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相応

相応という言葉があります。そこでは必ず自分以外に他者がいて、「あの人は私にふさわしくない」とか言いますし、年相応の格好をしろなんてことも言います。

でも、なぜふさわしくないといけないのだろう? と思います。

僕の祖父は綺麗なくらい全部が白髪になり、亡くなるまでふさふさでした。その遺伝の影響か、僕は10代の頃から白髪があります。

「あっ、白髪」 という謎の引っかかりで始まるやりとりに恥ずかしさとわずらわしさを覚えて、白髪染めを始めたのは20代前半でした。

白髪というのは、若さに相応しくないのでしょう。ただ、白髪染めをいつまで続ければ良いのでしょうか?

40とか50になれば違和感はなくなるでしょう。でもふさわしさのために白髪染めを止めるというのも変な気がします。

案外慣れの問題なのかもしれません。最初は相応ではなかったとしても、それを続けていけばいつかはふさわしくなってくるのであれば、いつ止めてもいいのかもしれません。

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