記事一覧

サカナクション”turn”が最高だった話

文中、セトリに言及するパートがあるのでこれからライブに行く予定がある方はブラウザバック推奨。 興奮が冷めやらぬうちに書き留めておかねばならないだろう。サカナクシ…

PPN
1か月前
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あの人に送らない手紙

 あの人との関係が終わった話を他人に話そうと思っていないことに驚いた。私だけの思い出として大事に撫でたいわけではない。きっと解決させたくないのだ。「あの時は私が…

PPN
2か月前
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ありのままの自分でいるということ

はじめに  これを書いている現在(2024/3/22 午前1時50分)、激しい動悸がしている。  最近、人間との接し方の意識を大きく変えてくれた人(以下A)との衝突があって、その関…

PPN
2か月前
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不安の輪郭

恋愛をするようになって自分を見つめ直すことが増えたのだが、その過程で「不安はその輪郭が分かれば割と簡単に解決することも多い」ということを学んだ。これは俺にとって…

PPN
3か月前
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作為性を疑う網をかいくぐって、僕の心の一番無防備な場所に触れてくれた作品、「怪物」という映画です

PPN
3か月前
1

光冷む

明日に行くことを許されない、そんな感覚があった。 ビニールの膜に入ってしまったみたい。うまく身動きが取れない。 明日に行く資格が無いのだ、アクリルの日付変更線が…

PPN
3か月前

2024.1.28 雑記『服と本』

 激しい口の渇きと喉奥の痛みで目が覚めた。現時刻は朝の11時50分。昨夜最後に携帯の待ち受けを見た時が20時だったので、累計16時間近く寝ていたことになる。普段はどんな…

PPN
4か月前
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俺はメンヘラである。激重である。

 俺はメンヘラである。激重である。 特に自分から好きになった人に対してはその傾向が強く出るようだ。 前の彼女もそれが原因で別れた(と俺は思っている)し、恋愛面に限ら…

PPN
4か月前
1

鬱の恋は毒か、藥か

 ほとんど鬱みたいな状況で恋愛をするのって、本当にアホらしいというか、自傷行為とさえ呼んでしまってもいいと思っているのだけれど、俺は意識的に「この人好きだ」と思…

PPN
4か月前
1

24.1.25 心療内科

 久しぶりに外へ出た。1月にしては高めの気温で、8℃だそう。しかし玄関のドアを開けた瞬間「さむっ」と言ってしまった。言葉は心より先にやってくる場合もあって、その言…

PPN
4か月前
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感情を言葉に当て嵌めるとき

人間が言葉を使うとき、その人にとって一番適切と思われるワードを状況によって使い分けるが、その状況と言葉が100%ぴったり一致するわけではない。 例えば恋人にフラれて…

PPN
4か月前
4

生きている価値って何だろう。そんなことを考え続けたら人はついに殺人の権利を手に入れるかもしれないね。

PPN
4か月前

思考供述

痛みは反動だよ。友達が話を聞いてくれる、飲みにつれてってくれるったって、それが終わったら倍の痛みが襲ってくる。電車の中でうなだれて、家に帰るまでの道のりがいつも…

PPN
4か月前
1

恋愛で初めて泣いた

恋愛で初めて泣いた。付き合ってもないのに、好きな人にフラれて泣いた。 己の気持ちの整理のためだけに書く。  まず、俺は過去に付き合ってきた恋人たちと、3カ月以上…

PPN
4か月前
1

蜃気楼を観て思ったこと

ライブで泣いたのは初めての経験だった。 俺が中学2年の時から、つまり8年間ぐらいサカナクションを追っているが、フロントマンである山口一郎が弱音を吐いたところを見る…

PPN
4か月前
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2024 目標

死なない 自己肯定する/自己承認する 相手の考えを理解しようとする姿勢をとる 写真をいっぱい撮る モーションかロゴのどちらかをやる 仕事する 体重を増やす 1. 死…

