菅原賢一

会社員の傍ら、コーチをやっています。 「おだやかに機嫌よく過ごす」ことがモットーです。

菅原賢一

会社員の傍ら、コーチをやっています。 「おだやかに機嫌よく過ごす」ことがモットーです。

記事一覧

お気に入りのペンにようやく出会った話

自分にしっくりくる書き味のペンにようやく出会いました。 ぺんてるのエナージェルスターリング0.7です。ドイツで販売されているのを逆輸入で購入したのですが、気のせい…

菅原賢一
4日前
3

しんどい思いを手放すことにした

今日は月1回のコーチングの日でした。 コーチとこれまでの自分の仕事への取組み方について対話していたのですが、私は「しんどい思いをすればいつか報われる」という価値観…

菅原賢一
10日前
4

還暦を過ぎて思う

この3月に還暦を迎え半年が過ぎました。 ここまでの自分の人生を振り返ってみると、ここに至るまで「こうなりたい」という明確な目標を持つことなく過ごしてきたように思…

菅原賢一
2週間前
8

目標設定したが行動が続かないことについて

2023年12月31日をもってnoteの投稿をいったん止めていました。 発信を続けることで、なにかが得られるかもしれないという期待があったのですが、結果的に1年以上毎日発信…

菅原賢一
1か月前
7

素の自分でいること

弱い自分をみせたくない気持ちが 働くことがあります。 その気持ちの裏側には 弱い自分を見せることが怖いという 心理が隠されています。 弱い自分をみせると 周囲からど…

菅原賢一
9か月前
25

感情と信頼関係

指示したはずなのに 部下が動いてくれない。 成果がでない。 管理職によくある悩みです。 Heard ≠ Listend 指示指導した言葉を 聞いてもらえたからといって 理解しても…

菅原賢一
9か月前
6

忙しさを手放す

忙しい人に共通しているのは 目の前にやるべきことが 山積みされている状態です。 この状態は あれもこれもやらなくてはならないと 優先順位がつけられずに 対応が中途半…

菅原賢一
9か月前
5

非言語情報を意識する

メールやチャットが業務に使われることで 限られた時間で多くの人に伝えることが 可能になりました。 非常に効率が上がります。 ビジネスなんだから 必要なことが伝われば…

菅原賢一
9か月前
5

「足るを知る」には

「足るを知る」 という言葉の意味は あまり欲をかいてはいけない そこそこのところで満足しなければならない という意味だと思っていましたが ほかの意味もあって 『本…

菅原賢一
9か月前
2

自分の選択

人は日々いろんな選択をしています。 ですが、その選択は自分の意思による選択でしょうか。 例えば、同僚と一緒にランチに行こうというとき。 自分はラーメンを食べたい…

菅原賢一
9か月前
13

正義は一つとは限らない

「正義」と「悪」 片方が正義であれば もう片方は悪。 とは限らないのですね。 自分が正義だと思っていることでも 他の人はそう思っていないかも しれません。 ですが、…

菅原賢一
9か月前
2

不安を言葉にしてみる

先日、人の名前がどうしても思い出せないことがありました。 身近な人なのに名前がどうしても出てこない。 歳も歳だしとも思ったのですが 「認知症」の前兆ではないかと不…

菅原賢一
9か月前
3

いちど立ち止まる

頑張ることは悪いことではありませんが 頑張りすぎると ネガティブな感情が出てくることがあります。 頑張ってもすぐに求める結果が 出るとは限らないので 焦燥感や無力…

菅原賢一
9か月前
3

スタンスを認める

上司と部下の間で 仕事に対するスタンスの違いが あるとお互いにストレスになることがあります。 上司は 会社を成長させなければならないと 思っている場合 部下は 会社…

菅原賢一
9か月前
3

知行合一

学ぶことは楽しいものです。 私も社会人になってから ビジネススクールで 経営を学んだことがあります。 忙しい仕事の傍らで ケーススタディを読み込んで予習をしたり レ…

菅原賢一
9か月前
3

ビジョンを確認する

次から次へと降ってくる仕事。 そんな忙しい状態が続くと 仕事をするというよりは 「こなす」という感覚になります。 自分はなんのために この仕事をしているのだろうか。…

