雀ノ涙

ギリギリ霞ヶ関OL。いつか湖畔のかわいいおうちで狼と暮らす。 (綿来すずめと宵陶子の共…

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ギリギリ霞ヶ関OL。いつか湖畔のかわいいおうちで狼と暮らす。 (綿来すずめと宵陶子の共同アカウントです)

マガジン

  • 精神の病との道行き

    最近気分が落ち込んでいる人、心身に負担をかけ過ぎている人に向けて、自らの状態と向き合わずに放置するとどうなるかお伝えしたい記事をまとめました(実は自分で見返す用)

最近の記事

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大学図書館を愛して

大学生なのに大学図書館を愛していない人。 学費の半分、損してます。 大学図書館がどれだけすごいのか、愛すべき存在なのかということを、図書館を愛してやまない大卒ニートがプレゼンします。 大学図書館には、専門的な内容の高価で貴重な文献が数多く所蔵されています。 もちろん1番の魅力は、タダで本をほぼ無限に読むことができることですが、それだけではありません。 本屋さんと違って、図書館は司書さん(だけではないですが)に選ばれた本が、整然と平等に並べられています。 この「選ばれた本

    • 休職して16ヶ月経って

      いつの間にかこんなにも時間が経っていた。これまで更新できなかったのは、体調面が鬱気味で書くエネルギーが無かったからだ。 睡眠や食事、外出などの生活の記録や受診にまつわるメモは残してあるので、頑張れば更新できなかった分を一気に更新することも出来なくはないのだが、気が向かないので前回の更新との比較で話を進めさせてもらう。 ちなみに前回はこちら。 他にも休職して3ヶ月あたりから8ヶ月までおよそ1ヶ月間隔で書いているのでよかったらどうぞ。 それではまずは薬について。薬の効果を

      • 休職して8ヶ月経って

        今月も記録しておく時期になった。1ヶ月は早いものだ。 この1ヶ月一番大きかったのは主治医を変えたことだ。変えたというべきか戻したというべきか。この前までお世話になっていた医師のところに通うことにした。 気分安定薬は減らして1錠になった。医師を戻してからは1錠ずつ減らすことにしたので減るスピードはアップした。 精神安定剤は、それを飲んでから日中眠くて仕方なくなったり夜は夜で起きてしまったりということが起きていると伝えたところ、中止することになった。が、今のところ大きな変化

        • 休職して7ヶ月経って

          最近は書き忘れて月初めになってしまうが、記録として残しておく。 相変わらず落ち着かなさと関係している気分安定薬を0.25錠ずつ減らしている。現在は2.25錠まで減らせた。 精神安定剤の方は日中あまりにも眠すぎたため0.5錠に戻した。 また眠りのために飲んでいる抗精神病薬も一度2錠に戻したが、効果がなかったので再び1錠とした。 この状態で以前眠れなかったため、今回漢方薬を追加してもらった。飲み始めて1週間近く経つが若干よく眠れているような気もする。日によって日中の眠気が緩

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        大学図書館を愛して

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        • 精神の病との道行き
          12本

        記事

          休職して6ヶ月のいま

          例によっていつかの自分のために記録しておく。 2月のはじめに帯状疱疹になった。帯状疱疹になって辛かったのはとにかく痛みだった。痛すぎて眠れない日が続いた。痛みには波があるので夜は眠れなくても昼間は眠れたりして生活リズムが完全に狂ってしまった。 また、眠れなさでいうと、抗精神薬のうち1種類を減らそうとしていることも眠れない原因としてある。4mgまで安定して減らせた(24mg→12mg→6mg→4mg)のだが、4mgから3mgに減らした時に副作用のアカシジアがひどく出てしまい

          休職して6ヶ月のいま

          休職して5ヶ月の今。

          こんなに何度も書かなくともいいじゃないかと思いつつ、いつかの自分が気になるかもしれないので書いておく。 生活リズムが安定してきたので、最近は図書館に通っている。図書館で本を読んで勤務の練習としているのだ。少しずつ時間も延ばせていて順調かに思われたが、重大な問題があった。 居る時間の半分も活字を追えていないのだ。というのも、体調を崩して休職してからというもの目の調子が悪くうまくピントが合わない。左右の視野がうまく統合されずにダブってしまう感じ。 もちろんそれだけではなく、落

          休職して5ヶ月の今。

          初めてカウンセリングに行った。

          何度か話に出てきているが、心身の不調でメンタルクリニックに通っている。メンタルクリニックでは薬での治療がメインなので、心身の不調をきたした原因にアプローチするべくカウンセリングも行うこととした。 カウンセリングは大学の心理学科に付属している相談所に行った。費用は一回50分3000円。カウンセリングは自費診療なので診療料はピンキリとなっている。大学に付属している相談所は、大学院生が担当しその教育機関を兼ねているため、比較的手を出しやすい価格帯であることが多いようだ。 相談所

          初めてカウンセリングに行った。

          ルピシアのお茶10種 茶香炉で焚いてみた。

          飲めないお茶の処分に困っていたら、フォロワーさんに茶香炉というものを教えてもらって茶香炉デビューした。せっかくなので試したお茶をレビューする。茶葉の選抜は家でちょうど出ていたものなので偏りがあることを断っておく。(元気があれば種類を増やすかも) 茶香炉とキャンドルは同じものを使用し、焦げ始めるまで (約30分、緑茶のみ1時間) を観察した。茶葉は時折かき混ぜて一部分のみが焦げることがないように注意した。写真は同じ環境で同じカメラを使用して撮影したが色味に若干のブレは生じてし

