見出し画像

条文サーフィン~検察審査会法の波を乗りこなせ!!~(第36回)第二十八条

読み易さは正義!!
読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
条文サーフィン」。

条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。




条文サーフィン

【検察審査会法】編の

はじまり、はじまり。




さて今回は、「第二十八条」です。

【検察審査会法】 >「第四章 検察審査会議」(第二十一条―第二十九条)より。


では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めていきましょう!!




〇検察審査会法(昭和二十三年法律第百四十七号)


第二十八条 検察審査会議の議事については、会議録を作らなければならない。
② 会議録は、検察審査会事務官が、これを作る。

第二十八条

  検察審査会議の議事については、
   ↓
  会議録を作らなければならない。

② 会議録は、
   ↓
  検察審査会事務官が、
   ↓
  これを作る。



(※検察審査会法=令和4年6月17日現在・施行)



以上が、検察審査会法の「第二十八条」です。

ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。




ここだけの話。
「テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「テキスト」が宝物になります。




☆「読んでみようと思える六法をつくる」プロジェクトの一部(↓)







イチから条文を読まないから、

速く読めて理解できる。

それが「条文サーフィン」。














<こっそり☆おまけの穴埋め問題>

[検察審査会法]

〔問 題〕次の条文中の(    )内には同じ語句が入る。それは何か。

第二十八条 検察審査会議の議事については、(     )を作らなければならない。
② (     )は、検察審査会事務官が、これを作る。

〔解 答〕

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

( 会議録 )、( 会議録 )でした。

第二十八条 検察審査会議の議事については、( 会議録 )を作らなければならない。
② ( 会議録 )は、検察審査会事務官が、これを作る。



<全国”検審”巡り~沖縄の検察審査会~>

・「那覇地方裁判所」の所在地に置かれるもの
   ↓
  那覇検察審査会

・「那覇地方裁判所平良支部」の所在地に置かれるもの
   ↓
  平良検察審査会

・「那覇地方裁判所石垣支部」の所在地に置かれるもの
   ↓
  石垣検察審査会

(※「検察審査会の名称及び管轄区域等を定める政令」から。)



最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!

ではまた。(^^)/

日日是好日(にちにちこれこうじつ)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?