PPN
4か月前
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サカナクション”turn”が最高だった話

サカナクション”turn”が最高だった話

文中、セトリに言及するパートがあるのでこれからライブに行く予定がある方はブラウザバック推奨。

興奮が冷めやらぬうちに書き留めておかねばならないだろう。サカナクション復活アリーナツアー”turn”についてだ。私が行ったのは4/21の幕張2日目。

 とにかくサウンドの迫力が凄まじかったのと、5年(本人がステージ上でアリーナは5年ぶりと発言)のブランクがあったとは思えない、エネルギーに満ち満ちたパフ

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あの人に送らない手紙

 あの人との関係が終わった話を他人に話そうと思っていないことに驚いた。私だけの思い出として大事に撫でたいわけではない。きっと解決させたくないのだ。「あの時は私が悪かったのかな」なんて思いたくはない。それは内省とは別の話。パズルのピースがぴったりハマっている状態が絶対的な正常だとは思わない。ぐちゃぐちゃになったものでも、保存して、慈しみたい。

 過去はどう足掻いても過去で、今この瞬間にも思い出は美

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ありのままの自分でいるということ

はじめに
 これを書いている現在(2024/3/22 午前1時50分)、激しい動悸がしている。
 最近、人間との接し方の意識を大きく変えてくれた人(以下A)との衝突があって、その関係は終わりを迎えてしまったけれど、自身について考える良いきっかけになったので、思考の整理としてつらつらと書き連ねていこうと思う。

 私は好きな人のためなら本心を隠して相手の求めるように振る舞ってしまう性格だった。それが

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不安の輪郭

不安の輪郭

恋愛をするようになって自分を見つめ直すことが増えたのだが、その過程で「不安はその輪郭が分かれば割と簡単に解決することも多い」ということを学んだ。これは俺にとってかなり大きなことで、不安に刺されたまま眠る夜が減って幾分か息がしやすくなった。

もちろん輪郭の無い不安もたくさんあるけれど、そういうのは「寂しい」などの感情が原因だったり、そもそも自分じゃどうにもできないことだったりする。

「自分じゃど

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作為性を疑う網をかいくぐって、僕の心の一番無防備な場所に触れてくれた作品、「怪物」という映画です

光冷む

光冷む

明日に行くことを許されない、そんな感覚があった。

ビニールの膜に入ってしまったみたい。うまく身動きが取れない。

明日に行く資格が無いのだ、アクリルの日付変更線が僕にそう告げた。

体当たりする体力はなくなってしまったみたい。

あなたとはここでおわかれね。

ルブタンのスニーカーがはじめて光って見えた。

左側が冷えている。

左側が照らされている。

静かな十字は、世界を破ってはくれない。

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2024.1.28 雑記『服と本』

 激しい口の渇きと喉奥の痛みで目が覚めた。現時刻は朝の11時50分。昨夜最後に携帯の待ち受けを見た時が20時だったので、累計16時間近く寝ていたことになる。普段はどんなに長くても10時間を超えない。こんなに寝たのは最近処方された薬の所為だろう。今日は日曜日だし、もうちょっと寝てから起きるかと思った矢先、寝起きの耳を鋭く差すようなインターホンの音が流れた。一昨日メルカリで買った服が届いたようだ。密か

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俺はメンヘラである。激重である。

俺はメンヘラである。激重である。

 俺はメンヘラである。激重である。 特に自分から好きになった人に対してはその傾向が強く出るようだ。 前の彼女もそれが原因で別れた(と俺は思っている)し、恋愛面に限らず、日常会話でも余計な傷を負う羽目になっている。認知が歪んでいるのだ。
 多角的なものの見方が出来ない。物事の一面のみを強く捉え(しかもそのほとんどが本人にとってネガティブな捉え方である)、それが行き過ぎるとありもしない罪を自ら作り出し

