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「52ヘルツのクジラたち」を読んで
子供が、学級文庫を借りてきて、泣きそうになったというので、借りて読んでみた。随分以前に評判になっていたので、題名だけは知っていたが、内容は全く知らなかった。
虐待がテーマになっており、単に「面白かった」とは言えないが、読み始めてから最後まで一気に読まされる本だった。
同じ境遇にある子供達に、この本がどのように響くかは分からないが、運良くそのような経験をしなかった私にとっては「声なき声」が自分の
東京都同情塔を読んで
面白かった。
バベルの塔の話がモチーフになっているが、単純にそれに寄せて読み解くのが勿体無いぐらい色々な視点が盛り込まれいて面白かった。
AIではなく、血肉の通った人間が描いた文章だ。
この作者の本や考え方をもっと知りたいと思った。また、所々に意味ありげな言葉(韻)が散りばめられおり、それらを自分勝手に解析するのも楽しみとして残った。
どこを切り取っても想像が膨らむ文章で単に「これはこういう
PERFECT DAYSを観て
今、映画館を出たところです。
面白かった!まぁ、ストーリーとしては想像通りで、変にドラマチックに仕立てられておらず、気持ちの良い映画でした。
この手の映画は当然好き嫌いが分かれると思うので、基本は一人での鑑賞をおすすめします。
いくつか興味が惹かれたポイントを書いてみようと思う。まずは、何と言っても「音」だ。
ほうきの掃く音、木々が揺れる音、地下鉄の居酒屋付近の騒がしい音など日常的な音を意識的に
仮題 エピソード1 改訂1
ほか弁屋の時計は、15時20分を指していた。
特選幕の内弁当を注文し、椅子に座って出来上がりを待った。僕の前には、先客がいた。子供連れの髪の長い若い女性だ。しばらくすると、チキン南蛮が呼ばれ、母親であろうその若い女性は会計を済ませて店を出て行った。続いて、特選幕の内が呼ばれたので席を立ち、角にある冷蔵ケースから缶ビールを2本とってレジに向った。
ビールのお供には、特選幕の内が一番合う。卵焼き、
休日の過ごし方〜昼ご飯から夕方まで〜
昼ご飯は、いつも不規則だ。大体、冷蔵庫にあるものでちゃっちゃと作ってすますことがほとんどです。休みの朝は、皆起きる時間はバラバラだが、昼ご飯は揃って食べる。この間は、スパゲティを作った。ニンニク、キャベツ、玉ねぎ、二毛作目の豆苗、ツナで。オリーブオイルでニンニクを炒め、頃合いをみて材料を投入する。塩胡椒の量だけミスらなければ、それなりに美味しく出来る。大抵、ニンニクを炒めている時に、誰かが匂いに反
もっとみる砂川文次「ブラックボックス」を読んで
定例の土曜日の病院の帰り道に、芥川賞受賞作「ブラックボックス」を読むために、町の書店に文藝春秋を買いに行った。
あらすじも全く分からない状態で読み始めた。(以下、ネタバレ注意)
自転車のメッセンジャーのやや細かい描写から始まる。主人公は自転車が好きで、やりがいを持ってこの職に就いているのだなと思った。しかし、状況はいささか違う方向に進んでいく。ベンツの乱暴な運転で落車してしまう。その時、主人公
休日の昼下がりに、コロッケを食す
昨日、普段はいかないスーパーで買ったコロッケ旨かったなー
ケチャップバージョン
ソースバージョン
芥川賞を受賞した「ブラックボックス」を読みながら、つまみました。
コロッケといえば思い出す漫画は、こち亀50巻「下町グルメ」。
米が食いたいな。うむ。