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【専門家アドバイス】姿勢が崩れやすい。作文が苦手。

【ご相談】

4年生の男の子です。
姿勢が悪いのが気になります。
食事や勉強中に背中をまっすぐにするように伝えてもすぐに猫背になったり、だらんとしてしまいます。
体幹が弱いというのも自閉症の特性なのでしょうか?
どうしたら良い姿勢を維持できるようになりますか?


【La lucheからのアドバイス】

ご相談いただきありがとうございます。
自閉スペクトラム症のお子さまは体幹が弱いことが少なくありません。
また、体の機能を統合して保つことが苦手な場合があります。
体幹トレーニングや感覚統合トレーニングをされることをおすすめいたします。

特別に体操教室などに行かれなくてもできる方法としては、お買い物に行かれた時にお子さまにも荷物を持って階段をのぼってもらうなどバランスをとって歩く機会を増やしてみて下さい。
お手伝いにもなりますね。
また舗装されたアスファルトではなく、でこぼこの山道を歩くこともとても良いトレーニングになります。
気候が良い時にはご家族でハイキングを楽しまれることもおすすめです。

姿勢はやる気や精神状態をあらわしていることもあります。
食に興味がなかったり勉強が分からないとなると、姿勢は当然ながら崩れてしまいます。
取り組む学習内容が理解力に一致しているかなどを丁寧に見直してあげるのも大切です。
大人でも難しすぎる仕事ばかりに取り組んでいると姿勢もだらんとしてしまいますよね。

他には『良い姿勢』の絵カードや鏡を見せて、姿勢の崩れに意識を向けさせてあげると客観視する力が育ち、自分でも姿勢を意識できるようになります。
体幹や筋力の弱いお子さまが良い姿勢を保持することは意識して頑張らないと難しいことですので、注意ばかりにならないよう出来ている時にはその頑張りを認めて褒める声かけをしてあげてくださいね。




【ご相談】

発達障がいの3年生です。
作文や読書感想文などがとにかく苦手です。
どうやって教えたら良いですか?

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