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[月イチ九州]#77(平戸)2度目の平戸、的山大島(あづぢおおしま)に渡る!

冬の名物、寒平目を食べに行った2019年1月の平戸旅。2度目の平戸は前回行けなかった場所にも行ってみたいと、平戸からフェリーに乗って的山大島に渡ってみることにしました。江戸時代の建物が残る町並を見に行きましょう!

最初に一番大事なことを言います。

お昼ご飯を持って行って下さい。ふらりと立ち寄って食べられるお店はありません。私もこれで痛い目にあいました。(ピンチをどう乗り越えたかは後述します)


的山大島(あづぢおおしま)に向かう

平戸港からフェリーで40分

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島の見どころ。的山大島=あづちおおしま、絶対読めない。

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島に着くとフェリー待合所で電アシ付レンタサイクルを借りて出発!(と言っても、貼り紙の携帯に電話して、その方が軽トラでバッテリーを運んで来てくれるまで待ち、と何事もすぐには進まない島時間。)


自転車で的山大島を巡る

港からは長い上り坂。電アシ付で良かった。早速、棚田ごしの海の風景に心なごみました。

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何層にも重なる島影が美しい。

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子牛!(夕べおいしかった平戸牛だ!!と喜んでいたら)

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お母さん牛に追い払われる。(すみません)

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神浦(こうのうら)集落で江戸時代の町並を見る

神浦(こうのうら)集落に着きました。(的山大島→あづちおおしま、神浦→こうのうら、読めない地名ばかり)

港を見渡す高台にある【天降神社】

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かつては捕鯨基地として大いに栄えた神浦の港。平戸のオランダ貿易が長崎の出島に移された結果、平戸藩は利益を失い、捕鯨を推奨しました。この港の捕鯨組織「鯨組」は500人規模の大組織だったそうです。

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冬のお楽しみ。良い香りでした。

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神浦(こうのうら)地区、江戸期からの木造建築が軒を連ねる町並。

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多くの家で持送り、方杖を見ることができます。

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ハート!

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古い家屋にはこんなプレートが。江戸時代のおうちが何軒も残っていました。

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今は入ってくる船もめっきり少なくなってね、、、と港の近くでお花に水やりをしていた女の人が話してくれました。静かな港。

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大ピンチ!!食べる所が無い(次のフェリーは2時間後)

お腹も空いてきたし、そろそろお昼でも。と思ったら神浦集落にはランチができそうなお店は無い(がびーん!) 集落を出て宿泊施設などで聞き込みをするも、島でランチするには事前に予約でもしておかないと無理、ということを知りました。もちろんコンビニなんて無い。

平戸に戻るにも、次のフェリーは2時間後。(おなかすいたー!!!)

牛ちゃんは草を食べられるからいいわよね、などと思いつつ港の待合室にいったん戻ります。島の特産品コーナーのお姉さんに窮状を訴えると「それなら、ウチダレイコショウテンがありますよ」と教えてくれました。

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いまいちヒアリングができなくて、ウチダレイコショウテンが何なのか分からないまま向かってみると、なるほど見つけました、ここのことね【内田玲子商店】

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集落の何でも屋さん。食べ物発見!(嬉) でもラーメンとか温かいものは無理ねと思っていました。お店の名前になっている玲子様がお店にいらして、なぜこの店に来たのか、またも窮状を訴えると「お湯を用意するからカップ麺でも食べて行って」とありがたいお言葉。

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時折玲子様とおしゃべりしながら、ありがたくお昼ごはん。カップ麺をこんなにおいしいと思ったのは初めてでした。隣の無人酒店からビールも購入。店内のノートに「ビール2本」とかセルフで記入(大変のどか)。これも食べて、とおつまみをいただいたり、さらには「これをおやつに持って行きなさい」とお菓子をお土産に持たせてくれたり。大ピンチで困っていた私達をあたたかく歓迎して下さり本当に本当に感謝です。

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遣隋使時代にも知られていた【朝鮮井戸】

秀吉の朝鮮出兵の時に水を汲んだ井戸。この背後はすぐ海なのに真水が出る。

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遣隋使の頃からこの井戸は知られていたのか(すごいな!)

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当時に思いを馳せ、汲んでみました。

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的山大島は杉の木が無いことから、花粉症知らずな島なんだそうです。花粉症シーズンにワーケーションなんてできたら良いですね。

*2019年の旅の記録です。現在は状況が変わっていることがありますのでご了承ください。

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