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夜風を好きな人に悪い人はいない
寝付けない時、よく夜に散歩をする。蠢いていた考えを鎮めるため、夜風に当たるため、もしくは一人だということを実感するため。この時期の夜は気温と風がとても心地よくて、それだけで心が凪ぐ。自分の部屋だとちょっと静かすぎるけれど、外だと夜の音がいい感じに心のノイズを消してくれる。月が出ている日は必ず月が隠れない散歩ルートを選ぶし、曇りで月が見えない日は少し残念に思う。ちなみに三日月だった時が一番うれしい
もっとみるサカナクション”turn”が最高だった話
文中、セトリに言及するパートがあるのでこれからライブに行く予定がある方はブラウザバック推奨。
興奮が冷めやらぬうちに書き留めておかねばならないだろう。サカナクション復活アリーナツアー”turn”についてだ。私が行ったのは4/21の幕張2日目。
とにかくサウンドの迫力が凄まじかったのと、5年(本人がステージ上でアリーナは5年ぶりと発言)のブランクがあったとは思えない、エネルギーに満ち満ちたパフ
あの人に送らない手紙
あの人との関係が終わった話を他人に話そうと思っていないことに驚いた。私だけの思い出として大事に撫でたいわけではない。きっと解決させたくないのだ。「あの時は私が悪かったのかな」なんて思いたくはない。それは内省とは別の話。パズルのピースがぴったりハマっている状態が絶対的な正常だとは思わない。ぐちゃぐちゃになったものでも、保存して、慈しみたい。
過去はどう足掻いても過去で、今この瞬間にも思い出は美
ありのままの自分でいるということ
はじめに
これを書いている現在(2024/3/22 午前1時50分)、激しい動悸がしている。
最近、人間との接し方の意識を大きく変えてくれた人(以下A)との衝突があって、その関係は終わりを迎えてしまったけれど、自身について考える良いきっかけになったので、思考の整理としてつらつらと書き連ねていこうと思う。
私は好きな人のためなら本心を隠して相手の求めるように振る舞ってしまう性格だった。それが
作為性を疑う網をかいくぐって、僕の心の一番無防備な場所に触れてくれた作品、「怪物」という映画です
2024.1.28 雑記『服と本』
激しい口の渇きと喉奥の痛みで目が覚めた。現時刻は朝の11時50分。昨夜最後に携帯の待ち受けを見た時が20時だったので、累計16時間近く寝ていたことになる。普段はどんなに長くても10時間を超えない。こんなに寝たのは最近処方された薬の所為だろう。今日は日曜日だし、もうちょっと寝てから起きるかと思った矢先、寝起きの耳を鋭く差すようなインターホンの音が流れた。一昨日メルカリで買った服が届いたようだ。密か
もっとみる俺はメンヘラである。激重である。
俺はメンヘラである。激重である。 特に自分から好きになった人に対してはその傾向が強く出るようだ。 前の彼女もそれが原因で別れた(と俺は思っている)し、恋愛面に限らず、日常会話でも余計な傷を負う羽目になっている。認知が歪んでいるのだ。
多角的なものの見方が出来ない。物事の一面のみを強く捉え(しかもそのほとんどが本人にとってネガティブな捉え方である)、それが行き過ぎるとありもしない罪を自ら作り出し
24.1.25 心療内科
久しぶりに外へ出た。1月にしては高めの気温で、8℃だそう。しかし玄関のドアを開けた瞬間「さむっ」と言ってしまった。言葉は心より先にやってくる場合もあって、その言葉がネガティブな場合、心までそれに引っ張られてしまう。よって、モチベポイントマイナス1。
エントランスの扉を開いて、ここからが本物の外の世界。太陽が眩しい。陽光が顔を照らす。先ほどのマイナスを取り返すように「あったけぇ~」と呟いた。
感情を言葉に当て嵌めるとき
人間が言葉を使うとき、その人にとって一番適切と思われるワードを状況によって使い分けるが、その状況と言葉が100%ぴったり一致するわけではない。
例えば恋人にフラれて「悲しい」、親が死んで「悲しい」。
どちらも大まかな感情は似ているが、その機微までは伝わってはこない。
親が死んだ経験をした人間は、その時の感情を思い出す。
その経験がない人間は、そもそも悲しみの感情すら湧いてこないかもしれない。
こ
生きている価値って何だろう。そんなことを考え続けたら人はついに殺人の権利を手に入れるかもしれないね。
蜃気楼を観て思ったこと
ライブで泣いたのは初めての経験だった。
俺が中学2年の時から、つまり8年間ぐらいサカナクションを追っているが、フロントマンである山口一郎が弱音を吐いたところを見るのは初めてだった。(大前提として、彼は2年前にうつ病を発症して以来サカナクションとしての活動を休止しており、今回のツアーも”サカナクション”としてではなく”山口一郎”としてのものだ。)
ほんわかムードでおもしろトークをした後、急に沈黙を挟