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神話15 天照大御神の御杖代 元伊勢 倭姫命様 2 伊勢 1

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2千年以上も昔、天照大御神さまが、伊勢の神宮にお祀りされるまでの物語。 倭姫命(やまとひめのみこと)さまのご巡幸の物語2です。 伊勢編その一、天照大御神さまが初めて伊勢にお祀りさ… もっと読む
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邪気祓いの桃・神風の伊勢の国へ 元伊勢四二  ことの葉綴り三六八

お雛祭り おはようございます。 灯りをつけましょ、ぼんぼりに♪ 三月三日、お雛祭りですね。 「桃の節句」桃は、邪気を祓う木! こちらも、神話の『伊邪那岐命・伊邪那美命(いざなぎのみこと・いざなみのみこと)』の物語で登場するのです。 邪気祓い「桃」の由来の神話初のご夫婦神の二柱で、国生み、神生みをされた後、妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)さまが火の神を産み、大火傷をして、それが原因で亡くなられて、黄泉の国へ。 愛しい妻恋しさに、黄泉の国へ行かれた伊邪那岐命(いざなみのみこと

「循環する」光と愛  祈りと祭りで御神威は増す!元伊勢四三 ことの葉綴り三六九

三六九、みろく、弥勒さま~こんばんは、今日はお仕事が一区切りした夕方から「ことの葉綴り」のひとときです。ちょうど日暮れどき。 一日の中で、noteに向かう時間をもつようになり一年。 今回で、369回って、みろく、って弥勒菩薩さまのことが浮かんで、なんだか縁起いい回と、一人ほくそ笑む夕刻(笑) ※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってください。 桑名野代宮(くわなのしろのみや)さて、今日も神話の物語を綴りま

命の、心の拠り所として 元伊勢四四 神話は今も生きている ことの葉綴り三七〇

啓蟄 こんにちは。今日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」ですね。 これは春の陽気に誘われて、これまで土の中にこもっていた虫たちが、起きだして、地上に姿を現すころ。 春の訪れを、感じますね。 夜明けも早くなってきました。 さて、今日も神話の物語の続きを綴ります。 倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、皇祖神の天照大御神さまを、伊勢の神宮にお祀りされるまでの物語。 ※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってくだ

名もなき祈りの尊さ 元伊勢四五 神話は今も生きている ことの葉綴り三七一

下弦の月 こんにちは。今日は10時30分がちょうど、欠けていく月がま半分になる「下弦の月」でした。月がのぼる時間もも夜遅くそして昼頃に沈んでいきます。 一か月の月の満ち欠けのサイクルで、目標や進めていることの状況を確認するのにいいそうです。 この週末は、見直しするのもいいですね。 さて、さっそくですが、今日も、倭姫命(やまとひめのみこと)さまの、物語を綴ります。 ※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってく

真実の名を明らかにする 元伊勢四六 神話は今も生きている ことの葉綴り三七二

一粒万倍日+寅の日おはようございます。一粒万倍日と寅の日の日曜日! お参りにいいですね。 また3月7日は、ごろ合わせから「サウナの日」。サウナやスパで、身体を温めたいですね。 では、今日も「ことの葉綴り」神話の物語に入ります。 天照大御神さまが、伊勢の神宮にお祀りされるまでの「元伊勢」物語です。 ※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってください。 天照大御神さまに神田と神戸を献上第十代崇神(すじん)天皇

「中今」この瞬間の”今”を積み重ねて     元伊勢四七  ことの葉綴り三七三

国際女性デーこんにちは。雨降りの月曜日。 三月八日は、「国際女性デー」 素晴らしい役割を担ってきた女性たちにより、もたらされた勇気と決断を讃える日だそうです。 今日、嬉しいメッセージもいただきました。 ありがとうございます!! 本当にありがとうございます。 私は今日も、「ことの葉綴り」で、皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、皇祖神の天照大御神さまを、伊勢の神宮にお祀りされるまでの「元伊勢」の物語を、綴りながら、二千年以上も前に、”素晴らしい役割を担われた“倭姫命さ

荒ぶる神出現!+ありがとうの日 元伊勢四八  ことの葉綴り三七四

noteありがとう! Thank you DAYこんにちは。サンキューデーの3月9日。 いつも「ことの葉綴り」をご覧くださり、有難うございます。 今回、初めての方も、一回でもご覧下さった方も、毎日、“会いに”きてくださる方も……この「note」を通して、出会ったお一人お一人に、「ありがとう」の感謝で、手を合わせます。 皆さん、お一人お一人、「note」での“つながり”“出会い”があるかと思います。この私も、そう。みなさんとの”つながり””出会い”がありがたい。 この「not

