【1分で読める筋トレの科学7:長期間トレーニングをサボっても筋肉はよみがえる。という話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
人が1分で読める文字数は約600文字
筋トレをサボってしまったときに筋肉が衰えていくのが気になる問題。
コチラの論文を参照に紹介します。
(蛙・ω・)<ゆっくり知っていってね。
■トレーニングを続けないと当然筋肉は衰えるが……
2、3日筋トレを休んだところで筋肉が衰えないのは周知のことです。
と言うより、トレーニングによって
✅ダメージを負った筋肉の完全修復には最大3日の時間を要する
ので、ウェイトトレーニングなど負荷の高いトレーニングをした後はしっかりと筋肉を回復させるべきです。
ただし、3週間、4週間と休むと筋肉は次第に衰えていきます。
個人差はもちろんありますが、
✅3周目以降、筋肉は減少していく
ということみたい。
筋肉を身に付けたい人にしてみると、ちょっとした恐怖ではあります(o・ω・o)トレーニーは筋肉減少に恐怖する。
研究では、7人の成人男性(平均27歳)に、7習慣のトレーニング期間(フェーズ1)後、筋トレを7週間休んでもらった(フェーズ2)そう。
その結果、
・フェーズ1では筋肉量が6.5%増加
・フェーズ2では筋肉量が4.6%減少
した。つまり、
トレーニングは2ヶ月サボるとけっこうな量が減少しちゃうみたい。
もちろん、「10年筋トレを続けてきました!」という人と、「2ヶ月前に筋肉始めたばかりです!」という人だと減少する筋肉量と減少していく期間は異なることは留意しておく必要があります。
ただ、確実なのは、
✅1ヶ月以上サボると筋肉は減少する
ということ。
恐ろしい話です……(((o・ω・o)))
■筋肉は復活するか?
では一度減少した筋肉は取り戻せないのか?
前述した、7週間で衰えた筋肉を取り戻すには、また7週間かかってしまうのか?
というのが大きな問題。
実験では、フェーズ1・2の後に、フェーズ3としてフェーズ1と同量のトレーニングを行ってもらったそう。
トレーニングお休み期間で減少した筋肉を取り戻すにはどれくらいの期間が必要なのか?
を検証したワケです。
で、その結果、
フェーズ3で7週間トレーニングを行った場合、
筋肉量は12.3%増加した
いう結果でした。
つまり休止後に7週間トレーニングを実行すると、2倍筋肉は増加した。
という話です。
サボってしまった場合の筋肉量減少は著しいですが、トレーニングを復活させた時の増加量も著しかったワケですね。
まあ、フェーズ2を挟まずに7週間のトレーニングサイクルを3回継続させていたら、筋肉は18%増加していたかもしれない。という可能性は否定できません。
筋肉はトレーニングの負荷に慣れていくものなので、21週間ずっとトレーニングを継続させていた場合、ウエイトの負荷はどんどん上げていく必要がありますが……。
■遺伝子は一度身に付いた筋肉の情報を記憶している
今回もっとも重要なのはココです。
実験結果では、遺伝子の低DNAメチル化によって、フェーズ3での筋肉の回復、増加量の上昇が起こったと判明しました。
『低DNAメチル化』って何やねん。という話ですが、簡単に表現するなら、
DNAメチル化とは、
遺伝子情報によって、細胞が「自分は今、どんな状態だ?」と記憶し、元の状態に戻ろうとする働きのこと。
正常なDNAメチル化が働いていると、トレーニングによって増加した筋肉は、休止期間で元の筋肉量に戻ろうとします。
しかし実験で解ったのは、トレーニングを行うことで遺伝子のスイッチが切り替わり、DNAメチル化を遅らせるように動く。
ということ。つまり、トレーニングを行うと
✅筋肉が元に戻ろうとする働きを、遺伝子が遅延させる
ということなのです。
これが、低DNAメチル化です。
だから、トレーニングによって一度身に付いた筋肉は、簡単には落ちないワケですね。
それどころか、多少サボってもトレーニングを再開すれば倍のスピードで筋肉を増加させるワケです。
面白いですね(o・ω・o)てことで、
「トレーニングを1日でも欠かすと筋肉が衰えそうで怖い!!」
という人は、安心して3日休んで筋肉を回復させましょう。そしてまたハードなウエイトトレーニングに励めば良いんです。
回復まで含めて『筋トレ』です。
てなワケで今回は以上です。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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