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2023年2月の記事一覧
【随想】『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
を読んだ。
Yahoo!ニュース|本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞の受賞作だそう。
英国在住の著者が、
現地の元底辺中学校へと通う息子との日々(1年半の出来事)を綴った珠玉のエッセイ。
構成がいいなと思ったのは、
息子がノートの端に「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」と書いた時の話。
ざわっと心が騒いだ。
それと、リアーナ
【随想】小説『スペードの3』朝井リョウ
さてと、
とりま、
朝井リョウ。
ゆとり世代の代弁者。
『スペードの3』を読みました。
通称「スぺ3」…大貧民(もしくは大富豪)で単独でジョーカーより強い最強カード。
『何者』よりも後の作品なんですね。
2014年の作品。
最初は、とっつくいテーマかなと思っていましたが、
読んでみると意外や意外、いつも通りの朝井節で、
共感と毒のオンパレードに、一気読みすることができました。
物語は3章立
【随想】小説『掏摸(スリ)』中村文則
中村文則氏の、
『掏摸』を読んだ。
大江健三郎賞の受賞作らしい。
聞いたことがなかったが、大江健三郎一人によって選考され、2007年から2014年の間で計8回行われた賞という。
知らない作品ばかりだ。
中村文則氏の本は、『銃』を読んで以来。
だいぶ久々である。
どんな本であったか、引っ張り出してパラパラとめくってみると、
こちらの方が『掏摸』よりも文章は読みやすいと感じた。
主人公の内面描写が
【随想】小説『ゴールデンスランバー』伊坂 幸太郎
ゴールデンスランバー読みました。
伊坂幸太郎は色々途中まで読んでうっちゃってしまっているものが多く、これはどうであったか。
読み返しても、中身を思い出せないから、きっと読んでいなかったのだろう。
本屋大賞と、山本周五郎賞を受賞しているらしい。
2007年の作品。16年も前か。
タイトルは、ビートルズの同名曲から。
邦訳で「黄金のまどろみ」
元ネタは、トマス・デッカーの子守唄である。
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