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IT長者の子育て/教育から学ぶ ビジネスパーソンのマインドセットへの活かし方

Parent Like A Tech Exec  By: Brooke Shannon and Dr. Richard Freed

一時期流行った、上記のtech業界の教育に関する記事を読みました。
子育て/教育とは、誰もが本気になるテーマかと思います、その中でも考えに考えぬかれた、スティーブ・ジョブズやビルゲイツなどのIT長者の考えを紹介していきたいと思います。

今回、教育に関して紹介したい内容は、大きく2つあります。
そこから、ビジネスパーソンがどう自分の考え方に活かせるのかを私なりにまとめてみました。


1.子どもにITデバイスをできるだけ触れさせない

以下のような例が記載されていました。

・14歳になるまでスマートフォン禁止
・ビデオゲームを家に置かない
・平日は電子機器利用禁止、週末にスマホかタブレット利用可、
 コンピューターは学校がある日の前夜に宿題をするためだけに利用可
・ベッドルームへの電子機器の持ち込み禁止
・IT機器を使わない教育機関に通わせる

「おや?」と思った方もいると思います、これからは、デジタルが当たり前の時代なのに、なぜ、IT機器を禁止しているのでしょうか?

それは、デジタルの時代になっても、人とのコミュニケーションが
重要
であることを彼ら自身が一番良く知っているからです。

親もスマートフォン等をできるだけ使うべきではないということがいわれています。なぜなら、子どもは、「自分よりスマートフォンの方が大事なの?」と無意識に感じるためとのことです。

そこでは、自分が大事にされているという自己肯定感、自己効力感が重要と述べられています。

そして、義務教育で“AIができるようなこと”をやっていてはいけないとも述べられています。受験における暗記科目などは、AIができる最たる例だと思いました。


2.子どもが興味をもつことを徹底的にやらせる

モンテッソーリ教育:子どもが興味をもつことを徹底的にできる環境を準備してあげる教育

記事では、『モンテッソーリ教育』により、子どもに内在する力を
存分に発揮できる環境を用意してあげる
ことが重要というのが、彼らの共通認識でした。

彼らも、子供の頃、自分の好きなことを思う存分やっていた幼少時代から、
大人になっても、自分が「これだ」と思うことをずっと続けてこられたということが述べられています。


まとめると、「1.」「2.」に共通することは、

①人との繋がりを大事にする(AIにできないことをやる)
②自己肯定感、自己効力感をもつ
③自分が興味をもつことに取り組む

ということでした。これらは、社会人になっても引き続きもつべきマインドセットなのではないでしょうか?
最後に、①②③のマインドセットを私なりにキャリアの観点からまとめてみました。


①人との繋がりを大事にする(AIにできないことをやる)
→マニュアルに頼らないでコミュニケーションをとる力を高める

・唯一絶対観・モデルから離れ、多様性とそれをベースにした相互啓発と成長、ダイナミズムを尊重する
・複雑になる世界で、自分で考える。人との関係性(相互支援・相互啓発・相互成長)の中で物事を進めていく

②自己肯定感、自己効力感をもつ
→キャリアにおけるレジリエンスを高める

・環境変化が進展しても、その都度、自己を動機づけ、一歩の踏み出しができる
・ライフキャリアという観点で、失敗しても、何回も生起できる
・自分軸を確立して能動的に自分のキャリアを歩んでいける

③自分が興味のあることに取り組む
→興味のあることに挑戦する経験から得られるその人にしかできないノウハウを手に入れる、また挑戦する、そして、次第に好きになっていく

・多様なスキルや能力、知識をインプットとアウトプットにより自分のものにする
・修羅場を数多く体験し、この分野であれば、自分は対処できるという自信と対応力をつける

これからの時代は、キャリアに関して、誰かが教えてくれるといった、絶対的なものはなくなってくると思います。だからこそ、自分をしっかりもつことにより、柔軟なキャリアを歩めるものだと思いました。


そして、これから自分にあったキャリアを1人1人が考えていく上で、活用できるアプリを以下にご紹介します。


(参考)
Parent Like A Tech Exec
https://www.waituntil8th.org/blog/2019/4/3/parent-like-a-tech-exec

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