と言われそう。残り時間12時間あるじゃん!ってさ。せめて職場で携帯使えればいいんだけど……。

当たり前だけど基本の基本

 小説において大切なのは読者目線に立つこと。なので、当たり前だが「登場人物の整理」は必須であり、1話からごちゃごちゃモブ含め最後まで数えきれない人数を出してくるのは論外だと思っている。
 話が進むにつれて人数が増える。でも読者がキャラを整理できなければそれ以上先はない。これは多分私の永遠の課題。(自戒も込めて残す)

キャッチーな展開


 小説の読み手を引き込むにはあらすじのパンチ力、この先の展開を予想させてもいい意味で裏切ること。先がわかってしまう展開よりも、こう来たか、と思わせる手法の方が読者が来る。

 私の得意ジャンルはファンタジーだ。これは昔から1ミリも変わっていない。ではファンタジーとは何か。

「fantasy」の意味
「fantasy」は、空想や想像力によって生み出された物語や世界観を指す言葉である。また、現実とは異なる非現実的な要素が含まれたフィクション作品やジャンルを指すこともある。例えば、魔法や神話の生き物が登場する物語は、ファンタジーと呼ばれることが一般的である。

weblio辞書より



 つまり、現実からかけ離れていることは全てファンタジーに該当する。
 奥が深い。だからこそファンタジーは投稿作品が多く、その中からダイアモンドの原石を探すのが大変だ。

魂が震える作品を求めて


 今回noteを漁ったのは忖度無しでクオリティの高いファンタジーがあるのか?を探したのもある。
 実際、辻村氏との合作置き場としてどうしても2人の名前を作者欄に載せたいのに、それが叶う方法が見つからなかった。小説サイトの検索は50を超えた。
 どこもメリットとデメリットがあり、忖度無しだとどこもヒットしないかも知れない。

 noteにレベルの高い作品があるのかなんて最初は全く見ていなかった。ただ、そんなのは自分の検索の仕方が足りなかっただけ!
 まあ、出るは出るはレベルの高い詩、エッセイ。そんな中で偶然見つけた壮大な作品に触れた時に、こんなレベルの高いものがここにはあるのか……と正直驚いた。

 ジャンルはファンタジーではなく、恋愛小説。SFと恋愛とスケールの大きい壮大なファンタジーをがっつり盛り込んだ作品。
 ラノベタッチが嫌いな人でも入りやすいSF。世界観が少しでもブレたら指摘される厳しい世界での戦いに作者様をはじめ、数名のお仲間さんが全力でバックアップされていた。

 魂が震える作品が読みたい。

 これは私が辻村氏の作品に触れた時に感じたもの。今は忙しい時期なのでこの方の名前は出さない(バレバレですかね💦)が、この方の作品に触れた時、久しぶりに魂が震えた。
 そして私が感じた思いの丈をとにかく書いた。
 この作品を心に留める為に眠っていたルーズリーフを取り出して気になった部分をただひたすら書いた。それを思い起こしてこの時のこのキャラはこうなんだろうな、とあれこれ妄想して二次創作をするのが好きだった。

 創作は孤独だ。やはり書いても他と比較したり、誰にも読まれないとやっぱり私の作品はこの程度かと肩を落としたり一喜一憂する。
 この凄い作者様もそうだった。この方の何が凄いって、有名アーティストのように輝いており精力的に活動していてファンも多くてとにかく忙しい。
 そしてもっと凄いのが、チームとして成立しているお仲間さんとの協力により、最初に完成した作品がさらに色を帯びてまたさらに大作となっていた。
 「キャラが話す、俺がコントロール出来ないくらい勝手に動く」と辻村氏は以前私に教えてくれた事があった。
 最初は「そんなの当たり前じゃないか、なんのこっちゃ?」と思ったが、この作者様の作品を見た時に上記の辻村氏の言葉が理解できた。

 本当に面白い作品は、キャラが生きている。

 作者様でも驚くくらい、生き生きと動いて話す。だから、作者様でも驚いたり泣いたり笑ったりする。
 しかし面白くない作品は構成やストーリーがいかに良くてもキャラが薄っぺらい紙のよう。
 登場キャラが紙の作品を読みたいとは思わない。だから、読者をいかに惹きつけるかはパンチのあるあらすじと、3話目までのストーリーと思っている。
 自分もそうならない為にプロットとキャラの詳細な設定を練り上げていく。(再び自戒)

