2024年3月の記事一覧
融通無碍の極致 井上道義/千葉県少年少女オーケストラの「運命」
東京芸術劇場コンサートホールで、「千葉県誕生150周年記念 千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会」を聴いた。
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」
J.S.バッハ<齋藤秀雄編曲>:シャコンヌ(無伴奏バイオリン・パルティータ第2番より)
ベートーベン:交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67
【アンコール】
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」
指揮:井上道義
管
純文学と大衆文学 小泉和裕/九州交響楽団の東京公演
サントリーホールで、九州交響楽団の東京公演を聴いてきた。70周年記念演奏会。
ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40 TrV190
指揮:小泉和裕
唐突だが、芥川賞と直木賞の違いをご存知だろうか?
簡単にいうと、芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学(今でいうエンターテイメント小説)に授与される文学賞である。
小説フリークでなくても知っ
過去最上のブルックナー体験 下野竜也/広島交響楽団の第8番
すみだトリフォニーホールで、「下野竜也 音楽総監督ファイナル 広響創立60周年記念東京公演」を聴いた。
細川俊夫:セレモニー ― フルートとオーケストラのための
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
指揮:下野竜也
フルート:上野由恵
ヴァントを超えた!
大袈裟な!って?😅
いえいえ、その理由をいまから説明します。
私の筆力で今日の感動を言語化できるか不安もありますが🥺
私
木を見て森を見ず 高関健/シティフィルのマーラー交響曲第5番
オペラシティコンサートホールで、東京シティフィル定期を聴いた。
シベリウス:交響詩「タピオラ」 作品112
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:高関健
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
20世紀を代表する迷指揮者であり名評論家である宇野功芳の造語に「体臭」がある。
使い方はこんな感じ。
バッハよりカザルスの体臭を感じさせる(指揮作品に関して)。
モーツァルトよりバーン
お金を払って聴くべき音楽とは 汐澤安彦/足立シティオーケストラのチャイコフスキー
ギャラクシティ西新井文化ホールで、足立シティオーケストラ第71回定期演奏会を聴いた。
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
リスト(ミュラー編):ハンガリー狂詩曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第4番
【アンコール】
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
指揮:汐澤安彦
御年85歳の長老、汐澤安彦が聴きたくて出かけた。足立区に行ったのは初めて、かも?😅
汐澤
知的な「オルガン付き」に不完全燃焼 ピエール・ブリューズ/東京交響楽団
ミューザ川崎で、東京交響楽団の「名曲全集」を聴いた。
ドビュッシー/ビュッセル編:小組曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 op.61
【ソリストのアンコール】
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース op.6
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 op.78 「オルガン付き」
指揮:ピエール・ブリューズ
ヴァイオリン:MINAMI (吉田南)
オルガン:
音楽は器との調和があってこそ 安達真理のヴィオラ・リサイタル
王子ホールで、安達真理のヴィオラ・リサイタルを聴いた。
クラーク:ヴィオラ・ソナタ
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ
《アンコール》
平野一郎:あまねうた
ヴィオラ:安達真理
ピアノ:江崎萌子
こちら、榎本文化財団の主催で無料のコンサート。
私は安達さんのツイートで公演の存在を知り申し込んだが、開場前にホールに行ったら高齢者ばかり😅 クラシックの将