全否定せず和らげ鎮める力 元伊勢四九 神話は今も生きている ことの葉綴り三七五

三月十日 火伏の荒神輿「帆手祭」こんにちは。明日で、東日本大震災から十年ですね。 みなさんは、十年前の三月十一日、どう過ごされていましたか? 改めて、鎮魂の祈りを捧げたいですね。 前日の三月十日は、宮城県の鹽竈(しおがま)神社さんで、“しおがまさまの荒神輿”と呼ばれる日本三大荒神輿の「帆手祭(ほてまつり)が行われます。 今年は、残念ながら、境内のみの渡御だそうですが、東北に春を呼ぶ風物詩のお祭りです。 三月十日の「帆手祭」十一日は「鎮魂」と、 鎮魂の祈りとともに手を合わせた

嬉しい!歓びの言霊 セルフ「和らぎ鎮めを」元伊勢四九 ことの葉綴り三七六

和らぎ鎮めの祈りこんにちは。雨の金曜日。 今日は、移動しながら、神話の物語を綴っています。 早速、倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、天照大御神さまを、伊勢の神宮にお祀りされるまでの「元伊勢」の物語に入ります。 引き続き、宜しくお願いします。 ※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってください。 垂仁(すいにん)天皇十八年、倭姫命(やまとひめのみこと)さまご一行は、伊勢の国の阿佐加(あさか。三重県津市や松阪市

“嬉しい”言霊残る町+魚座新月    元伊勢五十  神話は今も生きている  ことの葉綴り三七七

魚座の新月の「嬉しい」願い 雨の週末、いかがお過ごしですか? “サボリ屋”が顔をのぞかせていますが、雨音を聞きながら、のんびりの土曜日も、「ことの葉綴り」で神話と向きあうひとときです。 そして今夜は、「魚座新月」19時22分にちょうど新月! 魚座の新月は、テーマ「愛」の願いごとがおすすめだそう。 なので、私は、「このnote『ことの葉綴り』を通して出会えたお一人お一人と、和み優しい想いを共有し、愛と感謝をシェアしあえることを意図します」と、祈ろうっと(^^)。 嬉しい~ですね

父神が天照大御神様に授けた首飾珠の神 元伊勢五一  ことの葉綴り三七八

恩返しと恩送りこんにちは。お天気の良い日曜日。皆さん、いかがお過ごしですか?私は、朝からお参りして、ホットケーキを焼いてと、お休みらしい朝を過ごした後、お昼から「ことの葉綴り」のひと時です。 3月14日はホワイトデー。貰った贈り物の“お返し”をするのって、そのことへ感謝の気持ちを返す「恩返し」の習慣があるからこそですね(^^) 近年は、「恩送り」という言葉もいわれますよね。恩を貰った方へと直接にはお返しできなくても、その恩を他の人へと送ること。恩を貰った人は、また別の誰かへと

凶を吉へと浄める力 元伊勢五二  神話は今も生きている ことの葉綴り三七九

感謝 こんにちは。月曜日は仕事の合間に、「ことの葉綴り」のひとときです。今、noteを開くと、嬉しいメッセージ! ありがとうございます。 涅槃会(ねはんえ)さて、三月十五日は、お釈迦さまが、旧暦の二月十五日(三月十五日)の夜、沙羅双樹の間に、北に頭を向けられて、右わきを下にして横たわられて八十歳で涅槃に入られた日。 奈良時代から、お釈迦さまの徳をしのび感謝を捧げる「涅槃会」の法要がおこなわれています。 京都の嵯峨釈迦堂(清涼寺)さんでも、「涅槃会」がおこなわれます。いつもは

和み鎮める「鎮花祭」を 元伊勢五三 神話は今も生きている ことの葉綴り三八〇

疫病流行を鎮める、十六団子こんにちは。お天気のよい火曜日。お元気ですか? 私も早起きして、お参りとヨガへ。 桜も咲いていて美しかったです。 そして午後から「ことの葉綴り」に向かいます。 三月十六日は、「十六団子」の日でもあります。 これは、山と麓を行き来する、「田の神さま」が、里へと下りてこられる日といわれます。 そこで、里の人たちは、十六個のおだんごをつくり、田の神さまへとお供えをして、おもてなしをして、今年の農業の「豊作を祈願」したのです。 八四八年、京都の賀茂神社(上

凶を吉へと「生きる力」に 元伊勢五四 神話は今も生きている ことの葉綴り三八一

三月十七日 神の元種の頒布祭「住吉大社種貸社」さんおはようございます。今日も春らしい気持ちよいお天気ですね。 今日は歯医者さんとお仕事前のひとときに、「ことの葉綴り」です。 大阪の「住吉大社」さんの「種貸社」さんのご祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と、種を司る神さまです。 毎年三月十七日には、お祓いされた様々な作物の種「神種」を、「元種」として、農業に携わる方々へとお分けする「神種頒布祭(かんざねはんしさい)」がおこなわれます。 五穀豊穣を祈る信仰が、時代を経て「神の