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誰でも書きたい気持ちになる魔法の文章術5選

「文章を書きたいけど、中々一歩を踏み出せない」わかります。今でこそnoteの更新を頻繁にしている私ですが、ここに至るまでの道のりはとても長いものでした。

理由は単純です。「書くのが恐かったからです」

文章は誰に読まれるかわかりません。ネットという広大な海の中には、穏やかな魚もいれば、気性の荒い肉食の魚もいます。

「書いたものを面白いと思ってもらえるだろうか」「アンチコメントが来たらどうしよう」など、書く前に余計なことをあれこれと考えてしまい、結局ブラウザを閉じてしまう毎日でした。

今回、そんな私文章を書くきっかけになった書籍を紹介すると共に、書籍に書かれている印象に残った部分を深堀りして紹介していきたいと思います。

今回は文章に関する話題に焦点を当てようと思います。本書に書かれている文章術は他の文章術の書籍に比べ、より読者に寄り添う形で書かれているので、とても参考になりました。


参考書籍


中学生にもわかる文章を書く

文章を書くときは「中学生でも理解できるか」を基準にしましょう。専門的な言葉ばかり使うと読者に届かなくなってしまいます。

そもそも言葉というものは本来、人に伝えるために使われるツールです。よくわらない漢字の羅列や、カタカナなどを使っても、幅広い層に伝わりません。

特に有名人やインフルエンサーでもない人がわかりにくい文章書いてしまってら、ますます誰の目にもとまりません。

簡単な言葉を使うとは思考することです。文章を書いていく中で、どうすれば相手に伝わりやすいかを常に考えるようにしましょう。

自分がわかる事は相手もわかると思ってはいけない

文章を書くときは「相手は自分が思っている以上に何も知らない」ことを意識しましょう。

媒体にもよりますが、文章はどこの誰がみているかわかりません。自分では当然みんな知っていると思っている知識であっても、読者はそれを知らなかったということがあってもおかしくないのです。

なるべく広く文章を届けたいのであれば、読者に疑問を抱かせない工夫が必要です。そのためには
①専門用語は使わない(とくに横文字)
②固有名詞には必ず説明を入れる

思い込みを捨て「このことについて何も知らない人にはどうしたら届くのだろう」と考えるようにしましょう。


過去の自分に向けて書く

過去の自分に、もしくは身近な誰かを想定して書くことで、届きやすい文章に仕上がります。

WEB記事は多くの人に呼んで貰うためのテクニックが存在します。
例えばペルソナ設定。文章を書く際にどういった層に届けるのかを、あらかじめ想定して書くというものです。

他にも「ラッコキーワード」と呼ばれる検索ツールを使って、どんなキーワードが検索されているのかを知り、そこから逆算して記事を作るなんて方法もあります。

確かに人は集まりやすくなりますが、正直言ってめちゃくちゃ面倒です。

特に私のようなNote初心者は、書く前にこれだけ準備が必要だと思うと、それだけで書く気が失せてしまいます。

また多くの人に読んで貰うことを想定した記事というのは、逆を言えば特定の人には刺さりにくい記事となってしまうため、全体的にふんわりとした、要領を得ない印象を与えてしまいます。

過去の自分や友だちに「この前読んだ本にこんなことが書いてあってさ~」と気軽に話かける気持ちで文章を書くように意識してみましょう。特定の人を思う浮かべるだけで、文章にメリハリが付き、誰かに刺さりやすい文章ができるはずです。

この本の中でも特に好きな考え方です。私はNoteを始める数年ほど前からアカウントをもっていました。何度か記事を書こうと思っていましたが「多くの人に読んでもらわなきゃ意味がない」と考えていたので、そういった勉強ばかりをしていて、中々記事を書く気がおきませんでした。

公開している記事である以上、人に読んでもらうのはもちろん嬉しいことです。しかしそれ以上に自分を楽しませることが大事なんだなと感じました。

書き手が見えてくる文章を心がける

誰でも書けそうな文章というのは本音が見えにくいです。これでけメディアが発達した現代においては、何が書いてあるかよりも、誰が書いたかが重要になってきます。

多くの文章関係の本が出版されています。上手な文章を書くことはもちろん大切ですが、まずなによりもあなた自身が物事をどう感じ取ったのかを伝えることが大事なのです。

いわゆる「書き手の本音」という奴です。あなたから見た世界の景色をありのまま表現してみてください。それは誰にも真似できない、あなただけのものです。そういったものに、人は魅力を感じるのです。

ヘタでも発信できた時点で勝ち



まとまりのない下手くそな文章でも、投稿した時点で一歩前進できます。またヘタであっても熱量が伝われば、きっと読者の胸に届くはずです。

誰かに読んでももらいたいのなら、少なくとも「ちゃんと世の中に公開した」側の人間になる必要があります。なのでたとえヘタだとしても、躊躇する必要はありません。

とりあえず書き切ったら、公開するクセをつけましょう。投稿していうちに度胸がついていき、文章力自体も向上していきます。それがさらなる自信に繋がっていき、質の良い記事が書けるようになります。

「まとまらなくてもヘタクソでもよくないか?」というのがわたしの持論であり結論です。

この文章にとても心を救われました。どんな文章が相手に刺さるかはわかりません。

実際、私は4月にnote始めて現在まで28記事投稿していますが、一生懸命書いたものがそんな読んでもらえなかったりします。逆に適当にスラスラ書いたものが、意外と読んでもらえたりもします。

Noteの人口は500万人もいるのです。これだけいるならどんな文章であっても良いと思ってくれる人がいるはずです。

それなのに「なんかまとまりのない変な文章だからやめておこう」と可能性に蓋をしてしまうと、その人に届くはずだった言葉が届かなくなってしまいます。
「書くか、書かないか」それだけが、後の人生を左右する分かれ道なのです。

まとめ

文章を書くときは中学生でも理解できるかを考えて書く

思い込みを捨て、相手が何も知らないことを前提に書く

ターゲットに迷ったら、過去の自分に向けて書くことを意識する

上手な文章を意識せず、ありのままの自分を文章に載せよう

下手でもいいからとにかく出す。発信した時点で一歩前進できる。

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