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【麺がたりん】私とラーメンの出会い②
ラーメンについてひたすら語る【麺がたりん】
出会い編は思いの外長引いてしまった。
ということで前回の続きから
1.ラーメンとの出会い【大学生編】
高校でのラーメン部の活動を通して、とりあえず間にあわせといったラーメン観から脱却した私は、大学在学中数多くのラーメン店へ足を運んだ。
車の免許を取得した結果、行けるラーメン店の範囲が広がったこともあり、一人で食べに行くことも増えた。
そんな中である日私は、衝撃的な出会いをしてしまう。
某マシマシラーメンと言えば分かる人には分かるであろうか。大学生にして私は二郎系と出会ってしまった。
それまでも幾度となくネットで調べ、二郎系特有のコール(呪文)や、食べきれる量なのかどうか、デモンストレーションは行っていた。
大学生になったと同時に引っ越しをしたことでラーメン二郎の支店は、自宅からすぐ近くであった。
そうとなればもう行くしかない。1時間ほど列に並んでいる最中、換気扇から漏れ出す茹でた麺とこてっこてスープの香りが空腹を刺激する。
食券を購入して席に座る、しばらく待ち、自分の丼が提供される際に、店員さんから
「ニンニク入れますか?」
「ヤサイ少なめ、アブラマシで」
これさえできれば儀式終了。
目の前のには夢にまで見た。ラーメン二郎。
控えめに言うと、脳が太麺と濃いスープにかき回される感覚。
二郎系については詳しくまた別の記事で取り上げるので、ここでは出会いのみにとどめよう。
とにかく言うまでもなく、この出会い以降さらに私はラーメンの虜となった。
2.ラーメンとの出会い【社会人編】
大学生での二郎系ラーメンとの出会いが剛ならば社会人になってからのラーメンとの出会いは柔である。
学生のうちは二郎系ラーメンから、他のこってりとしたラーメンを出会いの衝撃のまま食べまくっていた。
ほぼこってり系しか食べず、それ以外では物足りない舌になってしまっていたのかもしれない。
そんな自分が出会ったのがとみ田さんのつけ麺。東京に住んでいる自分は当時満を持して車で千葉県松戸まで向かった。
パーキングに車を停め、店に向かい自分の順番を今か今かと待ちわびた。店内は心地の良い静かさ、他のお客さんの一杯に対する期待で溢れている。
つけ麺とトッピングご飯もの、全てが揃ったときに既に私は圧倒されてしまった。感動のままに一口啜れば、更に深く感動に包まれる。
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ラーメンはエンターテイメントである。
それがとみ田さんとの出会いではっきり自分の中の認識として根づいた。
それ以降私はとにかく色んなジャンルのラーメンを可能な限り食べ歩いた。
醤油も塩も味噌もとんこつも。
私は食べることが大好きである。そしてラーメンに関しては特別思い入れがある。それは今まで食べてきた一杯一杯との出会い、そしてこれから食べるであろう一杯に対する期待に他ならないのである。
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