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セブ島の孤児院訪問。「子どもたちが喜んでくれたのが嬉しくて涙がこぼれた」ある英語講師の歌に込めた想い

子どもの頃、家が貧しくて教会を通して支援を受けていたと話す、フィリピンオンセブ島の語学学校で働く先生。「子どもの頃、教会を通じて、アメリカのホストファミリーなどから支援を受けてきた。今は、大学にも進学できて、英会話学校の正社員として働けている。だから今度は自分が子どもたちを助けたい」。彼が孤児院でボランティア活動をした時の様子を教えてもらいました。途中から子どもたちが大フィーバーする動画は発見!

フィリピンの子どもたちに大人気のファストフード「ジョリビー」

毎日オンライン英会話を習っているのですが、教えてくれているCypher先生が、先週の土曜日に「孤児院訪問してきたよ」ということで、詳しく教えてもらいました。

先生たちが訪れたのは、フィリピンセブ島のITパークから車で10分ほどのところにある孤児院。先生が勤務するQQ Englishが毎年ボランティア活動をしていて、今年の訪問先はこの孤児院になったそうです。行き先も、なにをやるか、どんなプレゼントをするかもボランティア活動に参加する先生たちが決めます。

今回は、孤児院ということで、シャボン玉やペン、ノートなどと一緒に、子どもたちが大好きなフィリピンのファストフード「ジョリビー」のフードセットをプレゼント。

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ジョリビーは日本でもお馴染みの人気キャラクターにそっくり!

このジョリビー、日本で言うところのマクドナルドのメインキャラクターみたいな存在なのですが、なぜかフィリピンの人の多くがジョリビー大好きなんですよね。熱狂的支持を得てる!って感じがします。いつも、どの先生と話しても、ジョリビーの話題になった途端、先生たちのテンションが爆上がり!!

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日本で言うところの「ドキンちゃん」みたいな感じです。「アンパンマン」のドキンちゃんは女の子ですが、それの男の子バージョンみたいなもの。全身オレンジ?赤で、顔の一部が白くて、頭からツノのようなものがはえているジョリビー。フィリピンの子どもたちも大好きなんだそうです。人気すぎて、時々着ぐるみジョリビーがあちこちのパーティーに出没している画像をみかけます。

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誰かジョリビー画像を持っていたら送ってください。著作権フリーのでかいジョリビー画像をおまちしております(I want you to send me a picture of Jollibee.)

一人1箱セットで、子どもたちが何十人もいるから運ぶだけでも大変そう😅後ろに見えるピンク色の袋にジョリビー1人前ずつ入っているのでしょうか? 

ミスQQ Englishも参加。休み返上でも参加したい

孤児院訪問に参加するのは、ボランティア活動なので完全に自由。ミスQQ Englishに選ばれた先生たちも参加したそうです。QQ Englishの先生たちは基本週6日勤務なので、週1日の休みしかなく、ボランティア活動に参加するとその週のお休みはなくなってしまうわけですが、それでも参加したそうです。

実は、この話をしてくれたCypher先生自身も、子供の頃にアメリカにいるホストファミリーから支援を受けていたそうです。先生は家族もいるし家もあるけど、6人兄弟で裕福ではなかったから、教会を通じてもらうノートやパンなどがあるとありがたかったと言ってました。

「今は、成長して大学にも行けて、英会話学校の正社員として働けているから、今度は自分が子どもたちを助けたい。子どもたちが成長したら、自分みたいに英会話学校の先生になったり、いろんな可能性が広がるから」

今、私はその成長した先生に英語を教えてもらっているわけで、そう考えるとつながっているなと思います。また、いまこの孤児院にいる子たちも、成長したら誰かを助けるかもしれない。そう思うと、何か少しでも自分にできることがあったらいいなと思います。

歌のプレゼント。途中から子どもたちが大フィーバー!

先生たちは、午後2時から6時までいたそうですが、Cypher先生が歌を歌ったそうです。

Cypher先生は、月曜日の授業の中でその話をしたときに「子どもたちの前で歌を歌ったら、すごく喜んでくれて、その姿を見てたら胸がいっぱいになって、涙がこぼれた」と話してました。

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Cypher先生の夢は、シンガーになって歌を歌い、その歌で傷ついた人たちの心を癒すこと。もう1つの夢は、孤児院やストリートチルドレンと呼ばれる子どもたちに、英語やその他の勉強を教えて、子どもたちの可能性を広げる手伝いをすること。

この日のボランティア活動は、その両方が1回ずつ叶った日だったのかなと思います。

Cypher先生が歌い始めたとき、少しざわざわしていましたが、少しすると子どもがひとり花をプレゼント。続いて次の子も、その次の子も、と小さな花を先生にプレゼントしていくのですが、途中から子どもたちが大はしゃぎ!!

「カタワ、カタワー」って。セブアノ語で「かわいい」という意味です。ここらへん、やはり女の子はおませだなーって思います☺️✨✨

ラストまで見ていたら、なんだかこっちまでジーンとしてきました🥴✨✨

実は、先週の金曜日の授業でCypher先生に「予祝」(未来の達成したい目標を祝い、叶ったときのことを想像して質問に答えていくというもの)の話をしてたんです。それで、先生に質問に答えてもらっていて。

まさに、その状況を翌日体験することになったわけです。もちろんこれは偶然でしょうが、やっておいて良かったかなと思います。でも、本当のことをいうと予祝をしたことすら、覚えていなかったわけですが😅

QQ English 創業以来続けているボランティア活動

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最後になってしまいましたが、実はQQ Englishでは創業以来、このボランティア活動をずっと続けているそうです。今年10周年だから今年は10回目。

ボランティアでまわるのは、孤児院の他にも身寄りのない高齢者のいる施設などです。行き先は毎回先生たち自身で話し合って決めているそう。

ところで、ジョリビーフードやおもちゃや鉛筆やクレヨンなど、寄付はけっこうな額になると思うのですがどうしているかといえば、QQ Englishで負担しているとのこと!

いくらかかっているのか私には全くわかりませんが、10年間の支援はすごいですね!フィリピンの人たちがQQ Englishで働き、地元に雇用が生まれ、経済が活性化する。そして、地域活性化と孤児院や高齢者施設など、孤立しがちな人たちと社会をつないでいく役割を果たしているのです。

そう考えると、やっぱりQQ Englishってすごいなって思います。たぶん、フィリピンにあるその他の会社でもボランティア活動をやっているところは多いと思いますが、そういう企業が一社でも増えるといいですね😆✨✨

12月に孤児院を訪れてみたい

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私も、12月にセブ島に行ったら、この孤児院にいってみたいなと先生に言っているのですが、行けるかな?

先生は「🚕で行けば10分くらいだし、大丈夫」といったけど、英語もオンライン英会話の先生相手だからなんとかなるレベルだから、孤児院の先生には伝わらないかも。子どもたちも、きっとセブアノ語を話すだろうし。

そう思って別の先生に相談したら、「一緒に行ってあげるよ」といってくれました。ただ、お休みの日だから、休み返上になっちゃうのも悪いしなーと思いつつ。いってくれるならお願いしたいところです。

今朝、Cypher先生から「famous先生(一緒に行ってくれるといった先生)から聞いたよ。一緒に行くよ」といってくれたので、これで2名になりました。Marshall先生も誘ってくれるそうです。

今日の授業は、セブ島の孤児院の話で終わりました😊✨✨

























フィリピンセブ島の孤児院で出会った子どもたちをサポートします😊✨✨子どもたちが大人になったとき、今度は誰かをサポートしてあげられたら素敵ですね❤️