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【心理学】セールスをかける最強のタイミングはここ

営業や商売が上手な人はこの客のセールスタイムを非常によく観察しています。どのタイミングで自分を売り込めば良いのかという事をそう言った人は理解している。


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客には恋愛の「脈ありサイン」と同じような「セールスタイム」なるものが存在します。

セールスタイム客の心理がこちらの商品に興味や関心を持つタイミングのこと


今日はそんなセールスタイムについて解説していこうと思います。


というわけで、本日も他愛もないお話をしていこうと思うのですが、本日は商売や売り込みにおいて、人の関心や興味がいつこちら側の商品に向くの?って事を心理学的な観点からお話していこうと思います。


まずセールスタイムって何なの?なんでそんなもの見分ける必要があるの?って事をお話ししていくと、例えば、これは恋愛に置き換えるとわかりやすいのですが、いきなり道端で出会った人に「今日の夜空いてない?」と聞いて「OK」をもらえる人なんて本当にカッコ良い人だけですよね。

以前、こんな浮気に関する記事でもお話ししたのですが、通行人にいきなり「あなたの事が以前から好きでした。今日の夜、一緒に過ごしてくれませんか?」と声をかけた所、女性の場合は100%「No」でしたよね。


だから恋愛において、基本的に大切なのはやはりそこに至るまでの、過程をどれぐらい積み重ねられるか、そして脈ありサインを見抜けるか、という事です。

まずコミュニケーションをとって相手に「自分は怪しいものではないですよ。」と言う事を分かってもらい脈ありサインが出たら初めて恋愛の関係に入っていくのです。


ビジネスで人に物を売ったり、サービスに加入してもらう時もこれと同じで、いきなり「初めまして。突然ですがうちにはこんな商品がありまして…」「これに加入してください!」と話しかけるのは、いきなり「チョメチョメしませんか?!」と聞くのと同じことです。

そんな事をして成功するのは商品がよほど良いもの(ナンパで言うイケメン)でないと無理なんですよね。



それに、日本の商品やサービスは飲食にしろ美容品にしろ、何にしても大体良いものが多いです。

「良い商品を作ろう、良いクオリティにしよう!」

ってみなさん考えるのですが、もちろん良いものを作ることは大切ですが、そんなことはみんながやっていることです。

だからこそ、どこで売り上げに差ができるのかと言うと、客にセールスをかけるタイミングをどれだけ作り出せるか・どれだけ見抜けるか、「セールスタイム」をどれだけわかっているかということが重要になってきます。

セールスタイム客の心理がこちらの商品に興味や関心を持つタイミングのこと


そしてセールスタイムという言葉は僕が作った言葉なのですが、あんまりこういう心理学的なビジネスの概念を考える人は少ないと思うのですが、これを知っているのと知っていないのとでは、商売に大きな差が開きます。


例えばこれはアパレル店で良く見る大きな「セールスタイム」の見逃しです。


多くのアパレル店は、頑張って接客をして商品を買って頂いた後に「出口までお持ちします。」って商品を持ってきてくれますよね。

なんかそういったマナーや知識は知らないけど丁寧な感じがしますから、今でも多くの店がこれを実践しています。


でもこれって実は大きな「セールスタイム」の見逃しなんです。

なぜかと言うと、アパレル店の一番確実な「セールスタイム」客が商品を買ったその直後だからです。

これにはテンション・リダクション効果やディドロ効果という心理が関係しています。

テンション・リダクション効果…心理的な緊張が緩和された時に注意力が散漫になり警戒心がなくなる現象
ディドロ効果…「理想的な価値」を手に入れた際、その新たな価値に合うような関連するもので統一しようとする心理


客は商品を買う瞬間、緊張が解けてに「ほっ」と安心し、自分が買った商品をより良いものにしようと考えます。そうすると、緊張や警戒心が解けて、他の商品にも関心や興味を向けるようになるのです。


