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#小説
無名夜行 - 三十夜話/25:ステッキ
うららかな陽光が降り注ぐ、『こちら側』に似た『異界』の公園。ベンチに腰掛けたXは、ぼんやりと虚空に視線を彷徨わせていた、が。
「あなたも魔法つかいになりませんか?」
不意にひょこり、とXの膝の上に上ってきたのは、犬とも猫ともつかない、ふわふわもこもことした不思議な生物だった。生物というよりぬいぐるみ然としているそれは、けれど確かに生物らしく瞬きをして、小さな口をぱくぱくと開閉させて喋ってみせる
英一がやり残した中庭のゴミ集め。
ボクがやった。全部。スーパーの袋を使って。杣川さんに申し訳ない。女の子が、家に来る時、汚いところには、上げられない。英子さんは、今頃、キノックスに出勤中だろう。杣川さんは、午前10時。もう1回ぐらい、掃除をしておく。玄関も、もう1回やった。外は、木枯らし。寒い。今日は、午前9時から、スーパーに買い物に行く。今日が、金曜日だから、来週月曜日までの4日分の食料品等の買い出し。杣川さんは、キュートなお
もっとみるご飯を炊いておきます。
夕食時、ラッシュ。今日も、チャーハン。適当で良い。コロナなんだし、お金がない。もしくは、ラーメン、カレーなど。適当に済ませられる物を作る。あの方の飯作りが大変なのだが、やるしかない。今から、台所です。ご飯を仕込みます。その後、部屋。小説。時間まで、ゆっくり。再度、note更新です。ではまた。
中庭と座敷周りの集塵。
集塵機で、粗方、完了。次やるのは、秋頃で良いかな?秋の初め頃。隣のオヤジはお出かけ。ボクがやった。ところで、あの病院だけど、異様に、枢軸が多い気がする。森、小田、西村、山下、谷口、牟田など……。はっきり言って、嫌われ者。まあ、別に、今日行った時も、大して、良い扱いは受けなかったし、別に、嫌われてるんじゃないの?集塵機は、裏2階に仕舞ってある。炎天下で、1時間でも、作業すると、汗ブルブル。もうすぐ
もっとみる泣いた、泣いた。
『世にも奇妙な物語』にあった、『栞の恋』である。これを見て、泣けない人間とか、人非人であって、我々の祖先でも、特攻隊とか、戦地に赴かれた方がおられたからこそ、今の日本がある。URL貼っておきます。https://www.youtube.com/watch?v=DaCvogsvUGA
これで泣けない人は、実際どうかしている。日本を壊したい勢力の人間は何とも思わないのだろうが、これは実際、尋常じ