 ちなみに、自分の中にある“魂が震える“は喜怒哀楽も含まれる。
 ふとした隙間時間にほっこりさせていただいた某推しライターの方々のエッセイと小説には本当に癒しと「よし、今日も仕事頑張ろう!」という気合いをいただいた。これには感謝しかない!
 自分は対人間(しかも人生の大先輩)の仕事なので、モチベが非常に大事で毎日全力で笑わせにかかる。
 ──なので、このエッセイ達に出会えたことがこの期間中辛くてもしんどくても色々乗り越えられたと言っても過言ではない。

好きの数


 スキの数なんてはっきり言って当てにならない。別にスキが少なくても面白い作品は面白いものが眠っているし、それは残念だが日の光を浴びていなかっただけ。
 何とか推しの推しをがっつり漁ってダイアモンドの原石をまた見つけられたらいいなと思う。
 推しの推しのお陰でダイアモンドが色々見つかった。スキの数は当てにならない、と述べたがやっぱり面白いものはスキの数が多かった笑

 私はスキがゼロであろうとも、もしも通りすがりでもこれはいいな、と感じてくれる人が1人でもいたらその読者さんの為に頑張る。いつも私のところにこっそりスキをくれる熱烈な某方には感謝しかない!!

 今回自分が書いた投稿作品は6年近くからあたためてきた、その人の為に書き直して書いたもの。多分、私が苦手としている一人称視点と、恋愛小説部門という全く違う土俵に足を突っ込んでいるこの作品を最後まで読んだ人は1割も居ない。それでも私はもうここには居ないその人の為に書いた。

創作大賞2024


みくまゆたん様の企画に感謝♡


 本題に戻ろう。今回の創作大賞に対する熱量だが、作者様達は並々ならぬ思いで書いている。勿論、あまり大っぴらにしていないが私もそうだ。

 最初は本業が色々バタついて全然時間も足りないし、書いても中途半端になるかも知れない。こういうのは読み専でもいいかなと思っていたが、私の魂を震わせてくれた推しの某作者様書く壮大な話を読み背中を押された。

 命ある限り、やれる限りのことをしよう!

 と思い6年前から置き場がなくて悩んでいた作品を一から練り直してキャラの中にリンクして書き始めた。

 キャラに入る?こいつ何言ってるんだ?と思った人、それ正解。

 私の執筆スタイルは他の人とは全く違う。
 自分でも感性のものかきと自負しており、多分他の人はやらない方法で執筆していると思う。
 夢の中で推敲とストーリーを綴る方法。
 んなアホな!!と思うでしょう?でもこれを30年以上やってるんだわ。本当に面白い作品は夢の中で続きが読める。

 実際、デジャブは数100回を超えた。「あれ、この話私見たんだけど?」と昔、週刊誌で見た瞬間驚いた。なんと作者の書いたものを先読みまでしたらしい。
 作者の作品を先読みできるなら、自分の作品の未来も見えるんじゃないか?そう思い始めて創作にまた新しく着手した時に先が見えた。残念な事に、私は絵が上手く書けない。文字で起こせたら最高なのに、夢では本当にドラマ仕立ての画像だった。(手や体のパーツとセリフは好きな声優さんで脳内補完)
 「砂の城」は文字数制限の兼ね合いで後半ごっそり消した。だから後半のドタバタと伏線回収が足りなかったのも否めない。
 違うパターンの夢を見て、そっちに展開を持っていけばバッドエンドだった。読了感の悪い作品はつまらないのでハッピーエンド(ラストシーンは6パターン夢を見た)の結末は見えていたが、そのシーンに持っていくにはどれも文字数が足りなかった。
 パターンの推敲として、
  ⭐️砂浜で城の伏線回収(三万文字オーバー)
  ⭐️カナちゃんのお母さんが仮出所して忍達に詫びる、カナちゃんは母と幸せそうに施設から出て家に帰る。俺たちも帰ろう→ーーーへ。(二万文字オーバー)
  ⭐️そもそも刺されたのが麻衣で麻衣が生死の境目で死んだ父に会ってくる話、麻衣奇跡の復活からの告白に繋がる(展開が違いすぎて何と六万文字オーバーwww)
  ⭐️以前別作品で使っていたキャラが運営している喫茶店で結婚式(着地点、いきなりキャラが追加2人も出てきたので個人的にはどうにかしたい)
  ⭐️喫茶店で結婚式ではなく、雪が子供を産んだ後に麻衣と忍が結婚式会場をみているシーン。その後の会話が色々あるのですが割愛。オチはスキなんですが、いきなりラノベになったのでやめた。(これは脳内でしかやってない)
  ⭐️麻衣が忍に子供が欲しいというシーン。記憶の無かった忍の時に麻衣ちゃんを抱こうとして勃たなかったエピソードを入れていたが、作中でどうしようか最後まで悩んで悩んだ結果、歩くR指定葵の選んだ結末は『綺麗に終わろうぜ……』ということでこれも脳内のみで終わり。

