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ゲイとして思うこと等(LGBT関連)

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LGBT関連について思うこと、ゲイ当事者として過去の体験など、雑多なことをメモリーします😌
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#同性カップル

同性婚とLGBT理解増進法、当事者不存在の議論

同性婚とLGBT理解増進法、当事者不存在の議論

僕自身は同性婚をしたいか

僕はゲイであることを日常で伏せており、一生カミングアウトするつもりはありません。つまり、同性婚をするという選択肢はない。

ただし、仮に大事なパートナーがいて、その彼が交通事故にあってしまったとか、最も側にいて寄り添ってあげたいときに、親族ではないからという理由で病院から面会拒否されれば、どんなに辛いことかと思う。

「同性パートナーシップ証明書」を知ってる方もいるかも

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多様性と、LGBT当事者不存在の議論

多様性と、LGBT当事者不存在の議論

LGBT当事者として、ネットで炎上しがちな多様性の問題について、今回は書いてみる。
正直、これらの話題にはうんざりしているところもあるし、ネガティブな話題になりがちなので、今後は書くことはないかなぁ、、と思う。

ネットで話題の事例

アメリカでの出来事の事例。
女子トイレや女子風呂(公衆浴場)に、明らかに男性が利用している。それに気づいた女性は管理者に申出をしたが、その男性はトランスジェンダーで

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生物としてのゲイの話1

生物としてのゲイの話1

ゲイ遺伝子は存在しない?

2019年にハーバード大学が、医療機関のデータからヒトのゲノム(遺伝子のすべて)を調べたが、同性愛を示す遺伝子は見つからなかったと発表した。しかし、このニュースがとんだ誤解をうむことになる。

湧く同性愛嫌悪者たち

これを受けて、同性愛嫌悪する人たちの中で、ゲイ遺伝子がないのだから、やはり病気だ!治るものだ!と主張し、差別する輩が出てきてしまったという。日本も例外では

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生物としてのゲイの話2

生物としてのゲイの話2

環境要因と遺伝子について

同性愛に限らず、遺伝子と環境要因は関与するといわれているが、実のところよくわかっていない。

例えば、全く同じ遺伝子をもつ一卵性双生児(双子で見た目が同じパターン)が、別々の人間に引き取られて、全く違う環境で育てられたとする。すると、性格や考え方はまったく異なる2人になるので、いわゆる心因性の部分(内向的とか外向的とか)は、環境要因で決まるのではないかというものだ。

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