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理想を求めるということ


死ぬほど大事な話をします。


突然だが、私は「理想」によってたくさん
傷ついてきたし、たくさん傷つけてきた。

気がつかないうちに形成されている自分の
「理想」は、
どこまで言っても理想でしかなく、

自分をその通りにすることはできても、
自分以外の人間(その他全て)を、
自分が作った「理想」という
型に押し込めるのは、どうしても、

"不可能"

なのである。

私は今日、母親との会話で大きく傷つき、
たくさん涙を流した。

私は昨年、母親に

私もう、ママの理想の娘やめる。

と、いきなり告げた。
母は動揺し、塾考し、そして泣いた。

そんなこんなで、
私はあと半年で18になるが、
母との関係を未だに模索している。

そんな私は今日、ある人の言葉から、
"私も、母親を「理想」に押し込めていた"
という衝撃の事実にぶち当たった。

死ぬほど驚いた。マジで。

今まで、母親に向かって
偉そうなことを散々言って、
全部わかったような口を聞いて、
結局していたことは全部、

相手を変えよう

ってことだった。
なんてバカなんだろう。
これだから、
人類は進化がめちゃくちゃ遅いのだろう。

そんなことを我が物顔でしていた
当時の自分に、
大阪のツッコミ文化を少し学んだ今の私が、
今だせる力を全力で、誠心誠意、心を込めて、
ツッコミたい。

なんでやねん。アホちゃう?

はい。ツッコミました。
気がつけてよかった、って心から思います。

でも実は、彼に言われる前も、
たくさん落っこちてた気がつけるチャンスを、
私は完全スルーしていた。

例えば、今日!

私が愛してやまない人物と、
「BL」と「ゲイ」の違いについて話していた。

結論としては、
「女性の妄想内でのゲイの姿がBLである」
ということなのだが、
言いたいことは、それが「理想」であるということ。むしろ、そうでしかない。

そんなチャンスがあったのは
もちろん今日だけじゃなくて、
思えば、昔付き合っていた人との関係をみても、それは浮き彫りだった。

私はよく傷ついた。泣いた。
でもそれは、結局のところ、
「自分の理想の彼はそんなことしない」
という、現実と理想とのギャップの狭間で
傷ついたのだ。

彼にめいいっぱい傷つけられた
(と勝手に被害妄想していた)私は、
別れたのにズタズタだった。

彼とやり直すことになった時、
私は彼に全てを求めた。
私の理想の形に、彼を変えようとした。
全て私が決めようとした。

本当に、しょうもない。
バカ極まりない。

でも、それでも、彼は応じた。

けれど私も気がついた。
何をしているんだ私は、と。
人を変えようするなんておかしい、と。

その時は情緒が不安定で、
そこまで顕著に現れたからきがつけた。
けれど、ふつうに生きてる今、
そんなことはないと思っていた。

でもそうじゃなかった。
私の「スタンダード」として、
すでに理想はいくつもあった。

あるだけならいい。そこにあるだけなら。

でも決して、誰かをそこにはめようとしたり、
誰かを型の形に変えようとしてはいけない。

それは立派な人権侵害だ。

そう心に刻んで、私は今日傷ついた気持ちは、
成長痛であると実感した。

妄想できたからこそ生き残れた、
ホモ・サピエンスの唯一の欠点はきっと、

理想。



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