《前編》無能な上司や同僚に苛立たなくなる3つの考え方
【明日からストレスがなくなる思考法】
なぜ努力すればするほどに苛立ちは増していくのか?
人事制度や大企業病のせいにしてしまってはいないか?
〚苛立ちがすーっと消えた日〛
真面目で努力家な人ほど「頑張らない社員」「使えない社員」の存在に苛立ち、ストレスを抱えてしまうと思います。
私は優秀ではありませんが、成長と成果に対しては非常にシビアで、年々周りの能力水準や勤務態度に対しての不満は募っていきました。
「それすらもコントロールするのが優秀なマネジメントなんだよ」とかいうある種の精神論をよく聞きますが、私はあまり納得できずにいました。
やはり企業が営利目的である以上は「努力をしない」「無能である」ということはお客様と株主にとっての損失になり、結局は企業の業績に跳ね返ってきますから、そういう社員はステークホルダーの皆様のためにもリストラして然るべきだと考えていました。
もちろん、今でもその考えは持ち続けています。
経営とはそれほどシビアで覚悟が必要なものだと思っています。
お客さまファーストでかつ頑張る従業員こそ報われるべきだと感じていたりします。
しかしながら「頑張れば頑張るほど
周囲の変化のなさに対する苛立ちが増してしまうのには、いくつかの構造的な要因がある」ということに気付いてからは、その類の苛立ちは全くと言っていいほど感じなくなりました。
むしろ、そうした社員までも豊かにするべく行動していきたいとさえ考えています。
では、さっそく具体的な考え方を共有したいと思います。。
〚構造的に捉えて俯瞰して視る〛
まず、ストレスを解消する3つの考え方の結論です。
①評価とは相対比較の結果である
②パレートの法則に当てはめる
③ヒト=経営資源という視点を持つ
①評価とは相対的な比較である
〚自分が「出来る」ということは他者は「自分ほどは出来ない」という必然〛
②パレートの法則に当てはめる
〚いかなる組織も2割の社員が8割の成果を作る」という統計〛
③ヒト=経営資源という抽象化
〚人的リソースは感情をぶつけるモノではなく管理する対象である〛
これを見て「あ、なるほど、そういうことね。」と意味が分かるのであれば、既に経営視点で従業員を捉えられているということになりますから、記事は読まなくて大丈夫だと思います。
それぞれの具体的な説明は後編の記事で書きたいと思います。
《後編》無能な上司や同僚に苛立たなくなる3つの考え方 https://note.com/mem_yu/n/n21c7fc71c957
vol.29
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