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エッセイ

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自分で書いた雑記をまとめています。
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記事一覧

びっくり映像100選みたいな番組について

びっくり映像100選みたいな番組について

世界各地のオドロキ・オモシロ映像を集めてスタジオで流し、それを比較的大勢のタレント達が眺めてコメントをする。そんなテレビ番組を観たことがある方は多いのではないだろうか。

私は普段あまりテレビを観ることはないのだが、その分たまに観るときは流し見感覚というより、本腰を入れて割と真剣に観てしまう。
でも「びっくり映像100選」(以下、びっくり100選番組とする)の様な番組は別物。
あれはどうしても流し

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禁煙じゃなくて控煙

禁煙じゃなくて控煙

前回の記事を投稿してから3ヶ月ぶりの更新…
また火がつくまで、どうやら定期更新は望めなそうな気がする。

ここ最近の変化といったらなんといっても煙草を吸うのをやめていることだ。もう1ヶ月は吸っていない。(勧められたらたまに吸っている)
煙草をやめた理由はお金がもったいないからというシンプルな理由である。
1日に1000円ほど煙草に費やしていて、それを今まで10年は続けてきている。1年が300日だと

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僕が〇〇さんを絶対に幸せにする

僕が〇〇さんを絶対に幸せにする

プロポーズの瞬間というのは人生で何回も味わえるものではない。
そんな大切な瞬間だからこそ、そこにはとっておきの言葉が存在するはずだ。

キザな男は、まん丸な氷が入ったウイスキーグラス?を片手に
「ウイスキーをローマ字読みしてみな、"U I SUKI " つまりね、好きの前にあなたと僕がいる」
そんな言葉で演説を始めるだろう。

「お前の作った味噌汁を一生飲ませてくれ」系のタフガイもまだ絶滅はしてい

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40日坊主

40日坊主

昨日、毎日文章を書いてnoteに記事を上げるということを始めてから40日ちょいという所で、ついに記録が途絶えてしまった。

「こうやって毎日やってきて〜」
「毎日続けるってさ〜」

というセリフの"毎日"の前に「ほぼ」というワードを付け加えなくてはならなくなったのだ。

しかしながら打ちひしがれてはおらず、むしろ生粋の3日坊主である自分がその10倍以上の期間続けられたことに少しだけ満足もしている。

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やわらかさ至上主義

やわらかさ至上主義

やわらかいことで叱られることってあるだろうか。
やわらかいことで損をすることってあるだろうか。

頭がやわらかければ、柔軟な大人として歓迎される。
身体がやわらかければ、怪我を防ぎやすい。
物腰がやわらかければ、円滑な対人関係を築ける。

やわらかいことは正義であるかのような気がする。

マグロの大トロはやわらかいから「口の中でとろけちゃう」
祭りのわたがしはやわらかいから「ふわふわしてかわいい」

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ターニングポイントは晴天

ターニングポイントは晴天

現在、私は小さい訪問介護の事業所を経営していて、障がいを持った方が就労に向けて働くB型就労支援事業所の立ち上げにも取り掛かっている。

構想自体は去年からあり、今年に入って下調べは続けていたのだが物件が見当たらずに足止めとなっていた。

そんな中今日、不動産屋から連絡があった。話を伺うとどうやら手頃な物件が見つかったとのことだ。
迷わず先程内覧をしてきて、大通りに面していて土地も広いことを確認し、

