- 運営しているクリエイター
2020年11月の記事一覧
ダイバーシティといって一面的見方を学ぶのはユニバーシティだという話-ダイバーシティ(1)-
多様性受容(diversity and inclusion)が言われ始めて久しい。最近はDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンと言われることも)そもそも多様性とはなんだろうか。
性別、国籍、宗教、年代などへの配慮をすることがダイバーシティだという狭い枠に収まっていると感じる。「D&Iは違いを受け入れること」なのはトートロジーっぽさはあるが、その通りである。大切なのは、「違い」とは何
聞かれると即答しにくい「論点」の話
大学生の頃、バイト先で暇しながら「日本の論点」という毎年一冊発売される分厚い本を5-6年分ひたすら読んでいた。(ホテルのフロントの奥で車が来たとき以外は何をしていても良いという謎のバイトだった。)
なぜそんな本を読んでいたかというと、人文系の学生である自分に取ってはそれらが論点であり、「解くべき」とされる理由がさっぱりわからない意味不明なものだったからだ。それを読むことで、自分の視座の低さを補う
フェイクニュースを見抜くゲーム-Lamboozled!-が届いた。
以前、ガーラバズ社(現ガーラ)の佐野元社長に誘われて、ソーシャルメディアリスクについてのゲーム「もえったー」をつくったことがある。
そのケースで、情報の拡散の仕組みや、嘘の情報について興味を持った。昨今、 #フェイクニュース という言葉を聞くことが増え、特に #新型コロナ 周りでのフェイクニュースに「ああ、これは拡散しやすい仕組みの典型だな」「嘘を見抜けるリテラシーの問題だな」「システム思考もリ