だからアパレル店は、客が商品を買った後どうすることが一番良いのかと言うと

「新シーズンの冬服が本日そちらに入りましたので、ぜひご覧になっていってくださいね。」

「あちらにアクセサリーコーナーがございます。こちらの服とお似合いになるものもありますよ。」

と客が買った商品やシーズンに関連のある提案をしてあげることなんです。


もっとわかりやすく説明するならば、例えば家電量販店で悩みに悩んだ末、50万円のテレビを買い、レジで精算している時に「リモコン用の電池はいかがですか?今ならお安くしときますよ。」と言われるとついつい買っちゃいますよね。

本来なら、家電量販店でテレビを探そうと思っていきなりそこの店員に「電池買いませんか?」なんて言われてもほとんどの人は買いませんよね。

ただ、50万円で買い物をしたら、人は自ずと「それを大切にしたい!」とか「まあ50万円に比べたらそれぐら良いか」って思うんですよね。そうすると、自ずとその人はこの50万円のテレビに見合った環境を整えようとするのです。

この感覚はなんとなく分かる方もいらっしゃると思います。



だからこうして買い物をして客の「セールスタイム」を掴むだけで、消費単価は簡単に上げられるんです。


〜雑談タイム〜

ちなみに、なんでまひろ(筆者)はセールスタイムを知っているのに、フォロワーが160人しかいないの?と言うとですね、それは僕の売り込みが下手だからです。

という理由もあるのかもしれませんが(ないけど)まひろの記事って、今日は結構軽めの誰でも理解できるようなお話しをしたのですが、普段は結構詳しいところまで掘り下げて掘り下げるんですよね。毎日まひろの記事を読んでくださっている方はご存知だと思うのですが。

例えばこんな記事とかあるのですが

そもそも、まずこの記事の重要性を理解できる人すらいないと思うんですよ。もちろん、この記事の重要性は誰にでもわかるように丁寧に最初にまひろはお話しています。そうした方が、読んでくれる人の為になりますからね。

そしてこの上の記事はがっつり脳科学の内容なので、それでまた理解できない人が現れます。


だからそもそも、記事の内容を理解できるor理解をしようとする人自体が、人口の10%もいないと思うんですよね。大半の人はその時間を、お金や仕事より、しょうもないYouTubeとか、クソどうでも良い他人のブログを見る時間に当てるじゃないですか。


ただ、僕が言いたいのは「それぐらい、まひろは高度で有益な仕事や人生を豊かにするための情報を取り扱っています。」という事です。

だからこうした読者様の、プライベートの時間を割いてこういう記事を読む事に時間を当てる、という行為ができる人はほとんどいないのでね。僕はとても素晴らしい事だと思います。


もちろん、アホを省きたいというのもあります。(……え?)



なんか最近オーディオバージョンを追加してから、ありがたい事にコメントをしてくださる方が増えてきたのですが、中には全く見当違いなコメントをする頭が弱い人もいるんですよ。


「え、まじでお前は何を読んだん?」

って思うぐらい見当違いであほなコメントを残す人がいるのですが、こういう記事の内容を何も理解せずにコメントを残されると、はっきり言って邪魔なんですよね。(おいおい口悪いぞ)

アホを削ると、そういうくそしょうもないカスみたいなコメントがなくなるし、冗談がが通用しない人が除外されるので、ある程度この記事が理解できる人は限られているんですよね。(めちゃくちゃ毒吐くやんけ今日)




という感じで本日は「セールスタイム」の話をしてきましたが、上の例はあくまで小売業の「セールスタイム」です。


例えば飲食店で客が支払いを終わらせた後に「こちらは割引券です。次回また使ってください。」と渡しても客からすれば「いやもうお腹いっぱいだから、もうご飯のことは考えたくない。」となるだけです。

ここで改めておさらいをしておくと「セールスタイム」とは客の心理がこちらの商品に興味や関心を持つタイミングのことを言い、決して客が商品を買った後にあるとは限りません。


だから業種や時と場合によってそれは異なります。


え〜、一々業種によって変わるの〜、大変やん

って思いますよね。確かに、業種や店舗経営なのか、ネットなのか、でやり方は変わります。


という事で、明日はそんなセールスタイムを見分ける方法についてお話ししていこうと思うので、是非ご覧ください。



それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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