 個人的にぽっと出の小野田夫婦は出すつもりはなかった。文字数的にと言い訳するならば、

「規約読めよ!きちんと収まるように書けよ!」

と言われるよね、お叱りはごもっとも。当たり前よ、感性のものかきに文字数制限はキツイ。
 例えば、推しへの読書感想を2000文字以内にしなさいと言われたら1週間は悩む。言葉削ってえんえん泣いて「いや私はエスパーじゃないからこの少ない文字じゃ多分愛が伝わらない」「どうせお前は語彙力ないんだからまずは短文で攻めろよ」「誰も喜ばないからそもそもやめたら?」なんて頭の中で3人の葵とガチ喧嘩するんですよ。
 いや、無理だ。推しへの愛は計り知れない。文字制限しないで!歩くR指定葵の入室拒否もしないで!(涙)

 はいすみません……来年はもっとパワーアップさせます!!(え?もう来年の話?)
 まだまだ直せるので、少しずつ改稿してAI画像ソフトにも出会えたのでもっと色々画像を取り入れて話にもっともっと華を添えたい。
 来年の「砂の城」はきっちりしっかり修正加えて14万文字以内で終わらせます。
 というか、砂の城ではなく、雨宮夫婦が夫婦になるまでの話がとてもエタっているので、来年はこちらをがっつり一から練り直して出すかも知れないな🤔
↑だから、恋愛小説キャラじゃないのになぜこれで戦おうとするのかwww

来年の抱負



 2025年創作大賞は、『ダンピールと血の盟約を完成させます!!』
 だから、なんで来年の話??笑



 夢は大きく、希望はでっかく🎵



 私は得意ジャンルのファンタジーで勝負したい。
 とある推し作者様チームの作り上げた壮大なSF恋愛ファンタジー小説を読み魂が震えた。この気持ちを忘れずにまた新たな作品に命を燃やしたいと思う。

興味ある方のみどうぞ

 今回投稿した作品は色々あるが、私が向けたのは“メディアへのチャレンジ“

 砂の城は現実を追求していかにヒューマンドラマとして確立するかを狙った作品。
 作品としての文章力は全然足りないが、兄妹というギリギリのギリギリまで攻めて、このキャラ構成には絶対的な自信を持っている。
 なぜこいつはこう喋るのか?このキャラは何を考えているのか?地の文で相当語った部分と、敢えて含みを残しているところもあり。
 ゴッソリ変えるパターンや、不必要な登場キャラを消すなら当然消せる人間も決まっている。今回投稿してよかった点は「スキの数とアクセス数」が目安になっていること。
 やはり自分の中でもこれが人気ない話か、と読み直してみるとやっぱり人ってどうでもいい日常展開はそんなにダラダラ読みたく無いんだよね。 
 ただ飯食ってる描写にせよ、それが美味しそうでやたら惹かれるものがあればいいけど、私にはそれが無かった。何人かその描写のうまい作者様の作品を見たが、持って行き方がうまい。
 飯を食って終わり、ではなく、その中に群像劇が展開される。キャラの脳内語りが足りなかったので、次回はもっと脳内論争をしてリトライする!!

 これが、私の魂を削って書いた作品じゃああああ!!!!(結局告知)

 いや、だって、ほら、反応が欲しいじゃん?←ここが腹黒
 すいません、また遊びました。最高の企画をありがとうございました!!

※みなさま今ラストスパートでばちくそ忙しいと思いますので、みくまゆたん様以外のお名前は敢えて伏せております!でもnoteで発掘させていただいた大切な方々のご縁のおかげでここまで完走しました!
 創作大賞が終わった後に1人でも「良かったよ」と言ってくれる方がいたらほんと嬉しい。(既に某方からご丁寧に感想を頂き、スクショに撮ってこっそり大分泣きました。ドン引きされるくらい泣いた。その方はあんなにも超大作を執筆されてて忙しいのに、ほんとうに感謝しかない。)

#創作大賞2024あとがき集

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