          ルピシアのお茶10種 茶香炉で焚いてみた。

          早起きするようになって変わったこと。

          最近早起きをしている。生活習慣を整えて復職への第一歩とするためだ。 改めて早起きするようになって変わったことについて今日は話そうと思う。 早起きするようになって変わったこと。それは物事の取り掛かり始めが早くなったこと。早起きしたのだから早く取り掛かれるのは当然だが、それだけではないのだ。 というのも、早起きすると寝覚めがいい。早起きできたという達成感が体を奮い立たせてくれるのかもしれない。時間がたっぷりあるという余裕も自分の中のキャパシティを広げてくれる気がする。 どう

          早起きするようになって変わったこと。

          退院して3ヶ月休職して4ヶ月のいま

          毎日投稿していた頃が嘘みたいに書きたいことが思い浮かばない。 書きたいことがないので今日は退院して3ヶ月経ついまを記録しておこうと思う。 相変わらず休職中なので自由にしているが、そろそろ生活習慣を整えられそうなので最近はなるべく同じ時間に起きて同じ時間に眠るというのにチャレンジしている。復職への第一歩なので頑張りたい。 病院も通院していて、薬は気分安定薬の種類が変わった以外に変化はない。抗精神病薬の副作用で落ち着かないのが最近特に気になっている。 というのも、その抗精神

          退院して3ヶ月休職して4ヶ月のいま

          好きな作家のデビュー作を十数年ぶりに読んだ話

          好きな作家のデビュー作を十数年ぶりに読んだ。あまりにも好きすぎて影響を受けすぎてしまうので自分で読むのを禁忌としていたからだ。禁忌といえばKinKi Kidsにはそういう響きもあったんですね。 閑話休題。読んだ本は西尾維新の『クビキリサイクル』。初見の時は表紙の改行の位置に気がつかず長いことクビキ・リサイクルと読んでいたのが懐かしい。クビキという何らかのものをリサイクルする話だと思いながら読み進めていたのでクビキリには心底驚いた。 今回はクビキリ・サイクルだと分かっている

          好きな作家のデビュー作を十数年ぶりに読んだ話

          推しを推さなくても世界は回る。

          推しを推さなくても世界は回る。当然だけど今まで気がつかなかった観点について気がついた経緯を含めて今日は話したいと思う。 ちょこちょこ話には出てきているが、私には推しがいる。まだデビューしていないがコンサートや舞台、雑誌やテレビ番組、ラジオ、YouTubeなどマルチに活動している。 そのためコンサートや舞台のチケット入手の他にも、番組録画や雑誌の購入、YouTubeの再生など、推し活とされるものも多岐にわたる。 その中で私は「推しを推すにはまずは全てを知らなければいけない

          推しを推さなくても世界は回る。

          赤ちゃんを産むことに対して思うこと。

          子供を持つか持たないかは人生で大きな選択である。ここでは、特に赤ちゃんを産むかどうかにフォーカスしていまの気持ちを記録しておこうと思う。 高校生の頃はお腹の中で別のいのちが宿るなんてとかなり妊娠を怖がっていた記憶がある。自分の中で関与できない生命体が成長していくということに対して、言葉は悪いがエイリアンのように思っていたのかもしれない。 大学生になって、周りの人たちがいろんな人生を歩んでいる様を目にして、赤ちゃんを産むことにチャレンジすることなしに子供を持たない選択を選ぶ

          赤ちゃんを産むことに対して思うこと。

          安全にモノを売る方法

          もし健康食品を売らなければならないとなったら、どうしますか? 今日は健康食品の販売方法を考えてみます。 健康食品といえどもあくまでも食品、薬ではないため、効果は一定しか望めないだろう。その前提でどのようにどの層に販売すればビジネスとして成り立ちそうか考えてみる。健康食品は老いに対してアプローチするものを想定する。 まずは広告。既存の顧客には無料で1日分ほど試供品を配布する。新規顧客には1ヶ月分を設定価格の半額以下で試せるように広告を打つ。広告は新聞記事や週刊誌、昼間のテレ

          安全にモノを売る方法

          飲んでいる薬について

          先日は最近の暮らしについて書いたので、今日は飲んでいる薬の話をしようと思う。 抗精神病薬は二種類飲んでいて、一種類は本当にニュートラルに安定させるもの、もう一種類は眠れない時不安な時を抑えるもの。 ここでは前者を抗精神病薬A、後者を抗精神病薬Bとして話を進める。 他に飲んでいる気分安定薬の方は鬱傾向を抑えるもの。 抗精神病薬Aは飲んでも特に気分には変わりはないが、変わりがないということが大切なので、きっとよく効いているのだと思う。 楽しい気持ちも抑え目になってしまうのか

          飲んでいる薬について

          人畜さんのすすめ

          「人畜さん」とは西尾維新の『化物語』シリーズの掛け合いで出てくるフレーズだが、今こそ必要な概念なのではと「人畜さん」について考えてみた。 (※作中での意図とは異なるであろうことをここに断っておく) 「人畜さん」とは人畜無害な人の略である。(略し方はともかく) 何かと木を配ることの多い社会になった。優しい社会といえば聞こえはいいが、正直窮屈な思いをしている人も多いかと思う。 そんなあなたに勧めたい。人畜さんとしての生き方。 それは間違っていてもいい。だけど間違えはしないこと

          人畜さんのすすめ