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#保健室
Kindle本『保健室からの手紙』(電子/ペーパーバック)出版
養護教諭を退職した今だからこそ……34年間の養護教諭人生を終えたこの春、娘から勧められるままにnoteの世界へ。
「え?私、何を書けばいいのーっ?」
と戸惑う私に娘は言いました。
「お母さんが今までやってきたこと、感じてきたこと。お母さんにはそれしかないでしょ」
たしかに……。
緊張しながらそっと書き始めたのが5月末。
ひとつ、またひとつと大切なエピソードを投稿すると、思ってもみないことに
許されて、生かされて…今。
思い出話のようなエッセイ「保健室からの手紙〜養護教諭という生き方〜」を【本】という形にして数日が経ちました。
こんな日記みたいなものを世に発信して、誰か喜んで見てくれるなんてこと、あるんだろうか…。笑われたりしないだろうか…。
出版前「伝える使命さえあるのかも!」などと思っていた自分が急に恥ずかしくなり、隠れたいような気持ちで数日を過ごしました。
ところが…。
お一人、またお一人、と温かな感想を
保健室から見ていた、忘れられない先生たちの姿
約1ヶ月かけて、これまでに保健室で出会った子どもたちや保護者さんとの忘れられないエピソードを書かせていただきました。
退職直後の感情を溢れるままに出し切って、お恥ずかしいことに私自身が満たされた気持ちになっておりました。
一気に書いちゃったなぁ…と少し気が抜けたようになっていたところでしたが、今日、急に思い出したのです。
先生たちのことを、書いてなかった!
保健室は、子どもたちだけでなく先
保健室からの手紙を読んでくださった皆様へ
5月21日にnoteを始めてから今日までに、16回記事を書かせていただきました。
最初は、退職した私を心配したであろう娘から背中を押されるままに、オドオド気味に書いておりました。が…
次第に色んな思いがどんどん溢れてきて、止まらなくなりました。
誰に宛てるでもないはずなのに、どなたかに宛てて書いているような…。
私は長いこと保健室の先生をしていて、この春退職しました。
学校現場は波瀾万丈
保健室の先生の思い出話。
まだ見ぬ世界で、そっと自分探しをしてみようと思って書き始めたnote。
noteを通してこれからの人生を思い描こうと考えていたところでしたが、「長いこと保健室の先生をしていた」という部分に対してコメントをいただき、なんだか嬉しくなってしまったので、今回は養護教諭時代の思い出を振り返ってみたいと思います。
私は幼い頃から看護師を目指しており、高校卒業後は看護専門学校へ進学しました。
高校時代は