【到着時間注意】ハノイ空港に深夜到着すると苦労する
米朝首脳会談が行われているハノイに行った時の話。
香港発の便が大雨の影響で1時間以上遅延し、ベトナムに着いたのが深夜0時近く。そこから乗り合いバス(ワンボックス)に乗って市内中心地へ。
宿はとってるのか?と係員に聞かれ
とってないと答えると
「いい宿あるから」
と聞いてもいないのに言ってくるドライバー。ハノイにはそれまで二度来たことがあったので自分のわかりやすい場所であり、あらかじめ伝えていた
ホアンキエム湖
まで乗せてくれればあとは自分で何とかなると思ってた。
悪い予感は当たり、目的地の手前の宿で車は停車し、宿から男が出てきた。
男は
目的地はここだ。今晩の宿はあるのか。
と聞いてくる。
泊まる気はないというのに。
これがベトナムの洗礼だということは過去2回の訪問で身を以て経験していた。
相手はぼくのことをベトナム初心者だと思っていたのだろう。
基本的にベトナム人はいい人が多いイメージなんだけれども、ハノイ空港~ハノイ中心部までの移動は本当に要注意だ。
乗り合いバスよりもタクシーがおすすめ。
それよりも目的地と離れているのをスマホのGPSマップを見せてまで説明したのに「それはここだ」って言えるメンタルの強さは見習うものがあった。しかも、目的地から離れすぎていて一体どこに降ろされそうになっているのかわからなかったのがこわかった。
車内にいたベトナム人の力を借りて説得してもらいホアンキエム湖まで無事到着。
降車後、宿を探すも深夜1時ともなるとホテルの電気さえ消えている有様で宿が見つからず。
深夜のハノイを彷徨っているとバイクタクシーのおじちゃんが声をかけてきてくれた。
宿を探しているということを伝えると
乗りな
と合図され、バックパックを背負ったままバイクの後ろに。
300mくらい進んだところで急にバイクが止まり
ヤクを買う金を買うから金くれ
と言われ、ぼくはそっとバイクを降りた。
結局、バックパック背負ったまま夜中のハノイの町を1時間彷徨ってようやく開いている宿を発見。
着いた宿のオーナーは最初は難色を示していたんだけれども、翌日バスで長距離移動したい旨を伝えたらバスチケットのコミッションが高いのか、掌を返すようにすぐ部屋に案内された。
ホーチミンと違ってハノイは比較的早くに暗くなるので宿の予約必須です。
続きます。
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