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徒然|文学フリマ用に量産されるショートショートを如何にして製本するか

 2020年、コロナ禍で外出がままならなくなった時間を、皆さんはどうお過ごしでしたか?

 私は、仕事(装ひ堂式ブックカバー製作)に励むもよし、好きな本を読むもよし、アマプラで映画三昧もよし…な毎日でしたが、実は1分以内で読めるようなショートショートを量産しておりました。文字通り『量産』なので、クオリティは低くても、思いついたらまずは「うおぉ…書くべし、書くべし、書くべし!」そんな感じ。そして残念ながら低クオリティのまま2023年の今に至っております。(笑)

 元々は、文学フリマに出店するときに、ブックカバー以外にも置いてみようかな…という軽い気持ちで書き始めたものだったのですが、いつの間にか積もりに積もって、それなりの数が揃いまして。もちろん先述のようにクオリティを尋ねられると苦笑いするしかないのですけれど、文学フリマ東京用にまた少しまとめようかとも思っています。

 …が。
 製本の仕方が今一つわかっていないんですよねぇ…。印刷所のサイトを覗いても専門用語が多かったり、紙の質を尋ねられたり。「入稿?ナニソレ、オイシイノ?」レベルの装ひ堂には、何が何やら。そして私のように困っている方、他にもいらっしゃるでしょう、絶対に。えぇ、いるでしょう、いるはずです。(断言)
 そんな方のために今日は、装ひ堂でも作れる簡単な方法があるんだよ…と教えたい気持ちで、筆を執った次第です。

 さてその方法なんですがね、それは…「『しまうまフォトブック』さんにお願いする!」が正解です。

A5スクエア(下)と文庫サイズ(上)

 フォトブックなので、①カラーで②写真も文字も入れることができて、③1冊から作れてしまいます。しかも④廉価なので、大量に作るつもりでないのならかなりお得。あと、⑤納品が早い。これが長所。

 デメリットというと、フォトブックなので本が左開き…つまり、文章が①横書きオンリーになるということと、②あまりに大量の文章には向かないこと、かな。

 あと…編集上の注意点として一つだけ大事なのは、『アプリを使わない』こと。(いきなり全否定かよ)

 『しまうまフォトブック』さんには実はアプリがありましてね。スマホからアクセスできてとても便利ではあるのですが、いかんせん…そのアプリでは、挿入できる文字数が少ないのです。簡単に言うと、写真のキャプション止まり。
 なので、写真メインでなく文章メインで作りたいのであれば、PCから『しまうまフォトブック』さんのサイトにアクセスして作成する、これがポイントなのです。

このページは文字少なめですが、
全画面を文字にするレイアウトもあります。

 拍子抜けするほどあっさりと作れますので、このサイトは製本方法がわからない者への救世主的存在だと個人的に思っています。声を大にして言いたい。しまうまさん、ありがとう!

 …とここまでで、具体的な作り方には一切触れていないけれど、不安に思わなくて大丈夫。しまうまさんの存在を知っただけでもう、あなたも半分くらいは作れた気分になっていいです。もう以前のあなたじゃない。
 そして私もこれで、文学フリマに出店してみたい方のハードルを下げることができた、良いことをしたと思っています。

 この春はぜひ、文学フリマ東京36でお会いしましょう!健闘を祈ります!(しまうまさんに丸投げ)

 私はしまうまさんのこのフォトブックで、そのうち『本の装ひ堂パンフレット』を作ろうと目論んでいます。

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