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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2019年12月の記事一覧

2019年の振り返り

 せっかく最終日なので、2019年を振り返っておこうと思う。

 一言で言うならば、「進歩」だ。新しく始めるよりもこれまで継続してきたことが一段階ステップアップした印象。責任や影響力が増えた。それによる戸惑いも感じている。

 これまで僕がぶつかっていた壁は「なぜできないのか?」「どうやったら続けられるか?」だった。その問いは「どうしたら人々に受け取ってもらえるか?」に変わった。

 これまでの僕

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364日目

364日目

 ご飯がしっかり食べられるのは本当に素晴らしいことですね。インフルエンザ明け(外出禁止令中)の人です。

 年末は時間をかけて本を読んだり、買い物に行ったり、来年への準備として取り組んだりするつもりだったのに、体調不良で全部吹っ飛びました。まずは回復に努めながら読書には手をつけたいです。

 自分の立てた計画通りには、全くいかないものですね。しかも、遅延していくのではなく、予期せぬ要素によって計画

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失敗も成功も規定しない優しさ

失敗も成功も規定しない優しさ

 ようやくインフルエンザの熱が下がり、まともに立ち歩けるようになったものの、相変わらず咳と軽い頭痛が残っている。3日間で50時間近くベッドの上にいたと思うので、平衡感覚がおかしくなってしまったのか、フラフラとしてしまう。

 とはいえ、すっかり凝り固まった身体をどうにかほぐしたくて、軽く動かしたら絶望的なまでに鈍っていた。これまでコツコツと継続していた努力が瓦解してしまった気がして、思わずため息を

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インフルエンザその2

インフルエンザその2

昨日からの流れ

 さすがに39.5℃まで上がったらもうあとは下がるだけと思うじゃないですか。
 それが40.4℃まで上がりました。意識が朦朧とするというのはああいうことをいうのでしょうね。

 人生史上初めて40℃を超えましたが、平熱からたった4℃変わるだけでこんなにも人間としての機能は落ちるのかと思い知らされました。

 健康って本当に大事。
 普段から気をつけている方だと自負していますが、余

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インフルエンザ

昨日こんなことを書いたら、今朝起きた途端に身体が重く、熱い。

 熱を測ってみたら、38.5℃。医者嫌いだけど、これはいかんと思って、病院にかかった。結果は、インフルエンザB型。

「今年はAばっかりだったのに、B型もいるんですね。今年初です」

 よくわからないコメントをいただいた。それから一日中、ベッドでゴロゴロしている。酷い時には39.5℃まで上昇して、ちょっとまともに歩けない状態までいった

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たまにでいいんだよ

たまにでいいんだよ

 久々に肉体を酷使して、疲労困憊になっている。

 身体は普段から動かしているけれど、まだまだ無駄の多い動かし方をしているのだと思い知らされる。

 無理をするのが本当に嫌で、なるべく無理なく過ごしていたい。だらけたいわけではない。労力に対する対価が「ちょうどいい」頑張りがしたい。

 ただ、そんなこと簡単にできるはずもない。だから、たまにこうやって無理をしてみたり、逆にサボって消化不良になってみ

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距離感を意識する

距離感を意識する

 昨日、落語を見に行ってきた。

 内容自体はとても楽しく笑っていた。ただ、会場が広く僕の席からは落語家さんの身振り手振りもしっかり見えないような状態だった。そのせいか、なかなか噺に集中できない。

 しまいには、眠くなってしまい、一時的に寝てしまう場面があった。

 改めて距離感って大事だと感じた。あくまでも物理的な距離感の話。1対1で話すにしても、遠ければ真剣な話はしづらいし、近過ぎれば居心地

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誤解される振る舞いをまずやめる

誤解される振る舞いをまずやめる

 よく誤解されるのは、誤解されやすい振る舞いをしているからだ。
 だから誤解されたくなければ、それを修正すればいいのだ。

 僕は喋らなくていいならば喋りたくないので、しばしば黙っている。
 すると、「思慮深い人」という印象を持たれる場合がある。ある程度仲良くなってから教えてもらうのだけど、見当違いも甚だしく、黙っているだけで特に考えていない。たまに話を振られても、深みのある発言もしない。

 ま

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自分が直接関係ない立ち回り

自分が直接関係ない立ち回り

 ある集団において、問題が起こると関係性が拗れる場合がある。

 当事者同士はもちろんだけど、両者の空気感は直接関係のない人をも巻き込む。そうして全体的に、ギスギスした雰囲気に侵食されていく。結果、有名無名問わず、バンドは音楽性の違いで解散する。

 この時、立ち回りの難しいのは直接関係のない、集団のメンバーだ。全体の問題であれば全員で話し合いを設けられるが、個人的な衝突の場合は、下手に首を突っ込

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「もっと」の呪文

「もっと」の呪文

 改善に終わりはない。
 だから、「もっとやれるはず」の呪文は永遠に続く。ただ、そのサイクルに飛び込んだことのある人はわかるが、消耗していく。できうるかぎりの工夫をした後に、自分を削り始めるからだ。

 だから、呪文を変えるべきだ。
 今日、新しい呪文「もっと喜ぶ人が増えるように」を聞いた。この呪文のすごいところは人々の喜びを基準にしているだけじゃない。
 下手に己を削って消耗していけば、自分はも

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割る力

割る力

 余裕を持って生きていくためには選択肢をたくさん持っておくことだが、そのためには割る力が必要なのかもしれない。

 やたらと過激な発言をする人がいて、その人の言動をじっくり観察していたら、その人はいつも二者択一だった。

 ○か×かだ。
 たとえば、敵か味方しかいない。他者について語る時、絶賛するかこき下ろすのかどちらかだ。よって、感情の起伏が激しく見える。そして、その人自身の体調も好不調がはっき

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別れは伏線

 年末は別れの時期だ。
 年の瀬は、様々な区切りとして、とてもいいタイミングだからだろうか。

  2つの別れが立て続けにあった。今まで当たり前にいた人が、もういなくなる。とても不思議な感覚で、未だに慣れない。いや、慣れないでいいのだと思う。

 それはつまり、「別れ」を記号化された儀式と思っていないからだ。Aさんとの別れを経験しても、Bさんとの別れは初めてだ。だから、慣れるはずがない。

 2つ

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やりのこし

やりのこし

 2019年も終わりが近づいてきた。

 ひたひたと近づいてくる2020年の足音を聞いて、ふとやり残したことを意識した。決着をつけなくても、来年は勝手にやってくるだろう。けれど、今年中に清算しておけば、気持ちよく年明けを迎えられる。

 2021年以降の身の振り方を決めておかなくちゃ、いろんな人に迷惑をかけてしまう状況に陥っている。だから、年末までに決めておかなくちゃいけないなぁと思っている。

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言葉をやりとりしたいんじゃない

言葉をやりとりしたいんじゃない

 以前、相手の話している内容が理解できない出来事があった。
 自信満々に、詰まる瞬間もなく喋っているのに、なぜか相手の話を聞いていると釈然としない。自分の思想と違うとかではなく、なにが言いたいのかわからない。
 不明点を質問をしても、聞けば聞くほど首を傾げてしまうので、自分の理解度や体調が悪いのかと思って処理していた。

 つい先日、その人と再び会う機会があったら、また同じ状態に陥ってしまった。

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