20240404


4月か、移動した清掃のおばちゃんに会いに地下のトイレまで行きたいんだけどそんな暇もなく午前中が過ぎていく

今の環境は良いけれど、そんな良い環境にふさわしい良い人間でいることを今後も続けていくのは難しいだろう、と誰かが会社を辞める時に言っていた

あーわかるなぁ、それ、ミスしたくない、ダメな人間だって思われたくないから何回も確認するしやり直す、頭がおかしくなるくらいに

周りの人がいいから私も嫌な態度は取ってはいけない、周りの人が空気を察して気遣ってくれるかもしれないから

いつも当たり障りのない格好、目に余らない態度を心がけている

あまりにも疲れてしまっていつもの鎧が崩れてしまうと感じ取られてしまうから
今までミスをなるべく減らしてきたのはこういう時のため

そんな自分にも疲れたんだよなーわかる、知らない誰かが言ってたこと、今すごくわかるよ

みんな言わないだけで思ってる、あの人はいいな、楽そうだな
私はそう思われないように忙しく過ごす

いつだって仮面をかぶっている

明日も長い一日になるんだろう、今日は会社の電気を消して帰った
去年も同じように過ごしていたけど、今年はうまく乗り切れるか不安で帰宅してボロボロ涙が出てきた

泣きすぎると目って内出血するんだな、赤いポツポツができている

一番辛い時にそばにいない、これから数ヶ月の遠距離、自分のことがどうでも良くなってしまって胃に優しくないご飯を雑に食べる

新社会人のスーツ姿に心がキュッとなる、去年のことはもうほとんど覚えていない、風の中

最近のことは忘れてしまうかもしれないけど今日のことはいつか急に思い出すんだろうな

過去になったとき、私幸せかな

誰かが掴んだ幸せを私は掴めるのかなと不安になるほど自信がない私が、羨ましくてイライラしてそんな自分が嫌で泣いてしまうよわっちい私が

こんなこと考えなくていいくらい幸せに忙しくて笑っていてほしいな

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