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ハイヒール・モモコさんが約30年つきあっている持病の話。

「人にわかりづらい持病でよかった」
いつ訪れるかわからないめまいの恐怖を
“笑い” というポジティブ要素に変えながら、
乗り越えた30年間。
ハイヒール・モモコさんのインタビューをお届けします。

はじめてのめまいは24歳
点滴で回復したものの…

最初に不調を感じたのは、24歳のとき。フラフラっとするな、めまいで気持ち悪いなと感じて、病院へ。

自律神経の乱れやストレスなどを指摘されましたが、原因がはっきりせず何院か受診を繰り返し、最終的にメニエール病と診断
そのときは、メイロンという点滴をしてもらってすぐによくなりました。

ハイヒールモモコさん。趣味の釣りプライベート写真
趣味の釣りでは、釣ったばかりの魚を友人がさばいてくれて、すぐ食べられるのが幸せ

約30年つきあっているメニエール病。
舞台でグラグラっとして吐き気も

ですが、しばらくしてまた仕事中に気分が悪くなりました。

舞台の漫才中に嘔吐しそうになってしまったんです。

相方のリンゴに、「もうムリ! 吐きそう」って声に出さずにSOSを送って、持ち時間より早く切り上げてもらい、舞台からはけた途端、吐いてしまいました。

船酔いというか、客席が揺れている感じでほんとうにつらかったですね。点滴や服薬を続けながら、なんとか仕事をこなす日々。

スタジオ収録やロケはまだいいのですが、舞台で漫才しているときは、もしグラッと来ても支えるものがないんです。マイクスタンドをもたれかかるわけにもいかないですよね(笑)。

薬でなんとか症状を抑えていましたが、副作用ですごく眠くなるので、相方にも症状を説明して、仕事の合間に楽屋で寝させてもらっていました。

>>インタビュー【後編】
「人にわかりづらい持病でよかった」へ続く


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プロフィール/ハイヒール・モモコさん

プロフィール/ハイヒール・モモコさん

1964年生まれ。NSC(吉本総合芸能学院)1期生として入学。1982年漫才コンビ「ハイヒール」結成。『モモコのOH! ソレ! み~よ!』(関西テレビ)や『あさパラS』(読売テレビ)など、レギュラー番組多数。ベビー服からブランド物や衣装までそろうショップ「S.MOMO」を大阪にオープン。プライベートでは、2男1女の母。

「健康2024夏」号より


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