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「人にわかりづらい持病でよかった」ハイヒール・モモコさんとメニエール病。

いつ訪れるかわからないめまいの恐怖を
“笑い” というポジティブ要素に変えながら、
乗り越えた30年間。
ハイヒール・モモコさんのインタビュー<後編>をお届けします。

<<【前編】を読む
「何院か受診を繰り返し、最終的に…」

約30年つきあっているメニエール病。
いつまたフラつくか不安で常に薬を持参

しばらくは症状が落ち着いていたのですが、次にめまいがひどくなったのは、40歳ごろでした。

今思えば3人目の子を出産して育児は超バタバタ、新番組スタート、相方がちょっとお休みした時期もあったり、マイホームを買ってそのローンもあったりで、精神的にしんどかったのかなと思います。

あるとき、家の中がめちゃくちゃ揺れて見えたんです。娘(当時0歳)と家でくつろぐ幸せなときだったのに、グラグラ〜、グワングワンッと。

「うゎ、またメニエール!」と思いましたね。

ピーンとかウーンとか耳鳴りもひどくて…。まわりの音や声は聞こえるけれど、遠くでずっと目覚まし時計がなっているような感覚です。

すぐに受診して、再びメニエール病と診断されました。そこからなんと約10年間、めまいとの葛藤は続きました。

50歳を超えたあたりから、少しずつ症状はおさまりました。ですが、今もいつまたグラグラっとくるかはわからないので、薬は常に持ち歩いています。

59歳でゴルフを再開しました

「人にわかりづらい持病でよかった」

メニエール病は人にはわかってもらいづらい病気なので、つらくても周りにはわかってもらえないです。

ですが、私はもともと人に気をつかわれるのがとても苦手なタイプ。「大丈夫?」と心配されたくないので、人に知られにくい病気でよかった!とポジティブにとらえています。

歌舞伎鑑賞は着物ルックで、月1回が目標

『健康 2024夏』号より


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プロフィール/ハイヒール・モモコさん

1964年生まれ。NSC(吉本総合芸能学院)1期生として入学。1982年漫才コンビ「ハイヒール」結成。『モモコのOH! ソレ! み~よ!』(関西テレビ)や『あさパラS』(読売テレビ)など、レギュラー番組多数。ベビー服からブランド物や衣装までそろうショップ「S.MOMO」を大阪にオープン。プライベートでは、2男1女の母。

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