ブルー・ノ
街へ繰り出せないならせめて散歩しよう 2020.6.10
夏が来ようとしています。私は去年の夏のことを忘れられないまま、とうとうここまで来てしまいました。今年の夏、どうするんでしょうか2020.6.9
大体ここに来る時は日記に書ききれない些細な悩みが頭を埋め尽くす時 久しぶりに高校の同級生から連絡が来て、お盆にグループで会おうということになり、当時から音頭を取るのは私だった なぜなら自分がやった方が早いから だけどみんなは返信がめちゃくちゃ遅い、平気で4日返信が来ない、嫌味か？ 誰かがやってくれる、ありがとうーって言って終わり、前はそれでもよかった あーpmsか？今回はめちゃくちゃイライラする なんでこの人のために自分がこんな思いをしなくちゃいけないのか？ 代わりに何か
4月か、移動した清掃のおばちゃんに会いに地下のトイレまで行きたいんだけどそんな暇もなく午前中が過ぎていく 今の環境は良いけれど、そんな良い環境にふさわしい良い人間でいることを今後も続けていくのは難しいだろう、と誰かが会社を辞める時に言っていた あーわかるなぁ、それ、ミスしたくない、ダメな人間だって思われたくないから何回も確認するしやり直す、頭がおかしくなるくらいに 周りの人がいいから私も嫌な態度は取ってはいけない、周りの人が空気を察して気遣ってくれるかもしれないから
楽しみにしていた三連休が終わった 1人の生活に戻り、ご飯を炊いて生活を再開する 家族に電話しようと思ったけどぼーっとしていて気がついたら夜になっていた 楽しい思い出や帰省のあとは翌日の労働人生へ心を整える時間が必要だ 誰にも話さない、ただ1人でじっと就寝までの時間を待つ、あと2時間、30分 人と一緒にいると労働のことは頭の片隅に追いやることができるから、1人になった途端に押し寄せてくる波に自分なりに向き合わなければならない それは寝る準備をして電気を消した後ポロポ
昨日は夜更かししたから今日は配達のピンポンで起きたら11時 実家から荷物が届いたので断捨離したい気分になり大きなゴミ袋をいっぱいにした 棚の位置を変えたり、取りやすい位置に移動させたり ひとりで引越し作業をして、こんなふうにひとりで身の回りのことをできるようになってしまった 高いところとか奥行きのあるところとか、届かなくて切ない、人がいたらよかったのに 急に見つけた友達から2年前くらいにもらったバスソルトで今日は湯船にゆっくり浸かろうかな 一週間分の日記を書いて、火
夜中にクーラーの寒さで起きることが増えた 足元が冷えて布団で足をさすって、ぼんやりしながらまた眠る 暗くなるのが早くなってきて、なんか寂しくて秋っていつもこうだったなと思い出す 気持ちが暗くなったり、なんとなく寂しくなったり、いつもより少しだけ自分を甘やかそうとその度に心に誓う、いいんだよ贅沢しても お昼に外食に行こうと思ったが卵を買っていたのでオムライスを作った お米食べたの久しぶり、自分のためにご飯を作ったのも久しぶり、外に出たい気分だったけどこれもなんだかうれしか
3ヶ月ほど頭の片隅に居座っていたひとつから解放された 解放されたら何しようかなとウキウキしてたけど案外落ち着いてるな 久しぶりに何も考えずに動画見たり本読んだりするぞ〜と思い午後からずっとスマホと睨めっこ ちらちら時計を見ると4時、5時、全然進んでない 動画も飽きてきて結局本を読む気持ちにもなれず音楽を聴く 懐かしい〜この曲、カラオケで毎回歌ってたな、最後に行ったのいつだっけ 少しずつ部屋が暗くなってきて聴く歌もしんみりしてきて、外が涼しそうだったからベランダに出た
五月病だわなんて言っている隙もないくらい鬱々とした日々で、晴れていることがとても救いだった 気づいたら6月、まあ6月になったからって五月病が終わるわけじゃないんですが インターネットで同じような気持ちを抱えてる人を見つけるととても安心する それは見ず知らずの他人の一言でもたまたま見つけた音楽でも写真でも その一瞬だけ確かに救われる 現実ではみんなが全てうまくいっているように見えて、私も頑張って追いつこう、もっと勉強しなきゃ、ミスしないように気を張っていなきゃ、と思って
5月 前に日記を書いたのはいつだったかな、と4月の日記を読み直したら同じことを考えていて、一ヶ月じゃ思考はなかなか変わらないか、と思った あっという間にgwは過ぎてしまったし、4月からずっと繁忙期でいつになったら抜け出せるんだろうと思っていたら5月病が来てしまった 早朝目が覚めて体がだるいな、今日はどうしてもやらなきゃいけないことがあるけど会社に行きたくないなと思った 責任感だけで会社に行っているガチガチの体で 疲れるに決まってる ちゃんと残業して次の日もその次の日も