菅原賢一
9か月前
5
お気に入りのペンにようやく出会った話

お気に入りのペンにようやく出会った話

自分にしっくりくる書き味のペンにようやく出会いました。

ぺんてるのエナージェルスターリング0.7です。ドイツで販売されているのを逆輸入で購入したのですが、気のせいではなく剛性感が違います。さすがドイツ。

私は筆圧が弱いわりに、ベン軸をぎゅっと握って書く癖があります。そのためインクはさらっとして抵抗感がなく、軸はある程度の重みがあってしっかりした握り心地のペンをずっと探してきました。

高価なも

もっとみる
しんどい思いを手放すことにした

しんどい思いを手放すことにした

今日は月1回のコーチングの日でした。
コーチとこれまでの自分の仕事への取組み方について対話していたのですが、私は「しんどい思いをすればいつか報われる」という価値観をもっていることに気づきました。

しんどい思いを続けていれば、それが自分の成長につながり、いつか成果として現れるという信仰にも似た価値観です。

これはもう明らかに違うのですね。しんどいというのは自分の感情であって、その感情自体がものご

もっとみる
還暦を過ぎて思う

還暦を過ぎて思う

この3月に還暦を迎え半年が過ぎました。

ここまでの自分の人生を振り返ってみると、ここに至るまで「こうなりたい」という明確な目標を持つことなく過ごしてきたように思います。

その結果として現在に至るわけですが、これといった目標を持たずともなんとかなってきた。とりあえずここまでは。
しかし、ここから先の人生はどうなんだろう。
などと思うわけです。

それまでは、自分の人生の目標など考えたこともなく

もっとみる
目標設定したが行動が続かないことについて

目標設定したが行動が続かないことについて

2023年12月31日をもってnoteの投稿をいったん止めていました。

発信を続けることで、なにかが得られるかもしれないという期待があったのですが、結果的に1年以上毎日発信しても何も変化はありませんでした。

noteを始めるときに「1年以上毎日投稿する」という目標を決めて、その目標自体は達成できたのですが、ただ目標を達成するためだけに毎日更新することの義務感が強くなってきて、発信することがだん

