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青春「なら」

私はやる気に満ち溢れている時、失恋した時、進むべき道に迷っている時、いずれの場合も基本的にはアップテンポな曲を聴く

そんな中、何故かたまに口ずさんでしまう歌詞がある。

忍たま乱太郎の主題歌で人気になった「勇気100%」という曲の中の

やりたいこと やったもん勝ち 青春なら
光GENJI「勇気100%」 作詞:松井五郎 作曲:馬飼野康二

という一節である。

普段からよく聴く訳ではなく、カラオケに行った時にたまに歌う程度である。

「そうだよな、やりたいことは何でもやった方が人生勝ちだよな」

と思った直後に

「ん待てよ、青春なら、、だと」

といった具合に心境が揺さぶられた記憶があり、それ以降たまに口ずさんでしまうようになったのだ。

「ああ駄目だ、青春なんて過ぎちゃったし、やりたいことやってもいい歳じゃないな」

メンタルによっては、そんな風に思ってしまう。だがしかし最近はこの歌詞の捉え方が変わった

「お前が今を青春だと思っている"なら" やりたいことはやったもん勝ちだぞ、
青春だと思ってない"なら"やりたいことやっても負けちまうかもな」

こういうことではなかろうか。
、、というよりも自分の中でこういうことだと思うことにした。

自分は何者でもなくて結構です、何かの為にならなくていいので、やりたいからやらしてください。まだ青春なので。

と歌詞に縋りつきたくなる。

実際に何かをやることの背景には

  • 何となくやろうと思ったから

  • やった方が良いと勧められたから

  • 現実的にやらないといけないから

  • 意味不明だがやってしまうので

等、様々な理由がある。

その中で、あっやりたいからやってるんで別にいいっすって感じで続けられることがあると、自分の中で良いなあと思う。

余談だが、最近文章を書くのが楽しいと知り合いに話すと

「会話も上手くなったりする?」
「仕事の文書とかでも活かせるよね」
「スキルアップできるような趣味っていいよね」

といった内容の返事が多くて、確かにそれも間違いではない。
がしかし、私はただ書きたくて、ただ読んでもらいたいだけだなあとも、同時に考えさせられる。

"やりたいことやったもん勝ち理論は、青春の「フリ」でも適用されるでしょうか?"

そうであればいいなと、思う。

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