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つれづれなる日々のこと

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2019年6月の記事一覧

どうすればユーモアのあるやり取りができるのか、だれか教えてほしい。

どうすればユーモアのあるやり取りができるのか、だれか教えてほしい。

だれかに言われたひとことが、ずしりと胸の重しになっていたり、チクッと傷み続けることがある。

言った相手は、おそらく何の気なしに伝えているのだろうけれど、言われた相手は、もうそれこそ一生、忘れなかったりする。

わたし自身、中学生のころに意地悪を言ってやろうという明確な意図をもっていってしまった言葉もあるし、いらいらしてつい発してしまった言葉もある。それらが、相手に対していまも心に残っている言葉に

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毛深い夫の、根深い悩み。

毛深い夫の、根深い悩み。

もう十年も一緒に暮らしている相手でも、本当に悩んでいることなんて、全然わかっていなかった。思い返してみれば、実家で暮らしていた両親や姉の、本当に悩んでいることだって、わたしは知らないことのほうが多い。

数日前、夫がある悩みをわたしに吐き出した。

夫は、かなり毛深い。足や腕、手の甲にまで毛が生えている。ヒゲも濃い。毛深いこと自体は、なにも悩んでいない。むしろ「蚊が足に止まっていても、毛が感知する

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「カウボーイ・サマー 8000エイカーの仕事場で」を読んで。

「カウボーイ・サマー 8000エイカーの仕事場で」を読んで。

「カウボーイって、どういう仕事をするのだろう?」わたしがその本を手に取った理由のひとつは、まさにそれだった。

カウボーイ。イメージとして浮かび上がるのは、テンガロンハットをかぶっていて、皮のベストを着ていて、ウエスタンブーツを履いている。投げ縄をして牛を捕まえたり、荒ぶる牛の背中に乗って、競い合っている。

わたしの貧相な思考回路では、この程度しか思いつきもしなかった。この本を読むまでは。

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日差しをさける忍者のように

日差しをさける忍者のように

朝、電車を待つ数分間にあびる日差しが強くなった。駆け足で夏が近づいてきたせいだろう。

5分か10分。待つ時間はその程度だけれど、それでもじりじりと朝から強い日の光を受けるのがつらい。「日焼けしちゃいそうだ」という悩みもある。用意のいいひとは日傘をさしている。

先頭に並んで、「空いている座席争奪戦! 車内イス取りゲーム」に参加する気がない人は、駅のホームの壁沿いにならんで、すこしでも日陰の恩恵を

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ときには計画変更も大切だよと、自分に言い聞かせる。

ときには計画変更も大切だよと、自分に言い聞かせる。

思ったとおりにいかないのは、わりといつも通りなのだけれど。ここのところ本当に予定していたことが進まない。

五月の後半から、わりと仕事が忙しくなった。
仕事内容自体はそれほど代わり映えしない。けれども、あちこち移動が増えたり、大勢の人が集まる場所での裏方作業みたいな仕事が立て続けにあった。

わたし自身が表に立って仕切るような場面は一切ないのだけれど、それでも帰るころにはくたくた。食欲もなく「とに

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【夏のおすすめ】ゴーヤのおひたしの作り方

【夏のおすすめ】ゴーヤのおひたしの作り方

ゴーヤのおひたしは、夏になればいつもつくる定番メニューのひとつ。

すこし前に、簡単浅漬け・酢漬け野菜について書いたけれど、

今回の「ゴーヤのおひたし」はもっと簡単、かもしれない。

洗って、切るだけ。夏場、台所で火を使う必要もないので、汗だくにならないしおススメである。先日作ったのだけれど、写真を撮り忘れたので実際の仕上がりは想像してください。

【材料】簡単にご紹介。

・ゴーヤ・・・1本(

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そりゃあ見つからないはずだよ

そりゃあ見つからないはずだよ

はじめの認識や、そもそもの前提がまちがっていると、思っている答えにはたどりつけない。

なんだか難しいことのようだけれど、こういったことは日常茶飯事、よくあることだったりする。

5月の終わりごろのこと。

夫が「6月11日に、見たい番組があるからカレンダーに書いといて」そう言ってきた。

大学時代の共通の友人である(わたしにとってはサークルの先輩にもあたる)リーゼン先輩が「ドラマにでた」という連

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極楽浄土にいる鳥は、どんな言葉をはなすだろうか?

極楽浄土にいる鳥は、どんな言葉をはなすだろうか?

極楽浄土はどんな場所かなんて、これまで気にかけたことなかった。

「死んだら極楽か地獄のどちらかにいく」というのが多くの日本人の考えていることだろう。地獄の沙汰は金次第、だなんてことわざもある。

5月のはじめに、父の百箇日法要があった。その法要にはお坊さんに来ていただいて、お仏壇の前で読経してもらった。

わたしの実家は浄土真宗を信仰している。もともと熱心な信者、というわけではない。父方の祖父が

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よく見てて、おもしろい。

よく見てて、おもしろい。

普段利用している電車で「父の日ありがとうギャラリー号」というキャンペーンが行われていた。

父の日にちなんだ似顔絵や思い出の写真を応募して、選ばれた人の作品が電車内に貼り出されるというものだ。キャンペーンの応募はすでに応募は締め切られている。そして6月3日からは似顔絵や写真が普段は広告が貼られている場所に掲示されるようになった。

先日ぐうぜん乗った車両は、子供たちが描いた「お父さんの似顔絵」でい

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対処法のないウイルスは、どう防げばいいのだろう?

対処法のないウイルスは、どう防げばいいのだろう?

対処法のないウイルスなんて、世の中にはたくさんある。ノロウィルスだってそうだ。言い出したらきりがないし、感染したからといって命に別状がなければ、知らないままでもいいのかも知れない。

たしかに、ワクチンもなくって、感染しないための対策も特にないウイルスの場合、「こんなウイルスがあって、危険ですよ!」と声高に触れ回るのは、もしかしたらただ不安を煽るだけで、「知らない方が良かったのに」と、責めれるだろ

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