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本屋行脚

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本屋を回った記録
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仙台本屋案内 5

仙台本屋案内 5

阿武隈書房仙台店仙台駅から愛宕上杉通を北上。通り沿いに今回訪れた阿武隈書房仙台店はあります。
「愛宕上杉通を北上」と書いてますが今回は火星の庭から向かいました。正確にはボタンを一度見に行ったら臨時休業だったので花京院の辺りから歩いています。
阿武隈書房、ボタン、火星の庭の3軒は非常に近い距離にあるので、歩いて行くのは結構楽だと思います。気象条件を考慮に入れなければ……

オープンはチラシ曰く202

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仙台本屋案内 6

仙台本屋案内 6

曲線大崎八幡宮から15分くらい仙台駅に歩く。正直なところ、るーぷる仙台で大崎八幡宮で降りるよりも、路線バスで八幡一丁目で降りるのがいいです。
「大崎八幡宮から15分くらい仙台駅に歩く。」と書いたのですが、今回は春日町からバスに乗って八幡一丁目で降りました。ものすごく楽です。

通りから1本入ったところに今回訪れた曲線はあります。なかなか古そうな、ではなく本当に古い建物でした。築120年くらいの古民

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京都本屋案内3

京都本屋案内3

※「京都本屋案内」自体はここが1軒目ではありますが、これより前に2軒紹介しているので、通しで採番しております。

佐々木竹苞書楼

 地下鉄の京都市役所前駅からすぐ。本能寺のほぼ対面に今回訪れた佐々木竹苞書楼があります。見るからに古い佇まい。「見るからに」というのではなく、実際昔からやっている本屋です。

店の外には均一棚はなく、和本が積まれていました。洋本で積まれているのは、京都に関する大型本や

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山形本屋案内 3

山形本屋案内 3

八文字屋山形駅の東口から歩いて15分くらいのところに、今回訪れた八文字屋はあります。

八文字屋は山形県内、宮城県内に店舗を持つチェーン店、今回は山形市にある本店を訪れました。
店内に入ると、1階が本屋、2階が文具売り場となっています。おそらく本屋以外で八文字屋をご存知の方だと、文具、特に万年筆のインクで知った方がいると思います。
オリジナルのインクを買おうかなと思ったのですが、受け渡しに時間がか

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山形本屋案内 2

山形本屋案内 2

紙月書房旧山形県庁、文翔館の裏手に、今回訪れた紙月書房はあります。

古本屋、というよりはブックカフェ、という表現が合っているかもしれません。店内入って右の棚には特集棚。今回は東京・江戸についての本が挿してありました。
また、山形の版元、「書肆犀」の本も置いてありました。こちらは新刊扱いなので定価販売。
奥に入っていくと棚がずらっと。小説などの白っぽい本から郷土に関する本まで幅広く揃っていました。

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山形本屋案内 1

山形本屋案内 1

香澄堂書店山形城近く、最上義光歴史館の向かいに、今回訪れた香澄堂書店はあります。
店のある辺りは現在の町名が「旅篭町」です。店の「香澄」は「香澄町」という地名があるのですが、これとの関連はわかっていません。聞き忘れました。

店内入る前、外には均一本がダンボールに入っていました。矢内原忠雄の本が置いてありました。
店内に入って正面は山形の郷土関連の資料。奥に行くと海外文学(推理系)。間の棚には本の

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秋田本屋案内 1

秋田本屋案内 1

乃帆書房千秋公園から旭川を渡って少し歩く。ねぶり流し館の近くに、今回訪れた乃帆書房はあります。
今回日曜日に遠征を始めたのも、ここに行くためです。
店内に入る。入って左側の棚にはzine、本の本や本屋本が。ここの本屋本はかなり数が揃っています。(本稿執筆時点)比較的刊行されてからすぐの『台湾書店百年の物語』やH.A.Bから出ている『あの本屋のこんな本』もありました。
また、本屋や図書館をテーマとし

