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精神の病との道行き

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最近気分が落ち込んでいる人、心身に負担をかけ過ぎている人に向けて、自らの状態と向き合わずに放置するとどうなるかお伝えしたい記事をまとめました(実は自分で見返す用)
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記事一覧

休職して16ヶ月経って

いつの間にかこんなにも時間が経っていた。これまで更新できなかったのは、体調面が鬱気味で書くエネルギーが無かったからだ。

睡眠や食事、外出などの生活の記録や受診にまつわるメモは残してあるので、頑張れば更新できなかった分を一気に更新することも出来なくはないのだが、気が向かないので前回の更新との比較で話を進めさせてもらう。

ちなみに前回はこちら。

他にも休職して3ヶ月あたりから8ヶ月までおよそ1ヶ

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休職して8ヶ月経って

今月も記録しておく時期になった。1ヶ月は早いものだ。

この1ヶ月一番大きかったのは主治医を変えたことだ。変えたというべきか戻したというべきか。この前までお世話になっていた医師のところに通うことにした。

気分安定薬は減らして1錠になった。医師を戻してからは1錠ずつ減らすことにしたので減るスピードはアップした。

精神安定剤は、それを飲んでから日中眠くて仕方なくなったり夜は夜で起きてしまったりとい

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休職して7ヶ月経って

最近は書き忘れて月初めになってしまうが、記録として残しておく。

相変わらず落ち着かなさと関係している気分安定薬を0.25錠ずつ減らしている。現在は2.25錠まで減らせた。

精神安定剤の方は日中あまりにも眠すぎたため0.5錠に戻した。
また眠りのために飲んでいる抗精神病薬も一度2錠に戻したが、効果がなかったので再び1錠とした。

この状態で以前眠れなかったため、今回漢方薬を追加してもらった。飲み

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休職して6ヶ月のいま

例によっていつかの自分のために記録しておく。

2月のはじめに帯状疱疹になった。帯状疱疹になって辛かったのはとにかく痛みだった。痛すぎて眠れない日が続いた。痛みには波があるので夜は眠れなくても昼間は眠れたりして生活リズムが完全に狂ってしまった。

また、眠れなさでいうと、抗精神薬のうち1種類を減らそうとしていることも眠れない原因としてある。4mgまで安定して減らせた(24mg→12mg→6mg→4

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休職して5ヶ月の今。

こんなに何度も書かなくともいいじゃないかと思いつつ、いつかの自分が気になるかもしれないので書いておく。

生活リズムが安定してきたので、最近は図書館に通っている。図書館で本を読んで勤務の練習としているのだ。少しずつ時間も延ばせていて順調かに思われたが、重大な問題があった。

居る時間の半分も活字を追えていないのだ。というのも、体調を崩して休職してからというもの目の調子が悪くうまくピントが合わない。

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初めてカウンセリングに行った。

何度か話に出てきているが、心身の不調でメンタルクリニックに通っている。メンタルクリニックでは薬での治療がメインなので、心身の不調をきたした原因にアプローチするべくカウンセリングも行うこととした。

カウンセリングは大学の心理学科に付属している相談所に行った。費用は一回50分3000円。カウンセリングは自費診療なので診療料はピンキリとなっている。大学に付属している相談所は、大学院生が担当しその教育機

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退院して3ヶ月休職して4ヶ月のいま

毎日投稿していた頃が嘘みたいに書きたいことが思い浮かばない。
書きたいことがないので今日は退院して3ヶ月経ついまを記録しておこうと思う。

相変わらず休職中なので自由にしているが、そろそろ生活習慣を整えられそうなので最近はなるべく同じ時間に起きて同じ時間に眠るというのにチャレンジしている。復職への第一歩なので頑張りたい。

病院も通院していて、薬は気分安定薬の種類が変わった以外に変化はない。抗精神

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飲んでいる薬について

先日は最近の暮らしについて書いたので、今日は飲んでいる薬の話をしようと思う。

抗精神病薬は二種類飲んでいて、一種類は本当にニュートラルに安定させるもの、もう一種類は眠れない時不安な時を抑えるもの。
ここでは前者を抗精神病薬A、後者を抗精神病薬Bとして話を進める。
他に飲んでいる気分安定薬の方は鬱傾向を抑えるもの。

抗精神病薬Aは飲んでも特に気分には変わりはないが、変わりがないということが大切な

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最近のこと。休職を迷っている人へ

最近のこと。休職を迷っている人へ

ここしばらくnoteを更新できずにいたのは、書きたいネタも無ければ元気もなかったから。
というわけで、今日は退院して2ヶ月ほど経った今について書き残しておこうと思う。

相変わらず休職中の身につき自由な時間は多い。週に一度診察してもらい、薬の調整をしている。
薬の内容は、抗精神病薬二種類と気分安定薬一種類、副作用を抑える薬一種類、胃薬一種類である。(胃薬は副作用止めではなく、たまたま胃が痛くなった

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救急隊の真の仕事

救急隊の仕事というとどんなものを思い浮かべるだろうか?
怪我した人を運んでいる姿だろうか?うめいている人を介抱する姿だろうか?
私もそういう緊急性のある症状が出ている方の対応を担当されていると考えていた。
が、真の仕事の内容は違うところにあったのではと気が付いた。
今日はその話をしようと思う。

例えば、私の場合、実際に怪我をしたわけでも苦しくて痛くて死にそうになったわけでもないのに運んでいただい

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うっかり躁振り切れて安心院なじみになってた話。

8月下旬。ツイートのスタイルが変わり過ぎてお気づきの方もいらしたかもしれないが、あり得ないほど躁になって振り切れてしまい、安心院なじみ経由で正気に戻ってまいりました。

1 . 病状について

そもそもの発端は、家族関係にストレスを感じていたことにあるのですが、原因となった家族とは現在距離を置いており、これ以上は悪化しないだろうと考えておりました。

またメンタルクリニックにも通っており、強迫性障

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スズメの日記 ─精神科入院の恐ろしさ

スズメの日記 ─精神科入院の恐ろしさ

心療内科にかかったことはおありだろうか?最近では心の不調に関する情報が増えてきたこともあり、医療機関にかかって自分とうまく付き合うための方法を見つけようとされている方も多いかと思う。
しかし、心療内科や精神科、メンタルクリニックと一線を画す”治療”が行われるのが、精神科での入院である。
今回は、精神科での入院の概要とその恐ろしさについて記述する。

1 . 精神科で入院するということ精神科の入院で

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