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映画館が苦手だと気づいた話


映画デート、ありますよね

わたしも経験したことがあるけれど、早く逃げ出したくて仕方がなかった

内容も全然入ってこない、隣に彼がいるからというロマンティックな原因でないことが悲しい

なぜ苦手なのか、考えてみました

①他人と時間を共有すること

上映時間が2時間だとして、その時間内は座ってじっと鑑賞しなければならない“前提”に苦しくなります。

一度、お腹を抑えて痛いフリをして開始15分で席を立ったことがありますが、周りからの視線、配慮はたとえ一時的でもキツイです。

タイミングを見計って席を立つ、他人に道を開けてもらうために足を曲げてもらう、足音立てずに屈みながら出口へ向かう・・・

館内という“社会”の常識に反しているようで気まずくなるが出口へ向かったときは呼吸が深くできるような感覚になる、ふう


②密室、暗がり、大きい音への恐怖

窓がない、空が見えない密室が普通に怖いのです

映画館特有の臨場感を味わうための仕掛けであるとは分かっていても世界観に引き込まれ過ぎてしまう

特に大きな音には椅子を揺らすほどビビるので縮こまって見るようにしている

もちろん、それが映画館の醍醐味なのは十分承知している。
本当はたくさんたくさん映画館に行きたいし、たくさんの映画を見たい。だから事前に怖くないか検索をかけるのがすごくイヤ

わたしは映画館を出た後の空気が大好きだから


③非現実への過干渉

以前、主人公が川で溺れていて水の音が館内に響き渡り自分まで溺れているような感覚になりとても苦しくなったのを覚えています

映画を作品として客観的に鑑賞するのか、
主観的に鑑賞するのか、

私は、主観的に鑑賞するので本当に自分の身に起きたことのように感じます

なので、映画を見るときは現実と非現実が共存していないと映画の世界にあまりに引き込まれてしまう、そのため日常に溶け込む映画として楽しむことにしている


家で一人で映画を見る
これに尽きます。

家で一人で見ていると、叫んでもご飯をばくばく食べても、トイレに行っても、何も気にしなくて良い。

他人に気を使って両者が内容に集中できないというのが自分にとって一番イヤなのでこの方法は私に合っていると思います。

映画を楽しみたいという気持ちはみんな一緒です。


なにかが好きな人もいれば、必ず苦手な人もいる。

どんなコイン(出来事)かは選べません。ただしコインのどちらを見るか(視点)、どう動くか(行動)は自分で選択できます。


それぞれの楽しみ方でこれからも映画楽しみたいな〜。


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