マガジンのカバー画像

不動産相続、土地の探し方、土地の売り方、賃貸、民泊

45
相続不動産の売却方法や賃貸活用、土地を購入したいという方へ向けた内容となっている。住宅業界に25年従事し、不動産・相続専門のFP1級技能士です。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

過去にもnoteに書いてきたが、自身が抱えているであろう相続不動産について、改めて書いていきます。

相続で取得した土地や住宅にたいして、価値はないだろう、誰がこんなところに住むのか、誰も買うわけはないと「相続不動産の価値」を低く捉えている方も少なくないと思う。

半面、お金が絡むと冷静さを失う方もいます。
幼少期から独立するまでを過ごしてきて、何も問題はなかった。寧ろ、住環境が良く「価値」を分か

もっとみる
〜増える相続不動産〜近隣には空き家も、、

〜増える相続不動産〜近隣には空き家も、、

相続不動産、空き家のコンサルティングとして活動しているが、ここ最近は相続不動産の相談も増えてきた。

不動産会社からの相談を受ける事もある。もちろん不動産会社なので、皆さんプロです。
どのような相談なのか、、、
・相続空き家の処分、活用方法
・建物はまだ使えるか
・空き家特例を使いたいとの話しがある
・解体工事について
・境界の問題、解決策
・私道の問題、解決策
・近隣の問題、解決策
・ライフライ

もっとみる
~空き家特例の改正~売却前に解体・耐震改修工事をしなくても良い??

~空き家特例の改正~売却前に解体・耐震改修工事をしなくても良い??

今回の投稿は、「空き家の発生を抑制するための特例措置」、いわゆる「空き家特例」について、要点をまとめていきたいと思う。

〜 空き家特例とは⁈ 〜
被相続人である親(※1)の住まいを、相続人である子(※2)が相続した家屋・土地の譲渡(売却)にあたり一定の要件を満たした場合に、譲渡(売却)にかかる譲渡所得(売却価格)の金額から3,000万円を特別控除する。尚、相続人の数が3人以上の場合は2,000万

もっとみる
~相続登記が義務化になったことで売却を考える〜初めて知る「既存不適格建築物」とは??

~相続登記が義務化になったことで売却を考える〜初めて知る「既存不適格建築物」とは??

本日4月1日より、相続登記義務化がスタートしました。

相続登記義務化とは?については、下記の投稿を是非ご覧ください!

早速だが、タイトルの「既存不適格建築物」について書いてみたいと思う。
~既存不適格建築物とは!?~
法令改正によって、改正後の新しい規定に適合しないものをさします。
すなわち、建築(完成時)の旧法(規定)の基準で合法的に建てられた建築物であり、その後に法令改正や都市計画変更など

もっとみる