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助手席には唐揚げ弁当

助手席には唐揚げ弁当

休みの日を一日中寝て過ごした時の罪悪感は、どこから来るのであろう。
自分に与えられた自分の時間であるから、何も後ろめたい気持ちになる必要はないのだが…。

きっと自分自身への申し訳なさなのではなかろうか。

今日はまさしくそんな一日で、罪滅ぼしの為19時になってやっと身支度をして一人で外食へと赴いた。

何を食べるかはもう決まっていた。デカ盛り唐揚げだ。上手く説明できないが、こんな日は大量の油物を

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急がば回って一言添える

急がば回って一言添える

急いでしまうことがよくある。
急ぐだけならまだいいのだが、急いだときは焦ってしまうのだ。

本職の方で新事業を立ち上げようとしているのだが、中々いい物件が見当たらず、一ヶ月程足止めをくらっている最中なので、余計に気持ちだけが先行してしまう。

毎日何かしらの文章を書こうという裏テーマがあるので、ぼんやり今日は何を書こうか考えていたのだが、焦ってしまっている最中は何も思い浮かばない。特にフィクション

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おフランスのおかたいパン

おフランスのおかたいパン

以前、私が住んでいる市のパン屋さんがテレビで取り上げられた。

大きい市なので、同じ市内といえど車で30分ほどはかかる場所であり、売り切れ次第すぐに閉まってしまうので、中々お店にいける機会はなかった。

今日そんなパン屋さんに初めて行くことができた。
うちの会社では移動支援といって、障がいを持った方とそのヘルパーが余暇活動や買い物等を一緒に行うという支援を行っている。その支援の一環としてパン屋さん

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わたがし製くじらの背中

わたがし製くじらの背中

じめじめとした湿気に包まれた空気と飲み帰りの電車、毎日文章を書くという裏テーマが途切れてしまいそうだ。

高校時代の友人と飲んでいて、つい盛り上がってこんな時間になってしまった。
別に誰に強制されている訳でもないんだし、何か書きたいことがなければ書かなければ良いじゃないかとも思うのだが、今現に文章を書いているので、今日もなんとか続きそうである。

文章を書いている電車の車内。
目の前のスーツ姿の年

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青春「なら」

青春「なら」

私はやる気に満ち溢れている時、失恋した時、進むべき道に迷っている時、いずれの場合も基本的にはアップテンポな曲を聴く。

そんな中、何故かたまに口ずさんでしまう歌詞がある。

忍たま乱太郎の主題歌で人気になった「勇気100%」という曲の中の

という一節である。

普段からよく聴く訳ではなく、カラオケに行った時にたまに歌う程度である。

「そうだよな、やりたいことは何でもやった方が人生勝ちだよな」

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ドッジボールは顔面セーフ #忘れられない先生

ドッジボールは顔面セーフ #忘れられない先生

小学生の頃の担任の先生で今でも覚えている先生はいるだろうか。私は一人の先生だけ鮮明に記憶に残っている。

当時小学生の自分は相当な引っ込み思案で人見知りだった。友だちはいたけれども、周りに合わせて遊ぶのも気を遣ってしまい、あまり学校に楽しさを見出せていない節があった。

そんな中、二年生になり自分達のクラスの担任は新任の男教師になった。彼は髪を焦げ茶色に染めていて、リーゼント手前のようなスタイルで

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【麺がたりん】濃厚豚骨魚介で目が覚める

【麺がたりん】濃厚豚骨魚介で目が覚める

1.はじめに

今回から定期的に、思い出の一杯というテーマでラーメンを語ろうと思います。それを食べることになった背景から味の感想、その後までを文章にしていきます。

2.一杯までの背景

当時スーパー細々と趣味でラップをしていた私は、大学を卒業したら東京から大阪へ移住し、そこをラップ活動の拠点としようとしていた。紆余曲折ありその計画は頓挫したのだが、今度はどうにでもなれと各所を放浪しようと考えてい

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【麺がたりん】私とラーメンの出会い②

【麺がたりん】私とラーメンの出会い②

ラーメンについてひたすら語る【麺がたりん】
出会い編は思いの外長引いてしまった。
ということで前回の続きから

1.ラーメンとの出会い【大学生編】

高校でのラーメン部の活動を通して、とりあえず間にあわせといったラーメン観から脱却した私は、大学在学中数多くのラーメン店へ足を運んだ。

車の免許を取得した結果、行けるラーメン店の範囲が広がったこともあり、一人で食べに行くことも増えた。

そんな中であ

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