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あなたの好きな神様の物語は? 神話は今も生きている ことの葉綴り。三一一

更新!343→438回までの神話の物語16まとめ

こんにちは。
五月になりました。「ことの葉綴り。」マガジンまた増えました。
「元伊勢」の倭姫命(やまとひめのみこと)さまの「マガジン」2を加えました。宜しくお願いします。神話の物語マガジン「16」になりました。

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さて私は、日々、物語を綴っていますが、300回を超えて
また、神話も神代の物語の上つ巻から、中つ巻にまで進んでいるので、「マガジン」で分けていますが、それをさらに分けて、
そして、神話の物語を「読みたい」と思ってくださった方もいるかもしれないな~と、「神話1」からと、物語順に番号もつけてみました
今の時点で、マガジンは「神話16」まであります。

お好きな神さまのお話の「マガジン」など、ぜひ、探して読んでみてくださいね

神話1から、順番にご紹介してみます。

『古事記』上つ巻~

「神話1 初の夫婦神・伊邪那岐・伊邪那美(いざなぎ・いざなみ)」

「天地(あめつち)初めてひらけし時」と、天地、宇宙の始まりから、日本の神話は、はじまります
神代の七代の神さま、そして、初のご夫婦神となられた、伊邪那岐・伊邪那美(いざなぎ・いざなみ)さまの、国生み、神生みの物語。
神さまも、私たちと同じように、“失敗”して成長された、その物語の始まりの段です。「マガジン」では、古い更新順から読めるようになっています。


「神話2 泣き虫アウトローから英雄神へ 須佐之男命」

有名な神様、須佐之男命(すさのおのみこと)さま。
実は、超マザコンの暴れん坊さんで、アウトローでした。
高天原(たかまがはら)から追放されて、地上へ。
運命の出会いをして、愛する比賣(ひめ)を守るために頑張ります!
そう、「八俣の大蛇退治」の物語です。

「神話3 太陽の女神・天照大御神様」

伊勢の神宮にお祀りされている皇祖神の天照大御神さまも、“ひきこもった”時期があった!? のです。
男装をして戦われようとされたりもするんです。
そこから、成長されて高天原を統べる太陽の姫神さまへと成長されるまでの神話です。

「神話4 “元祖いじめられっ子”大国主命(おおくにぬしのみこと)」

神話といえば、因幡の白兎(しろうさぎ)が登場する、大国主命(おおくにぬしのみこと)さま!!
この大国主命さまは、ほんとうにひどいいじめを経験されます。
そこから、どう苦難を乗り越えてどう成長していくか? 
大国主神様も、運命の出会いをされます!
須佐之男命(すさのおのみこと)さまも、再び登場します。
またこの神さまは、名前がすごく多いのです。
出雲の神話の物語は、おもしろいですよね。まだお読みでないかたは、ぜひぜひ、読んでみてください!!


「神話5 国譲り 大国主命(おおくにぬしのみこと)」

神話4の主人公の大国主命さま。出雲の国を豊かにお造りされます。そして、天上の高天原の天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまの使者が訪れるのですが……どうなるでしょう?
国譲りの段となります。
さて、国譲りの条件とはなんだったでしょう? 
まさに、神話は今も生きているを、実感します。
戦いではなく、国を譲る、という神話ってすごいですよね。


「神話6 天孫降臨 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と木花佐久夜毘賣(このはなさくやひめ)」

高天原を統べる天照大御神さまのお孫神の邇邇芸命(ににぎのみこと)さまが、地上へと九州の高千穂峰へと降臨してきます。
そこには、道開きの神の猿田毘古(さるたひこ)や、活躍する女神、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)も。
地上に降り立たれた邇邇芸命(ににぎのみこと)さまが、一目惚れする女神木花佐久夜毘賣(このはなさくやひめ)との恋物語も。

「神話7 海幸彦山幸彦ものがたり」

そうです、海幸山幸の物語です。
子どものころ、絵本で読んだことありませんか?
海で漁をする兄の大事な釣り針を失くした、弟の山幸彦
釣り針を見つけることはできるのか?
海の竜宮城も登場しますよ!
これも、『古事記』にある神話なのです。
竜宮城の乙姫さまこと、豊玉毘賣(とよたまひめ)さまとの出会いも!
神代の物語は、“恋”のお話も、楽しいです。
さて、無事に竜宮城から戻ってこれるのか?
神話の物語の神代の巻、上つ巻のおしまいとなります。

