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予言とどう付き合うか?

2025年は大きな変化が起きるという話をよく耳にします。

地震や津波、
火山噴火、隕石衝突、
地殻変動やポールシフト、
戦争や金融崩壊など。

様々な憶測や予言がされていますが、
とにかく大きな変化が示唆されています。

実際どうなるかは分かりませんが、
今のままの世界が続くというのは確かに考えづらいと感じます。


では予言の通りになるのでしょうか?

それは誰にも分かりません。
未来の可能性は無数にあるからです。


私たちは予言を聞いた上で、
どう対処するか個々人に委ねられることになり、
それが重要な問題です。

今回は予言を聞いた時の心構えについて考察していきます。

特定の結果に執着しない

まず未来は予測できません。

これは確実なことです。

であれば、

どうなっても大丈夫なようにしておく

他ないでしょう。

例えば、
地震が来るという予言があったとして、
そのためにできることは何でしょうか?

食料や防災グッズを用意しておくことは、
地震が起きても起きて起きなくても役に立ちます。


起きれば利用できます。
起きなければ安心を得ることができます。

また食料は、平時に食べれますし、
ライトは平時にも使えます。


このように、
どちらに転んだとしても自分が快適な状態でいられるようにしておくのです。

何月何日、地震の予言があった時、

この日に地震が起きるのだから、
貯金を全て使い果たしても問題ない。

と考えるのは浅はかです。

確定していない未来に対して、
起きない可能性を消してしまっているからです。

あくまで私たちは不確定な未来、
どちらに転んでも大丈夫なようにしておくべきです。


これは仕事や人間関係においても言えます。
どちらに転んでも大丈夫。

この仕事をでもしなくても、
あの人と関わっても関わらなくても、
どちらでも問題ない。

という状態にしておくことが重要です。


例えば、仕事であれば、
本業とは別に副業を持っておくことで、
どちらか一方に依存し、それがないと生きていけないという状態を解消することができます。

片方に執着すると、
受け入れたくない条件を受け入れるしかなくなったり、失敗を恐れて行動をためらい、能力を発揮できなかったりします。

人間関係に対しても同様で、
相手に執着してしまうと関係はうまくいかない場合が多いです。

物事をうまく進めるためには、
できるだけ一つの物事に執着せず、
依存先を増やすことが重要です。

起きても起きなくてもいい。
いてもいなくてもいい。
という状態を作るのです。

人類最悪の日はいつも唐突に

(↑アニメ進撃の巨人のOP曲『心臓を捧げよ!』の歌詞の一部です。)


予言には日付や時期の指定がある場合が多くあります。

何月何日に大きな変化が訪れる。

といったものです。

それまでに色々なことを用意しよう。
と考え、その日までは安全と考えてしまいがちです。

その日に起きる、起きない。
に加えて、

そこに至るまでに、
大きな変化が訪れる可能性もあります。

今日や明日起きるかもしれないのです。

予言のその日を待たずに大きな出来事が起きる可能性は十分にあり、
予言の日に固執してしまうと、
その可能性を捨てることになるのです。


このようなことを考慮すると、
私たちはいつ何時き何が起きても大丈夫な自分である必要があります。


外側の出来事に対して、
個別に想定して対処するというよりは、
何が起きても余裕を持てるよう、
自分を育てることに注力すべきです。


未来は予測できませんが、
自分を成長することはできます。

大きな変化が訪れるとしても、
焦る必要はありません。

焦らない自分を今この瞬間から作るのです。
それはサバイバルスキルや備蓄などから、

どう生きて、どう死ぬか?

という哲学的な問いの答えを出しておくことも含みます。
死に対しての心の準備があれば、
心の余裕を増やすことができます。


自分が成長すれば対処できる状況も増えます。

成長の方向づけとして、
予言で言われるような大きな変化を想定し、
その方向に能力を伸ばすのは良いでしょう。

しかしあくまできっかけとして捉え、
その物事自体への執着は手放した方が良いでしょう。


予言を聞いたことをきっかけに、
新しい自分を作っていけば、
何が起きても大丈夫です。


予言を聞いて恐れ、
振り回されるのでなく、

自分を成長させるきっかけにしてしまいましょう。


その状況をしのぐどころか、
状況を克服しさらに拡大した自分を得ることができるでしょう。



参考

たつき諒『私が見た未来』

https://a.r10.to/hkU5qA


ひすいこたろう×SHOGEN『今日、誰のために生きる?』

https://a.r10.to/h9qqLE


住野よる『君の膵臓をたべたい』

https://a.r10.to/hkgkXF


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