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映画フィルム1コマに「ポップコーンを食べろ」の文字を入れてみたら起きたこと•••【心理学】
読み切り目安:2分
こんにちは。ナポーンです。
今日は面白い心理学の話です。
1956年に、アメリカの映画館である実験が行われました。
それは、映画フィルムの一コマに
「コーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」
という文字を入れて上映するというものです。
ほんの一瞬の出来事なので、映画を観ている観客は文字をみたことに気づきません。
驚くべきことに、その日の売店の売り上げが、コーラが2割、ポップコーンは5割も伸びたのです!
いったい何が起こったのか。
実は、サブリミナル効果と呼ばれる不思議な現象が起こったのです。
残像現象を利用して、気づかれないように相手の潜在意識に働きかける。
そして、相手のアクションに影響を与えようとするものです。
つまり、さっきの実験では、瞬間的に「コーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」の文字を挿入することで、のちのちのお客の行動に影響が出るのかどうかを調べたのです。
そして、コーラとポップコーンの売り上げは上昇した。
当人は全く気づいていません。
きっと自分の意思でコーラやポップコーンを買ったと思っているでしょう。
それが潜在意識に働きかけるということ。
おもしろいですよね。
そういえば、オリンピック選手の1人の、
「自分が金メダルをとって、表彰台の一番上で手を振っている姿を思い浮かべる。」
という話を聞いたことがあります。
視覚的に残像をイメージすることでサブリミナル効果を得ることができるのかもしれませんね。
実際、1998年の長野冬季オリンピック大会では、サブリミナル効果が働いたのではないかと噂の実例が。
ただしっ!
サブリミナル効果は、興味深い内容なだけに話題だけが先へ先へと進んでしまう傾向にあります。
実際どれくらい人の行動に影響するのか、その研究はまだまだこれから。
雑学として知っておくくらいでいいと思います。
サブリミナル効果は「残像」がカギでしたが、目が疲れていると残像が残りやすいと言われています。
これは、網膜への強い刺激が視神経を興奮させ、この刺激がしばらく続くことで起こるらしい。(僕も知りませんでした。)
だからパソコンやスマホを長時間触った後影分身みたいなのが見えるのか。納得です。
最近スマホやタブレット、PCを使う時間が増えている人向けに、こちらの記事もあわせてどうぞ!
では今日はこのくらいに。
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ではまた明日の記事でお会いしましょう!
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