『古事記』 中つ巻 突入

「神話8 中つ巻 神武東征へ」

いよいよ、神代の物語から、中つ巻へと突入します。
この物語の主人公となるのは、神倭伊波禮毘古命(かむやまといはれびこのみこと)。
神話7の主人公の神、山幸彦のお孫神にあたります。
兄弟5柱の末っ子で、兄とともに、高千穂の宮から、国を統一するために、大和へ、東へと向かっていきます
その旅は、苦難の連続でした。悲しい兄との死別もあります。
やがて、神倭伊波禮毘古命(かむやまといはれびこのみこと)は、国つ神(地上の神々)や、高天原の神のご神意もあり、大和を平定し、初代、神武天皇として即位するのです。


「神話9 中つ巻 欠史八代 神々の系譜 神話は今も生きている」

飛鳥浄御原(あすかのきよみはら)で即位された初代、神武天皇
次の第二代の綏靖(すいぜい)天皇から、第九代の開花天皇までは、「欠史八代(けっしはちだい)」と呼ばれて、物語は伝えられていません。
『古事記』の読み下し本でも、省かれていることも多いので、本当に私たちは、“知らない”ことが多いのですが……でも、綴ってみると、神々の系譜からでも、桃太郎伝説のお話や、かぐや姫の物語、また子孫に私たちも知る超有名人がいたり、後々歴史に登場する神さまがいたりと、とってもおもしろいのです!!

「神話10 中つ巻 初国知らしし天皇 崇神天皇」

第十代の崇神天皇(すじんてんのう)。
この御代に、現在のコロナ禍のように、疫病が流行します。
それを憂い、天皇は神々に祈り教えをこいます
今にも続く、祭祀の元や、古社は、この御代で建てられたものも多いのですよ。
まさに、神話は今も生きている、です!!
また、崇神天皇の愛した美しい比賣(ひめ)は、日本最古のお社の大神神社(おおみわじんじゃ)のご祭神、大物主大神命(おおものぬしのおおかみ)と、人間の乙女との間に生まれた神の子でした!

「神話11 垂仁天皇(すいにんてんのう) 其の一 沙本毘賣(さほびめ)との悲恋」

現在(令和三年一月)綴っているのは、第十一代の垂仁天皇(すいにんてんのう)の御代の物語。
最初に娶った最愛の皇后、沙本毘賣(さほびめ)は、謀叛を企てた
兄の沙本毘古(さほびこ)への想いを断ち切れず、揺れ動きます。
垂仁天皇は、自分を裏切った皇后を許そうとします……けれど…
沙本毘賣(さほびめ)は皇子の本牟智和気(ほむちわけ)を生んだあと……。

「神話12 もの言わぬ皇子 本牟智和気(ほむちわけ)の物語」 

沙本毘賣(さほびめ)の忘れ形見である皇子、本牟智和気(ほむちわけ)の物語。時代と社会の変革の”狭間”で生きた皇子の物語です。
母を知らずに育った皇子は、生まれてこのかた、言葉を発したことがありませんでした……。
垂仁天皇は、父として皇子のためにできうる限りのことをします。
“もの言わぬ”のは、出雲の大神の祟りであると夢のお告げを受けて、皇子に信頼できるお供をつけて、出雲の大社へと参拝の旅に見送ったのでした……。

「神話13 天照大御神様の御杖代 元伊勢 豊鋤入比売さま編」

2千年以上も昔、天照大御神さまが、伊勢の神宮にお祀りされるまでの物語の前半。 最初に神の御杖代(みつえしろ)なられた豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)さまのご巡幸の物語です。

そして、さらに367回まで進みまして。

「神話14 天照大御神様の御杖代 元伊勢 倭姫命さま編 前編」が新たに加わりました。

豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)の後を継いで、天照大御神さまの御杖代(みつえしろ)となられた倭姫命さまが、天照大御神さまを伊勢の神宮にお祀りするまでのご巡幸の物語の前半。 大和国、伊賀国、淡海(近江)国、美濃国、尾張国へご巡幸されてゆきます。

二代目の御杖代(みつえしろ)倭姫命さまのご巡幸の物語。大和国から伊勢国までの物語。

倭姫命様のご巡幸 伊勢の国に入られて、天照大御神さまを初めてお祀りするまでの物語。


倭姫命様のご巡幸の物語。さらなる吉き宮処を探し求めるご巡幸。

伊勢の五十鈴宮に天照大御神様様がご鎮座されるまで。

エッセイと全体はこちら

また、ときおり、神話の物語ではない、神道についてのエッセイを書くこともあります。
それは、「神道のこころ エッセイ」にまとめてあります。

また、「ことの葉綴り。

このタイトルそのままに。1回~からの神話の物語も、エッセイもすべてがあります
今で、311回分。
このマガジンだと、古いものから読むことができます

今日は、このnote「ことの葉綴り。」を
整理しながら振り返ってみました

長くなりました。最後まで、ご覧くださり、ありがとうございます。

また明日、お会いしましょう!

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―次回へ

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