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鬱の恋は毒か、藥か

鬱の恋は毒か、藥か

 ほとんど鬱みたいな状況で恋愛をするのって、本当にアホらしいというか、自傷行為とさえ呼んでしまってもいいと思っているのだけれど、俺は意識的に「この人好きだ」と思って恋愛をはじめるのではなく、何だったら失恋した後に「あ、好きだったんだ」と気が付くほどの無意識であり、愚鈍である。心が強い人間はいいが、俺は恋愛の感情を自分で制御することは出来ない。ほとんど無意識で、自らの恋心を増長させる行動を取っている

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24.1.25 心療内科

24.1.25 心療内科

 久しぶりに外へ出た。1月にしては高めの気温で、8℃だそう。しかし玄関のドアを開けた瞬間「さむっ」と言ってしまった。言葉は心より先にやってくる場合もあって、その言葉がネガティブな場合、心までそれに引っ張られてしまう。よって、モチベポイントマイナス1。
 エントランスの扉を開いて、ここからが本物の外の世界。太陽が眩しい。陽光が顔を照らす。先ほどのマイナスを取り返すように「あったけぇ~」と呟いた。

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感情を言葉に当て嵌めるとき

感情を言葉に当て嵌めるとき

人間が言葉を使うとき、その人にとって一番適切と思われるワードを状況によって使い分けるが、その状況と言葉が100%ぴったり一致するわけではない。

例えば恋人にフラれて「悲しい」、親が死んで「悲しい」。
どちらも大まかな感情は似ているが、その機微までは伝わってはこない。
親が死んだ経験をした人間は、その時の感情を思い出す。
その経験がない人間は、そもそも悲しみの感情すら湧いてこないかもしれない。

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生きている価値って何だろう。そんなことを考え続けたら人はついに殺人の権利を手に入れるかもしれないね。

思考供述

思考供述

痛みは反動だよ。友達が話を聞いてくれる、飲みにつれてってくれるったって、それが終わったら倍の痛みが襲ってくる。電車の中でうなだれて、家に帰るまでの道のりがいつもより長く、いざ眠る時も心拍数は120オーバーだよ。それは起きてもずっと変わらない。飲み程度で解消されるような悩みだったというだけだろ、良かったな。楽しいという感情が怖くなるほど、心の深層まで不安が到達している。そんな鈍くて鋭い不安だよ、酒程

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恋愛で初めて泣いた

恋愛で初めて泣いた

恋愛で初めて泣いた。付き合ってもないのに、好きな人にフラれて泣いた。

己の気持ちの整理のためだけに書く。

 まず、俺は過去に付き合ってきた恋人たちと、3カ月以上の関係を維持できたことがない。過去の俺は相手を肯定するフリをして女性を引き寄せ、小さな自尊心や自己肯定のためにその女性を消費していたような最低な人間だった(言葉が悪いが、本当にこんな感じだった)。その行いは直接指摘されずとも、健康で自他

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蜃気楼を観て思ったこと

蜃気楼を観て思ったこと

ライブで泣いたのは初めての経験だった。
俺が中学2年の時から、つまり8年間ぐらいサカナクションを追っているが、フロントマンである山口一郎が弱音を吐いたところを見るのは初めてだった。(大前提として、彼は2年前にうつ病を発症して以来サカナクションとしての活動を休止しており、今回のツアーも”サカナクション”としてではなく”山口一郎”としてのものだ。)
ほんわかムードでおもしろトークをした後、急に沈黙を挟

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2024 目標

2024 目標

死なない

自己肯定する/自己承認する

相手の考えを理解しようとする姿勢をとる

写真をいっぱい撮る

モーションかロゴのどちらかをやる

仕事する

体重を増やす

1. 死なない

正直どうなるか自分でもわからない。
1/13と14にライブがあるのだが、今はそれまで生きてたらいいかなという感覚。ライブが良すぎたら次のライブを観るために生きていくことを決めるかもしれないし、しないかもしれない。

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