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札幌本屋案内 5

札幌本屋案内 5

書肆吉成地下鉄北24条駅からバスで数分。揺られた先に今回の目的地である書肆吉成があります。建物は2階建て。入ってみると1階は文庫等が中心。螺旋階段を昇って2階に上がるとハードカバー系の本。北海道関連の資料や人文系の資料が豊富な本屋です。入り口近くにはガラス戸があり、その中に本棚が。こちらは均一棚です。

ここ、古本屋ではあるのですが、1階に水声社や夏葉社などの新刊を取り扱っています。これは数年前ま

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仙台本屋案内 4

仙台本屋案内 4

book cafe 火星の庭地下鉄を使うなら南北線の勾当台公園で降りて定禅寺通を東側へ行くと今回訪れたbook cafe 火星の庭があります。
火星の庭周辺は他にもボタン・阿武隈書房仙台店もあり、仙台駅から徒歩で手軽に本屋巡りができるエリアです。自分が訪れた時は大雨のため、バスを使っていました(ここの前に曲線を訪れていたので、大崎八幡宮からるーぷる仙台で定禅寺通市役所前で下車)。

さてこの火星の

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札幌本屋案内 4

札幌本屋案内 4

BOOK LAB.地下鉄北18条駅から北大方面に歩いたところに、今回訪れたBOOK LAB.はあります。大学が近いため、文学やその他学術書がメインかと最初は思っていました。棚をじっくり見ると文学や文化人類学、アイヌに関する本から小説、絵本など幅広いジャンルを取り扱っていました。店の中央の箱にも絵本が多く、子どもに向けて本を買う時に行くのもいいかもしれません。また、和書以外にも少々洋書を取り扱ってい

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経堂本屋案内

経堂本屋案内

ゆうらん古書店ヘッダー写真、経堂で撮り忘れました…今度行った時に撮り直して差し替えます。

経堂駅の北口から西方面(登戸方面)歩いて数分。今回訪れたゆうらん古書店はあります。

経堂というと、2019年に遠藤書店、2020年に大河堂書店と古本屋が閉店し、隣駅豪徳寺では2021年に靖文堂書店が閉店した地域でした。そこに2022年の9月24日にオープンした新しい古本屋です。

開店の花には音羽館だけで

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仙台本屋案内 3

仙台本屋案内 3

金港堂青葉通一番町駅から歩いて数分。サンモール一番町を南側に歩くと、今回訪れた金港堂はあります。
店に入る前には、「今週いちばん売れている本はこれです」というスペースがあります。

店内は3階建て。地下1階は専門書やコミックと岩波の本、1階は文芸、文庫新書や郷土関連の本、旅行関連などとなっています。2階はというと、どうやらイベントを行える場所となっているようで、サンモール古本市の会場になっていたよ

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松本本屋案内 3

松本本屋案内 3

アガタ書房人形屋が多くある飯田町と呼ばれるエリアに、今回訪れたアガタ書房はあります。

棚を見ると店舗左側は音楽関連書とCD、更にレコードが充実していました。中央は文芸関連。出版関連の本はこの棚にありました。右側は郷土関連。特に山岳書が充実していました。串田孫一の棚もありました。じっくり見るとなかなかに面白い本があったので、今回はそれらを購入。
話を伺うともともとは貸本屋をやっていたそう。店舗のH

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若葉台(横浜市)本屋案内

若葉台(横浜市)本屋案内

開店初日に行ってきました。

BOOK STAND 若葉台若葉台。と言うとおそらく北海道を拠点とするコーチャンフォーがある京王相模原線の若葉台を思い浮かべると思います。今回はその若葉台ではなく、横浜市にある若葉台です。
こちらの若葉台は、十日市場・青葉台・長津田・三ツ境・鶴ヶ峰・横浜からバスで行けるところにあります。週1本、南町田からもバスがあるそうです(免許維持路線)。
そんな若葉台に2022年

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