もっとみる
素の自分でいること

素の自分でいること

弱い自分をみせたくない気持ちが
働くことがあります。

その気持ちの裏側には
弱い自分を見せることが怖いという
心理が隠されています。

弱い自分をみせると
周囲からどう思われるか
そのことにおびえて
無理を重ねるのは
けっこうしんどいことです。

逆に「自分は弱い人間だ」
と思えるようになると
自分の感情に正直になることができて
楽になります。

素の自分でいられると
自然に振舞えるし
自然に沸

もっとみる
感情と信頼関係

感情と信頼関係

指示したはずなのに
部下が動いてくれない。
成果がでない。

管理職によくある悩みです。

Heard ≠ Listend

指示指導した言葉を
聞いてもらえたからといって
理解してもらえているわけではないのです。

残念ながら
聞いたように見せておいて
やったふりをする

というのは
実際によくある現象です。

そのような
形だけの行動でなく
本当に心から成し遂げたいと
思って行動してもらうには

もっとみる
忙しさを手放す

忙しさを手放す

忙しい人に共通しているのは
目の前にやるべきことが
山積みされている状態です。

この状態は
あれもこれもやらなくてはならないと
優先順位がつけられずに
対応が中途半端になったり

なんで自分だけが
こんなにやらなくてはならないんだと
被害者意識がでてきたりします。

忙しすぎるとあまりいいことがありません。

そういう場合は
なにをするかというと
いったん頭のなかにあるものを
外に出してみること

もっとみる
非言語情報を意識する

非言語情報を意識する

メールやチャットが業務に使われることで
限られた時間で多くの人に伝えることが
可能になりました。
非常に効率が上がります。

ビジネスなんだから
必要なことが伝わればよいのだと
いう人もいます。

ですが
ビジネスをしているのは
人間です。

人間には感情があります。
感情を無視してビジネスを推進することはできません。

根回しを行わずに
要件だけをいきなりメールで伝えてしまい

「なにそれ聞いて

もっとみる
「足るを知る」には

「足るを知る」には

「足るを知る」
という言葉の意味は

あまり欲をかいてはいけない
そこそこのところで満足しなければならない
という意味だと思っていましたが

ほかの意味もあって

『本来、自分に備わっているものを知る』

という意味があるそうです。

自分に備わっているものとは
すでに足りているものということです。

あることが自然なことなので
それが存在することすら
気づかない。

そんなものです。

他者から

もっとみる
自分の選択

自分の選択

人は日々いろんな選択をしています。

ですが、その選択は自分の意思による選択でしょうか。
例えば、同僚と一緒にランチに行こうというとき。

自分はラーメンを食べたいという気分で
あったにもかかわらず

同僚が
「今度新しくできたパスタ屋にいってみよう」
と言ったので、一緒に行ったとします。

このとき何を食べるかについては
同僚の意思を尊重しているようですが

実は同僚の意思を尊重しようという

もっとみる
正義は一つとは限らない

正義は一つとは限らない

「正義」と「悪」

片方が正義であれば
もう片方は悪。
とは限らないのですね。

自分が正義だと思っていることでも
他の人はそう思っていないかも
しれません。

ですが、自分が正義だと思っている人は
そうでない人を排除しようとします。
なぜならば正義ではないから。
悪は排除されるべきだから。

だから争いが起きます。

相手の主張が間違っていると
断定してしまうと
その人との関係は対立でしかなくな

もっとみる
不安を言葉にしてみる

不安を言葉にしてみる

先日、人の名前がどうしても思い出せないことがありました。
身近な人なのに名前がどうしても出てこない。

歳も歳だしとも思ったのですが
「認知症」の前兆ではないかと不安になりました。

そのことを知り合いのコーチに話してみたら

「認知症になることが確定していたとしたら、どんなことが気になりますか」
と質問されました。

それを考えていたら
自分が認知症になること自体が不安なのではなく

自分が認知

もっとみる
いちど立ち止まる

いちど立ち止まる

頑張ることは悪いことではありませんが

頑張りすぎると
ネガティブな感情が出てくることがあります。

頑張ってもすぐに求める結果が
出るとは限らないので
焦燥感や無力感が出てくる。

自分は一生懸命頑張っているのに
なぜか周囲はのんびりしているように見える。

なんで自分ばかりが
こんなにしんどいのかと
被害者意識も出てくる

このような感情が出てきたら
自分を整えるタイミングです。

いったん立

もっとみる
スタンスを認める

スタンスを認める

上司と部下の間で
仕事に対するスタンスの違いが
あるとお互いにストレスになることがあります。

上司は
会社を成長させなければならないと
思っている場合

部下は
会社の成長よりも
決まった報酬さえもらえばよいと
思っている場合

そんなとき
上司は部下のスタンスに物足りなさを感じます。

自身や会社が成長するにはどう行動したらよいのか
もっと自ら考えて動いてほしいと
思っているにもかかわらず

もっとみる
知行合一

知行合一

学ぶことは楽しいものです。

私も社会人になってから
ビジネススクールで
経営を学んだことがあります。

忙しい仕事の傍らで
ケーススタディを読み込んで予習をしたり
レポートを作ったりするのは
しんどいことはしんどかったのですが

新たな気づきや学びを得られることは
とても楽しい時間でもありでした。

しかし学んだことで
自分の行動はなにか変わったのか。

趣味での学びでなければ
仕事を進めるため

もっとみる
ビジョンを確認する

ビジョンを確認する

次から次へと降ってくる仕事。
そんな忙しい状態が続くと
仕事をするというよりは
「こなす」という感覚になります。

自分はなんのために
この仕事をしているのだろうか。

この仕事をした結果
自分や周囲に何をもたらすのだろうか。

あまりにも忙しいと
こうしたビジョンが
いつのまにか色褪せていることがあるかもしれません。

そこで余白の時間。

急ぎの仕事もあるかもしれませんが
それはいったん置いて

もっとみる