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毒親、うちの場合

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暴力を振るわれたとか、ごはんを食べさせてもらえないとか、人格否定されたとか、そういうんじゃないんだけど、なんか、家のお父さんとお母さんって、変じゃね!?圧倒的にふつうじゃなくね!…
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#AC

“これ以上、わたしをぐちゃぐちゃにいじくりまわさないで”

「母がカカンショー(過干渉)、母がカカンショー」ってインコみたいにずっと繰り返していたのだけれど、実際、それが一体何やねん、それがどういう影響があってん? っていうことにあんまり気がついていなかった。
いつもそうで、わたしは、言葉と感情が、一致していない。まだお腹まで下りられていない。たくさん、感情の麻痺が残ってると思う。

自分でもおかしいと思うのだけど、ネットではこんなにボロクソに母の悪口を言

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理解されること、理解すること

アホっっちゃうか?と思うぐらい体調悪い。体調というのか、体がどうなってんのかよく分からない。どこがどうわるいのか、自分でも把握できないし、言葉にもできない。ただじっとり寝転んで、スマホで動画見ながら自分を閉じ込めるか、ひたっすら寝るか、もぞもぞ何かを食べて自分を閉じ込めるか。閉じ込めてばっかりだ、

謝ってほしい、償ってほしいと、母に親を求めていた期間が過ぎて、もうわたしは一人ぼっちなんだなあとい

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直視したら目がつぶれるぐらいのさみしさ。

昨日、文章を書いていて、『そうだ、母のこと、わけもわからぬまま、めちゃくちゃに憎み続けてきたけれど、結局、わたしは彼女に、自分という存在をどうしても受け止めてほしくて、でもそれが何回やっても満たされなくて、怒り傷ついていたのだなあ』と自覚した。

わたしが渇望していたのは、存在への承認。許しだった。それを得るためだったら、何だってした。がんばって、尽くし与えたら、母はいつかわたしを心から受け入れて

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わたしどこにいるの

執着を手放したら、「マジで完全にどうでもよくなる」。文章を書くすべての原動力が、「わかってほしい」だったのに気づいたから、しばらく文章を書けなくなった。別に、誰もみてないけどさ。

自分が切れ切れで、全然わからない。一体どこにいるのか。
母なるものをずっと求めていた。いまでもそうだ。わたしを丸ごとぜんぶ受け入れてくれるひとをずっと探している。私を受け入れてくれる人と、私の生活の面倒を見てくれる人が

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母と別れる

(※これは12月ごろ、途中まで書いて下書きにしていたものなんだけど、いま読んだらどうしても書いて終わらせたいと思ったので続きを書きました)

時給300円のカフェのお手伝いをやめた。これまで、ボロボロになりながら激務に耐えている女性となぜか共依存のような関係になってしまい、わたしもボロボロになるが、ただ認めてもらいたい一心でがんばるという、地獄のような状況に何度かなってしまったことがある。

よく

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出きった、

親を、特に母を憎み続け、ネットに悪口書き続けてきました。2年。
最後に、大きな大きな「どうしようもなさ」の波が襲ってきて、しばらく過食が止まらなかった。

感情を直視したら死んでしまうと思って、毎晩、ひたすら胃に食べ物を押し込んだ。わたしの脳内で、胃の血管がむらさきの怒りマークになるほどグロテスクにふくれあがり、血を流しているところが想像できた。体じゅうの臓器が血の涙をながしている。わたしは見えな

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気力ビンボーについて

気力ビンボーについて

昔から、「お金ない」「うちは貧乏だから」とつぶやく母を見るのが嫌だった。それは彼女が自らにかけていた呪いだった。
母は、「もったいない」が口癖で、ラップを洗って干して再利用したりしていた。わたしはなんとなくそんな母が気持ち悪くて、耐えられない気持ちになった。そして時々、こっそりラップを捨てていた。

いまなら分かるのだけれど、実際のお金のあるなしとはまた別に、母は、生きてること自体が、生存そのもの

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わたしは美人だった件

わたしは美人だった件

昨日の労働の帰り、お金もないのになんとなく化粧品売り場をうろついた。化粧品に興味がわいたのは久しぶりだった。コンタクトだったから、自分の顔がよく見えて、鏡の前で、テスターから自分に似合うような茶色のアイシャドウを塗ったりしていたら、なんだか大人のまねをしてメイクの練習をしている子供のような気持になって、わくわくしてきた。

クレヨンタイプの、鮮やかな色のアイライナーがほしかったんだけどなかったから

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目上の人との付き合い方について ー「本当のわたし」をわかってほしい病ー

目上の人との付き合い方について ー「本当のわたし」をわかってほしい病ー

ふと気がつくと、いつも目上の人に嫌われていた。パートのおばちゃんやバイトの先輩と、接し方がよくわからない。なんかわからないまま、気がついたら居心地悪くなってて、先輩の嫌なところばかり目について、相手からも超嫌われてる。
しかしその嫌われている相手にさえ、「本当のわたしをわかってほしい」、「本当のわたしと、友達みたいな関係を築いてほしい」と切望し、自分を捧げたりしていた。

わたしは30歳を前に約2

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もっと、存在自体愛されていい

(1)
母に、心からわたしの存在自体を喜ばれたことがない。言い換えれば、わたしの存在そのものは、母を満足させるには不十分だったということだ。存在自体に負い目のあるわたしは、母の求めるままに、いくらでも自分を与え続けた。いい子であり、成績優秀であり、困っている人を助けずにはいられない優しい子どもになった。不満を言わず、それどころか怒りの感情を封印して、母が求める、「こちらの心が明るくなるようなピュア

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サポーターの方にお金をいただいた話

今日noteを開いたら、「サポーターからなんちゃら」という通知がきていて、なんかお金を頂いていることを知った。いままで趣味で文章を書いてきて、noteもブログのつもりで使っていて、最近また書いてみよっかなって再開したけれど、サポート機能とかがあるのを知らなかった。

文章を書いて報酬をもらったのは初めてだった。
最近、もっと文章書いて自分と向き合っていくべきだ、ていうか本当にそうしないと、すぐ人に

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娘を友達にしてしまうタイプの母親

(1)
同性の友達がいない。物心ついたときから、女の子との付き合い方がよくわからなかった。中学のときはふつうにいたんだけど、突然無視するゲームみたいなのあるじゃん、順番で。あれで、わたしの番が回ってきたとき、あとで聞いたんだけど、わたしのキライなところは「ついてくる」「ウザい」ということだった。
中学生の女の子のボキャブラリーなんてたかがしれているから、一体どういう意味なのか、どういうとこがウザい

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自分を捧げない

わたしの母は病んだ女だ。母は、1日2回、成人済の妹に、きょうは何を食べたいかを伺い、女中のようにお盆に載せて部屋まで持っていく。妹はどんどんわがままになる。
「いや、今日はあんまりカレーって気分じゃないんだよね…蕎麦っていうか…いや…ラーメンのほうがいいかな……正直、何食べたいのか分からない…」とか、ある時は「ポテトサラダが食べたい」というので母が張り切ってお皿いっぱいにサラダを盛ったら半分以上残

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