makanaloha

インタビューライターです。 人と会って話を聞くのが好きです。書くのは苦しいです。 東京…

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インタビューライターです。 人と会って話を聞くのが好きです。書くのは苦しいです。 東京タワーと一緒に育ってきました。 ときどきハワイに出かけます。

マガジン

  • ひとりごと

    つれづれなるままに。

  • 老人ホームで歌おう

    音楽のちから。老人ホームの入居者の皆さんと一緒に歌うアクティビティ。コロナで途絶えてしまいましたが、ようやく復活。10年以上積み上げてきたノウハウを広げていきたいです。

  • おばさんライター

    フリーランスになってもう3年か。ぶつぶつ、モソモソ。愚痴だったり、思いだったり。

  • 東京タワー

    私と同い年の東京タワー。いつもそこにいてくれる。

  • 父との約束

    父が書きためたあれこれ。本にすると約束したまま未だ手をつけられないまま。ベッドに横たわったまま口もきけなくなった父を見ながら人の尊厳とは何かを考えている。でも今は尊厳も何も関係なく、1日も長くそこにいて欲しいと思っている。重くて鬱陶しいでも優しさに満ち溢れた父の愛情。

記事一覧

思い立って川治温泉へ。コロナが5類になった今、列車の中でマスクをしている人はほぼいない。「会話は控え目に」という車内放送も聞こえてこない。周りから冷たい視線を浴びても座席を向かい合わせにしておしゃべりに花を咲かせるおばちゃん集団さえなぜか愛おしく感じる。平和だ。

makanaloha
9か月前

普段は「若いですね」と言われると結構いい気持ちになる。でも、満員電車で誰も席を譲ってくれないと「もう若くないのに」となんだか腹が立ってくるw 60代は微妙なお年頃。

makanaloha
10か月前

♪みんなで歌おう 〜 老人ホームにて

コロナで途絶えてしまった老人ホームでの素敵な時間 コロナ前に約10年間、月に1回、とある有料老人ホームで、入居者のおじいちゃんとおばあちゃんと歌を歌っていました…

makanaloha
10か月前
1

高校時代からかれこれ50年の付き合いの友達の言葉。「楽しいが正義!」。何をするにも、「楽しいかどうか?」が私たちの経験から生まれた判断基準。なのに。楽しくない原稿を前にため息しか出ない^ ^

makanaloha
1年前

「毎日、億劫と戦っている」。草笛光子さんの言葉。まさに億劫と戦う毎日。

makanaloha
1年前

身の置き所がない

こんにちは。またまたお久しぶりです。 生まれ育った街から引っ越しました。 知らない街。初めてのマンション暮らし。 引っ越して半年経つけれど、何となく身の置き所がな…

makanaloha
1年前
1

入院したのは6人部屋。半分は外国人。カーテンで仕切られているので、隣のベッドにどんな人がいるかはわからない。快適とは言えないけど、短い期間なら全然大丈夫。でもどこかから聞こえてくる真夜中のいびきは辛かった。寝不足です。私もいびきかいてたらどうしよう?

makanaloha
2年前

一年以上に渡る相続やら売却やら新居探しやら引っ越しやら。知らない間に悲鳴をあげていた私の身体。お腹が痛いと行った医者から、紹介状を持たされ、家に帰る間もなく入院。3日間の絶食治療。5日目の今日、退院しました。コロナ禍の病院は想像以上に厳戒体制でした。その話はまた。

makanaloha
2年前

昨日も書いたけど、最近ちょっとしたブームのおばあさん本。執着を手放したら楽になると書いてあることが多いけど、私は60を過ぎてなお、モノにも人にもお金にも執着するばかり。おばあちゃんが執着してはダメですか?

makanaloha
2年前

「最近、おばあさんと呼ばれる年代の人の本が売れるんですよね」と知り合いの編集者。本屋に行ったら、「ミニマムな暮らしをしよう」とか「こだわりを手放そう」とかがテーマの本がいっぱい並んでいたので思わず手に取ったけど、ふと考えた。これ買ったらまた荷物が増えるんじゃない?

