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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2023年7月の記事一覧

理不尽へ

理不尽へ

直近で怒りを懐いたことがあって、自分は一体なにに対して怒っていたのだろうと疑問に思いました。

人間関係の中で怒りが湧き出てくるのですが、その感情が揺さぶられる出来事には自分の大事にするものが関わってきます。自問を続けていると、僕は理不尽さを目の当たりにすると、強く波打つことがわかりました。

未熟や失敗は人間ですから多々あります。けれど毎回違うことを言ったり、都合の良いことだけを言ったりするのは

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助けを借りること

助けを借りること

昨日観たプリズン・サークルの映画が、まだ自分の中で余韻を残しています。

僕達は、自分では自分のことをわかっていると思っています。 けれど、自分がなぜ行為するのか、発言するのかということを本当はわかっていないのでしょう。

自信を持っていた一言ですら、素朴な疑問で容易く揺らいでしまう。それはわかっていなかったから。あるいは、目を背けていたから。

ただ、それって別に犯罪をしてしまった人に限った話じ

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プリズン・サークル

プリズン・サークル

「プリズンサークル」という映画を観ました。

受刑者たちが対話を通して、自分の過去と向き合う物語。

素敵という表現が相応しいのかわからないけれど、全ての人にとって必要なことが語られていると感じました。

まだ言葉にならないし、言葉にしようとするとネタバレを含んでしまうので、自分だけの振り返りを書こうと思います。

せっかくやるなら

せっかくやるなら

人手が足りない。 そういう話をよく聞きます。ニュースでもそうだし、つい最近もその手の話を身近なところで聞かされました。

入ってきてもすぐに辞めてしまう。続かない。

そういう人達の口から毎回出てくるのは、「自分はこんなに頑張っているのに」というニュアンスの台詞です。

そんな想いが吹き上がってきたら、きっと自分(達)が変わる時なのでしょう。頑張っているのに改善されないのは努力の方向性が間違ってい

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理解できない事象

理解できない事象

暑い中、道を歩いていたら警察官と男の人が揉めていました。

どうやら男性はネズミ取りに引っかかったようで、それが気に入らず食ってかかっていました。

警察の方も大変だなぁと思いながら通り過ぎた時に、そのやりとりの一部始終が耳に入ってきました。

「そりゃあ、俺も悪かったけど、他の奴もちゃんと取り締まれよ」
「やってます」
「やってないだろ」
「やってます」

僕は思わず顔を上げて、そちらを見

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交渉

交渉

交渉をする機会がちらほらあるのですが、その度に少し気が重くなります。

こちらがオープンな気持ちでいたとしても、相手側がいかに自分の利益を最大限にするか、という姿勢で来られると、なかなか神経をやられます。だからと言って、自分の身を切りながらやるのも違う話です。

そういえば、交渉についてはあまり学んでこなかったなと思います。教育現場でディベートをやることを奨励する人は結構いるけれど、交渉について積

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選択の気持ち

選択の気持ち

どうしても読みたい本ができて、すぐに読みたいからと思って本屋をはしごしたけれど、どこにもなくてamazonで注文しました。

著者は知名度もある人なので、マイナーな本ということでもありません。本屋で買いたい気持ちはあるのですが、取り寄せるのであれば、自分の家まで届けてくれるところになってしまいます。

応援や支持をする気持ちがあっても、多くの人がその気持ちだけで選択をするわけではありません。

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堂々巡り

堂々巡り

なんだか目まぐるしく色々な物事が進行していて、あわあわしているうちに時間だけが過ぎていってしまっている気がします。

こういう時こそ目の前のことを1つずつ片付けていくことが大事。焦る気持ちを落ち着けて、できることに取り組んでいく。

もしかしたら、そろそろ自分1人で難しいことは人を頼ることを始めてもいいのかもしれません。ただ、そのためにはなにを頼り、なにを自分でやるのかをはっきりさせる必要もあり、

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とんでもない悲鳴

とんでもない悲鳴

暑すぎるので、クーラーを入れようとしたら、室外機から入ってこようとしていたであろうGが、僕の胸に落ちてきました。

大の男がとんでもない悲鳴を上げました。

その後格闘の末、退治には成功しましたが、本日は精神的な深刻なダメージを負ったことにより、寝込んでいます。そのため、本日の更新は以上です。

現場からでした。

相応

相応

相応という言葉があります。そこでは必ず自分以外に他者がいて、「あの人は私にふさわしくない」とか言いますし、年相応の格好をしろなんてことも言います。

でも、なぜふさわしくないといけないのだろう? と思います。

僕の祖父は綺麗なくらい全部が白髪になり、亡くなるまでふさふさでした。その遺伝の影響か、僕は10代の頃から白髪があります。

「あっ、白髪」 という謎の引っかかりで始まるやりとりに恥ずかしさ

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サボる

サボる

とんでもない暑さの日が続きます。

そのせいか、体力が持っていかれています。疲れを感じた時はとにかく寝るに限ります。

そんなわけで今日はさっさと寝ます。おやすみなさい。

呼び方1つ

呼び方1つ

よくわからない慣習で、教育関係ではお互いのことを「〇〇先生」と呼び合う風習があります。

少し教育関係の仕事もしていると、同じ呼ばれ方をされることがありますが、いつもむず痒くなります。

ただ、その感覚を覚えると安心します。 「先生って呼ばれていると自分が偉くなったように感じてしまうから気をつけなさい」 そう教えてくれたのは、僕が尊敬する方です。その言葉は今も胸に刻んでいます。

今日、仕事の関わ

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たまたま

たまたま

7・8月はもっと時間があるかと思いきや、想定外の仕事や予定がどんどん入ってきて、今日カレンダーを見たら毎日なにかしらの予定が書かれていました。暑さと疲労で倒れてしまわないように気をつけたいと思います。

小さい読書会を継続的にやっているのですが、昨日申込を開始したら1日で満員になりました。
嬉しさよりも驚きました。 事前に知名度がある人を除けば、人を集めることは決して簡単ではありません。かつて頑張

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理想と現実は一致しないのがいい

理想と現実は一致しないのがいい

この週末の間に仕事の話がいくつかあり、びっくりしています。

自分は別になにかを大きく変えたわけではないのに、突然大きな話が舞い込んできて戸惑いもあります。

理想と現実というのは、常に理想が先行していて、現実がそれに追いすがるのだと思っていました。
しかし、現実が追い越しそうな勢いになっています。ただ、2つがぴったり重なることはないのでしょう。

けれど、それがいいのかもしれません。
理想と現実

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