あー4月だ 去年の4月は自分の異動のことで頭がいっぱいだったけど、今年は街に新社会人がたくさんいるなーと周りが見えるようになった 新社会人のときよりはマシだ、仕事はキツいし泣きそうになることもあるけど、あの時よりはマシだと新社会人を見ながら元気をもらっている 遠距離までの一週間、あっという間だったけど待っていてくれる人が家にいるってこんなに幸せなんだ、本当に夢みたいだなと思った 遠距離を経験せず、地元で家族の近くで、好きな人と暮らせるってなんて幸せなんだろうと結構本気で
通勤ラッシュに急かされて早足で向かう 嫌われないように、できれば好意的に思ってもらえるように、機嫌を伺ってなるべく目で笑って、頑張っているよ クラスのみんなと足並みそろったことない人生なくせに、必死に普通に見せて一日を何とかやり過ごす だって私の頭の中は誰にも見えないし どうしようもなくてけど面白い友達が近くにいたら少しは楽しかったかな 気持ちが態度に現れやすい性格だからイラついたらちょっと反省してみたりして 周りを見て自分の態度はこれで合ってるかなっていちいち確認
今期のドラマを見るたび、初回を家族と一緒に見たことを思い出すから少し切なくなる あの時はまだ寒くて暗くて、気持ちもあんまり晴れなくて、けど今期は面白そうだね〜なんて言って気づいたらコタツで寝ていた この生活を続けたら私は幸せだろうな、とuターン目掛けて申し込んだ派遣は落ちてしっかり凹む そうだよな、経験浅いしとか自分を慰めるのもしんどいわ 普通にいけると思ってたの恥ずかしいわ、ちょっと期待してたし 心の底でまだまだ悩んでいた私の後押しにと受けた派遣、これが通れば帰る口
一人暮らしの家に帰ってきて仕事が始まって、いつも通りの日常に戻ったと誰かもがそんなふりをして、実際はそんなんじゃなくて生活も頭の中もまとまりがない もらったお菓子を取っておけず目についたものを端から順に胃の中へ送り届ける日々 晴れた休日も外へ出る元気がなく昼寝をしていたら真っ暗でまた布団に潜る 帰りたいし、帰りたくない理由が分からないんだけど決断したくない あらゆる現実から逃げて遠くに行きたい 資格試験がひと段落して目的を達成したことに安心したのも束の間、急にパタっとや
好きだったバンドの変化についていけてない 友達はいつでも最高だというけれど、それは確かなはずなんだけど、順応できていないことが悔しい あんなに毎日聴いていたのに、寄り添ってくれていたのに、新しいアルバム買おうかいまだに迷ってる ツイッターを見てもそれについて私と同じような意見を述べている人は少ないし、肯定的に受け入れている人が多いように思う 素直に受け入れられない人は置いていくぞと言われているような気分に勝手になっている、寂しい 話は変わるけど恋人との遠距離までの期間が
久しぶりに地元の友達と会った 雑踏の中で友達を見つけた時の安心感 地元で会えたらもっと良かったねなんて話をして、同じことを思っていることが嬉しかった コロナ禍になって人混みがずいぶん苦手になって満員電車も苦しくて、でも人に話してもあまり通じない 好きだったライブハウスも映画館も、毎回楽しみにしていた美容院も 嫌だった歯医者は大嫌いになった 外に出るのが億劫になって、ただでさえ出不精だった私は気が滅入る一方だった 以前は自分から誘えていたのに友達と会うことが減ってきて、
初秋、春の匂いがして胸が詰まる。 園児は長袖を着て落ち葉を踏む 公園をぼーっと眺めたあと、高い空を見上げた 秋ってなんでこんなに切なくなるんだろう 会社の前の金木犀の匂いが煙草の匂いに押しつぶされ、少しだけ立ち止まってちゃんと嗅いだ 駅は足早に歩く大人たちで溢れ、ショッピングモールは家族連れで賑わう こんなに騒がしいのに孤独感に苛まれるのはなんでだろう 自分の気持ちがぐるぐる頭の中を巡ったり出ていったり、立ち止まって考えたこともあったけど答えはいつも出ないから
日記を見れば同じような内容の繰り返しで いつまで同じことで悩んでいるのか 直したい癖はいくつか思い浮かぶけど 自分に対する都合の悪いことはすぐに忘れる 面倒だから 場所が変わり人が変わり生活は変わらない 良くしていこうと思っても私はどうしたいんだろうか 何が好きで何が嫌いでどんな洋服が着たくてどんな部屋に住みたかったんだっけ 分からなくなってきている 叶えられる望みは私の周囲にあるはずなのに 見て見ぬふりをして出来ない理由に安心しているのか