makanaloha
2年前
1

東京タワーと同じ年に生まれ、一緒に育ちました。おそらく昭和35〜36年ころの写真。

makanaloha
2年前
1

60年前の東京タワーを探しに

makanaloha
2年前
1

当たり前のように窓から東京タワーが見えた頃

makanaloha
2年前
3

建設途中の東京タワー

makanaloha
2年前
2

取材資料の本たち。自分では決して選ばないジャンルの本。インタビューの仕事で出逢うのは、人はもちろん、モノだったり、場所だったり、空気だったり。「記事を読んでくれる人がそこにいるような気持ちになれる文章を」と、仕事を始めた時の上司の教えを忘れず、これからも丁寧に真摯に書いていこう。

makanaloha
2年前

東京タワーを見ると写真を撮らずにいられません。生まれてからついこの間引っ越すまで当たり前のように毎日眺めていた東京タワー。今日は久しぶりに幼馴染? いや、初恋の君に会えました。真っ青な空をバックにした凛々しいお姿。でも東京タワーって男の子だっけ?w

makanaloha
2年前

思い立って川治温泉へ。コロナが5類になった今、列車の中でマスクをしている人はほぼいない。「会話は控え目に」という車内放送も聞こえてこない。周りから冷たい視線を浴びても座席を向かい合わせにしておしゃべりに花を咲かせるおばちゃん集団さえなぜか愛おしく感じる。平和だ。

普段は「若いですね」と言われると結構いい気持ちになる。でも、満員電車で誰も席を譲ってくれないと「もう若くないのに」となんだか腹が立ってくるw 60代は微妙なお年頃。

♪みんなで歌おう 〜 老人ホームにて

♪みんなで歌おう 〜 老人ホームにて


コロナで途絶えてしまった老人ホームでの素敵な時間

コロナ前に約10年間、月に1回、とある有料老人ホームで、入居者のおじいちゃんとおばあちゃんと歌を歌っていました。

このアクティビティでは、歌を聴いてもらうのではなく、一緒に歌を歌います。お元気でも、認知症でも、寝たきりでも、それぞれのスタイルで歌うこと、音を楽しむことが目的。

10年の間に、たくさんのおじいちゃん、おばあちゃんと素敵な時間を

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高校時代からかれこれ50年の付き合いの友達の言葉。「楽しいが正義!」。何をするにも、「楽しいかどうか?」が私たちの経験から生まれた判断基準。なのに。楽しくない原稿を前にため息しか出ない^ ^

「毎日、億劫と戦っている」。草笛光子さんの言葉。まさに億劫と戦う毎日。

身の置き所がない

身の置き所がない

こんにちは。またまたお久しぶりです。
生まれ育った街から引っ越しました。

知らない街。初めてのマンション暮らし。
引っ越して半年経つけれど、何となく身の置き所がない感じ。

別に窮地に立たされているわけでも恥ずかしいわけでもないけれど、
身体も心も何だか落ち着かない。
北海道にいた義父がよく口にしていた「あずましくない」状態が
続いている。

父が亡くなり、思い出の詰まった家を売却。
60年も暮

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入院したのは6人部屋。半分は外国人。カーテンで仕切られているので、隣のベッドにどんな人がいるかはわからない。快適とは言えないけど、短い期間なら全然大丈夫。でもどこかから聞こえてくる真夜中のいびきは辛かった。寝不足です。私もいびきかいてたらどうしよう?

一年以上に渡る相続やら売却やら新居探しやら引っ越しやら。知らない間に悲鳴をあげていた私の身体。お腹が痛いと行った医者から、紹介状を持たされ、家に帰る間もなく入院。3日間の絶食治療。5日目の今日、退院しました。コロナ禍の病院は想像以上に厳戒体制でした。その話はまた。

昨日も書いたけど、最近ちょっとしたブームのおばあさん本。執着を手放したら楽になると書いてあることが多いけど、私は60を過ぎてなお、モノにも人にもお金にも執着するばかり。おばあちゃんが執着してはダメですか?

「最近、おばあさんと呼ばれる年代の人の本が売れるんですよね」と知り合いの編集者。本屋に行ったら、「ミニマムな暮らしをしよう」とか「こだわりを手放そう」とかがテーマの本がいっぱい並んでいたので思わず手に取ったけど、ふと考えた。これ買ったらまた荷物が増えるんじゃない?

東京タワーと同じ年に生まれ、一緒に育ちました。おそらく昭和35〜36年ころの写真。

取材資料の本たち。自分では決して選ばないジャンルの本。インタビューの仕事で出逢うのは、人はもちろん、モノだったり、場所だったり、空気だったり。「記事を読んでくれる人がそこにいるような気持ちになれる文章を」と、仕事を始めた時の上司の教えを忘れず、これからも丁寧に真摯に書いていこう。

東京タワーを見ると写真を撮らずにいられません。生まれてからついこの間引っ越すまで当たり前のように毎日眺めていた東京タワー。今日は久しぶりに幼馴染? いや、初恋の君に会えました。真っ青な空をバックにした凛々しいお姿。でも東京タワーって男の子だっけ?w