20221120


久しぶりに地元の友達と会った

雑踏の中で友達を見つけた時の安心感
地元で会えたらもっと良かったねなんて話をして、同じことを思っていることが嬉しかった

コロナ禍になって人混みがずいぶん苦手になって満員電車も苦しくて、でも人に話してもあまり通じない

好きだったライブハウスも映画館も、毎回楽しみにしていた美容院も
嫌だった歯医者は大嫌いになった

外に出るのが億劫になって、ただでさえ出不精だった私は気が滅入る一方だった
以前は自分から誘えていたのに友達と会うことが減ってきて、疎遠になって
そんな自分も認めることができずにいる

社会の現状と影響された私の現状も受け止めて受け入れてあげられたらいいんだけど

天気が良いってだけで近くの喫茶店まで足を運べた頃が恋しい

久々の外出はそんな感じで億劫だったけど会ったらそんな罪悪感も消えた

毎回話題に上がる話をいつも通り話して、変わらないねと言い合って、何回でも同じ話をしたい

緑と美味しい空気が恋しい空だけが澄んだ秋の日

隣の最悪な騒音と最近の変化とこれからの現実とが重なってなんとなく気が重かった秋の日々

午前中に模様替えを済ませた部屋に帰ってきてよその家に泊まりにきたような寂しさが漂う

さっきまであんなに安心してたのに、楽しみにしていた海鮮丼はご飯が硬くていまいちだった

ほんの少しのことですごく傷ついてしまうのは大人になったからかしら

年齢には抗えないなと最近思う、歳を重ねることを受け入れている女はカッコいいな

ポッと出たことをいろいろ考えてみたってやらなきゃいけないことは見えているし、ただただ今は家に帰りたい

ああ、お酒を飲んだのにちっとも眠くない

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